相談者名 | ソラ |
こんにちは。22歳の女性です。 私の悩みは、自分の中にある愛情の上手い解放の仕方がわからない事です。 私は中学の時に好きだった男の子に、それはそれは無邪気に好き好きアピールをしていました。 その代わり、漫画やゲームの中の恋愛にどんどんのめりこむようになりました。 ここのサイトを読み始めてから、自分が恋愛するなんて気持ち悪いと思いながらも、きっと私は現実も2次元も関係なしに「恋愛」というものが大好きなのだろうなと気付き始めました。 こんな私ですが、現在1年半ほどの彼氏がいます。 | |
カウンセラー | 馬渕瑛子 |
ソラさん、初めまして。馬渕瑛子です。担当させていただくことになりました。よろしくお願いします。 遠距離恋愛中の彼、のめりこんでしまうと寂しくてたまらないから、そうならないようにブレーキをかけている。 それは、深層心理の中では、ソラさんが、誰かと本気で恋愛をすることを恐れているということを表します。 中学の時に好きだった男の子が言っていた一言が原因で引っ込み思案になってしまったのも、自信がなくなってしまった原因の一つではあると思いますが、何気ない一言に反応してしまうほどソラさんは繊細で傷つきやすくて、でもそこまで誰かのことを好きになれる、とってもピュアな女性なんだなと思います。 だからこそ傷つきたくない。傷つくと辛いですものね。だからどうなるか分からない現実世界の恋愛では、心にブレーキをかけざるを得ない遠距離恋愛を無意識のうちに選び、その代わりに二次元世界の、絶対にソラさんの愛が壊されることのない安全な世界に身を置いていらっしゃるのではないかと私は感じました。 ここで重要なのは、今、二次元の世界で感じていらっしゃる愛情の大きさがソラさんの本来持っていらっしゃる愛情の大きさだったり、恋愛が大好きだという気持ちの大きさだということです。これを本物の彼氏さんの前でも発揮するためには、怖れを乗り越えてソラさん自身の愛情に自信を持つことが必要です。 彼氏さんは、二次元の中の登場人物、本物の人間の自分と比較対象になるわけがないのにもかかわらず、それなのに嫉妬しているのです。それだけソラさんのことが好きなんです。ソラさんは愛されているんです。女性としての魅力があるんです。 ソラさんはご自身のことを、ゲームや漫画が好きなオタクだと卑下されていますが、趣味志向なんて人それぞれ。好きになれるものがあるって、ハマれるものがあるって、素晴らしいことだと私は思います。漫画やゲーム世界、架空のキャラクター同士の恋愛話を考える癖。特に女の子なら誰にでもあります。女の子は、そうやって、小学生の頃から恋愛をお勉強しているのですから。オタクになるくらいソラさんは、恋愛のお勉強をなさっているんです。どうかご自分に自信を持ってくださいね。 何かお役に立つことができましたら幸いです。 |