気を遣っても・・・・

お母さんに喜んでもらいたくって、一生懸命計画した旅行が、口論になってしまって、

ぴちょさんの想いが、伝わらなくて悲しかったですよね。

今までにも、「相手に気を遣ってるのは、自分だけだったんだ」という思いをたくさん経験してきたのなら、
いっそう悲しい思いは大きいですよね。

こんなに頑張っても、こんなに気を遣っても相手に通じないんだ！
そんな風に感じてしまいますよね。

そして、もっと気を遣わないと相手にわかってもらえないんだ。
とか、もっと気を遣わないと私の気持ちは理解してもらえないんだ！

そんな風に感じたりしてしまうのではないでしょうか。

ぴちょさんは、十分なくらい、一生懸命やったんだと思いますよ。
それは、この文章からいっぱい伝わってきます。

どれほどの時間をかけて、宿を探して、列車をとったのか。
どんなに喜んでもらいたかったのか・・・

だから、これ以上の努力なんて必要ないと思いますよ。

ぴちょさんは、きっとものすごく愛情深い方なのでしょうね。
でも、周りには、ぴちょさん以上に愛情深い方はいないのかもしれません。

そうすると、ぴちょさん周りの人はほどの気配りが出来たり、
ぴちょさんのような愛情表現を上手に出来る人はいないんだと思います。

だから、いつもぴちょさんだけが、気を遣っているように感じてしまうのかもしれませんね。

そして、もっともっと努力しなくちゃ！
と言う気持ちがいっぱいになって、努力するけど、相手に受け取ってもらえない。
それは、もう、どんなに辛いことでしょう。

まして、その経験がいっぱいだったら、ぴちょさん自身が、自分のことを否定してしまうかもしれません。
そんな悲しいことってないですよね。
そりゃぁ、感情だって爆発してしまいます！

ぴちょさんのいっぱいの痛みが、詰まっているのですから。

でも、どこからどう見ても、ぴちょさんは一生懸命やってきたのですから、
まず、そんな「一生懸命やってきた自分」を認めてあげてもいいのではないですか。

そして、こんな風に考えてみてはどうでしょうか。

周りの人は、愛情を受け取るのが上手ではなかったり、
愛情を表現するのが上手ではないのかもしれませんから、
どんな方法なら伝わるかな。と

こんな目で見てみてくださいね。

そして、最後には口論してしまったかもしれませんが、最初は穏やかに仲良くすごせた時間。
そこでは、お母さんも喜んでくれていたのではないでしょうか。

ぴちょさんが完璧に努力したので、お母さんもついつい、甘えてしまったのかもしれませんね。

ぴちょさんは、もともと、誰かに気を遣うことは上手なのですから、
あまり、頑張りすぎずに、楽しんでやってみると余裕が出来て、いいのかもしれませんね。

まずは、ぴちょさんがやってきた今までの努力全てを、ぴちょさん自身で
いっぱい褒めてあげて下さいね。

ご相談ありがとうございました。