好きになるのは…

今日ご相談したいのは、私を大事にしてくれない（くれなさそうな）人ばかり好きになってしまうことについてです。
共通点を挙げていくと、人目をひく外見で、同性異性を問わず人気者で、自信家（自信過剰もあり）です。
私に好意を持ってくれる人には、なぜか興味がわきません。
一度も、幸せって思える恋愛をしたことがありません。
何が原因なのか、どうしたらこの悪循環から抜け出せるのか。
どうかお知恵をお貸しください。
よろしくお願いします。

自分を大事にしてくれない人ばかりを好きになってしまうんですね・・・。
そしたら、確かに幸せを感じられる恋愛には疎遠になりそうですね・・・。

私としても、すごく興味のある分野ですから、わくわくしながらお話を進めて行きましょう。

さて、“自分を大事にしてくれない人を好きになる”と言うことは、イコール、
“幸せになれない相手を選んでいる”とも言えるわけですよね。

なぜ、幸せになれない相手を選ぶのか？と言えば、心の中に、“自分は幸せになってはいけない”と、
幸せになることを許していない自分がいるわけです。

なぜ、自分が幸せになることを許せないのでしょう？

それにはいくつかの理由が考えられます。

１つめは、強い罪悪感がある場合。
例えば、過去に自分が酷く傷つけた人がいたとしましょう。そうすると、私達は、その人が幸せになるまで、自
分が幸せになることを許せなくなってしまいます。
それが罪悪感の罠というものです。
別れ話の後に「彼女が幸せになるまで、俺は彼女を作らない」なんて言ってる男性の話、聞いたことありません
か？

この場合は、その罪悪感を手放すべく、自分を許すプロセスが必要になってきます。

２つめは、近くに幸せになってほしいのに、幸せになってない人がいる場合。
例えば、お母さんが幸せになって欲しいと願っているのに、全然その気配が無く、むしろ、どんどん不幸になっ
ていくように見えると、自分が幸せになることが、お母さんを見捨てるように感じられてしまう場合があります。
そうすると、お母さんが幸せになったら自分も幸せになっていい、という呪文をかけてしまうのです。

この場合は、自分が幸せになることがお母さんの幸せになることに気付くことが大切です。

３つめは、無価値感派とも言えますが、自分が幸せになることが信じられない、そんなことはありえない、だっ
て・・・という場合です。
この「・・・」には「お母さんやお父さんだって私を愛してくれなかった」などの文言が入ります。
愛されなかったことを理由にして、自分の幸せを遠ざけてしまっている、とも言えますね。

この場合は、お父さんやお母さんを受け入れ、許し、そして、自分が大人の女性になることを許す必要がありま
すね。

・・・とまあ、ざっくりとだけだけでもこれだけ考えられますね。

また、一方で、さえさんはもう一ついい情報を書いてくださっていました。
「人目をひく外見で、同性異性を問わず人気者で、自信家（自信過剰もあり）」という人ばかりを好きになる、
というところですね。

私達が誰かを好きになるのは、多く、自分との違いが魅力的に映るからなんですね。
つまり、お互いの違いがロマンスを作り出すんです。それで、一般的には男性は女性に、女性は男性に恋をする
わけです。

そういう点から見ると、さえさん、ちょっと自分を振り返ってみてください。

・外見にコンプレックスはありませんか？私なんてどうせ選ばれない、と感じるに十分な。

・人目を気にしたり、人の顔色をうかがってしまうところはありませんか？

・自分の自信が持てず、引け目を感じることはありませんか？

もし、心当たりがあるのであれば、そんな自分を癒し、成長さえてあげることが目標かもしれません。

自分の外見を受け入れ、愛し、魅力を見つけ、そして、人を愛し、自分らしさを取り戻し、自信を付けていく、
そんなプロセスが有効かもしれませんね。

もし、機会がありましたらその目的でカウンセリングも使ってみてくださいね。
魅力磨き、成長のプロセスを早めることができると思いますから。

では、参考になりましたら、幸いです。
ありがとうございました。