相談者名 | N |
24歳、女性、無職です。文章力がないので、わかりにくいかもしれませんが、相談させてください。 私の悩みは「自分らしさ」がないことです。誰かに「どう思う?」と聞かれても答えられない、趣味のような好きなこともない、何かに夢中になったこともない、好きな人もできたことがない、ほんとにつまらない人間なんです。 小さいころから人の目ばかり気にして、自分がどうしたいのかということを考えずに常に受け身で生きてきました。特にその傾向が強くなってしまったのは、小6の時の転校がきっかけだと思います。とにかく人に嫌われたくなくて、友達がほしくて、人に嫌われないようにすることが第一でした。そのときから今までずっと、この人に嫌われないためにはどんな人なら良いか、という枠組みを勝手に作り、無意識のうちにその枠に合わせて嫌われない友達を演じてきたように思います。大人になってからは、世間であこがれられたり、望ましいとされているような生き方に、合わせようとしています。何をするにも違和感があるのは、私の価値基準がいつも外の目にあるからなんだと思います。かといって自分に尋ねてみても、全く浮かばないのです。 私はどんな考え方をする人間で、どんなことを大切にして生きていきたいのか、それが知りたくて、今まで親にわがままいって大学を変えてみたり専門学校に通ってみたり、環境を変えてみました。なのに未だにわからずにいることが、情けなくて悲しくてしょうがありません。最近は、友人のほとんどは社会に出て、結婚する人も出てきたことにものすごく焦りと恥ずかしさを感じ、ますます自分の本当の気持ちや希望がわからなくなってるんです。「人は人、自分は自分」と考えられるようになりたいと願っていながらも、まだ人と比べて「こうあるべき」みたいな枠にあわせようとしている自分が本当に嫌になります。もう嫌なんです。こんなことで悩んで毎日を無駄にしているような気がして。 どうしたら、自分らしさがわかるのでしょうか。それともこれは単なる甘えにすぎないのでしょうか。どうすれば人の目を気にせず、自分らしさがわかるようになりますか。幼少時の家庭環境は良かったと思うので、こうなってしまったのは自分の責任だと思うんです。今からできることがあったら、どうかアドバイスをお願いいたします。 | |
カウンセラー | 高橋大 |
Nさん、はじめまして。高橋 大と申します。 ご相談ありがとうございます。 おっしゃっているように、人の目を気にして周りに合わせていたとしたら、それ それはあたかも真綿が常に首の周りにあるようなもので、生き死にに係るような そこで必要なことはきっと、真綿を取り外すこと、もしくはおもいっきり息を吸 つまり、例えば「やりたいことを探せばいいじゃない!」という言葉に対して、 周りに合わせてしまうというとネガティブな感じがしますが、それは協調性があ 転校の経験を通してNさんは協調性の大切さを知ったからかもしれません。反面、 「自分らしさ」を考える時、Nさんの場合は人との違いに意識を向け過ぎると思 考え方のヒントとして、自分の生理的な欲求を考えると、わかりやすいかもしれ 例えば、1日を生きているとお腹がすきますよね。それはわかるはずです。でも お腹がすいた時にお腹がすいたと周りに言う、お腹がすいた時にご飯を食べる。 そこから次第に、自分が何を求めているのかを意識していってください。 きっとNさんのお友達は結婚「したい」と思ったから結婚したのでしょうから。 自分らしさを知るきっかけに、僕たちカウンセラーとお話してみることもおすす 応援しています!ありがとうございました。 |