ここさん、はじめまして。 カウンセラーの伊藤と申します。 よろしくお願いしますね。メールを拝見しました。 ここさんは今、ひきこもりになって、親にも迷惑をかけて、自分のことを「最悪」 だと思うのですね。 昔から生きる意欲が希薄なせいか、今でも自分を大切にすることができないという のは、切なくて、苦しいですね。。 ここさんはまた、「今」のご自身だけでなく、 > 過去(いい加減に生きてきた事) と、「これまで」のご自身も、否定的に捉えているようです。 ここさんのメールを拝見して、私は、四六時中、恐い裁判官に見張られているかの ような ここさんが思い浮かびました。 見張られていて、身動きがとりにくい状態では、『生きたい!』という気持ちが湧い てこないのも十分に有り得ることでは、という感じを受けましたよ。 今の状態で、生きるという意欲や『生きたい』という気持ちについて、どうすれば いいでしょう?とご相談くださる ここさんは、お辛い中でもあきらめない、とても 強い方ですね~!! どうすればいい?のご質問への私からの提案は、 ・「私はどうしたいの?何が欲しいの?」の答えを作っていく ・もし既にあるならば、それらをより“ウキウキする”ものにバージョンアップさせる ということです。 一人で作っていくのが難しければ、一度、初回無料の電話カウンセリングなどを 使ってもらうのもよいかと思います。 生まれたての赤ちゃんで、 「生きる意欲がないでちゅ。自分を大切に出来ないでちゅ」 という赤ちゃんはいないんですよ。ここさんも少なくとも赤ちゃんの頃は、 意欲一杯だったのではありませんか。 今、ここさんが意欲が湧かないのにも、そうなってしまった過程にも、きっと 「きっかけ」ってあったでしょうね。。 けれど、どんな理由があったとしても同時に、 ここさんは今、「自由に」生きていいんです…! …どうだったら、何なら、ここさんはウキウキするでしょうね。 よろしければ、もう少しじっくりと考えていきませんか? あと、死の感覚は恐しかったり、圧倒的であったりするものですよね。 ですので、一般的なお話になってしまいますが、少しだけ触れておきますね。 > ここまできたら、死んでしまいたいと思ってしまう …この気持ちのことを「死の誘惑」といいます。 喪失感・傷心・罪悪感・失望・権力争い・激しい疲労感・消耗して燃え尽きる感じ・ 屈辱感・肉体的又は精神的苦痛・自分には価値がないという感じ・自分にも人生に も何の意味も感じられない……こういう感じがやがて、死の誘惑になります。 ここさんの心の中には、こういった感情で思い当たるものはありませんか? チェックしてみて、今あるようでしたら、その感情をどうぞ嫌わないでくださいね。 感じるのは嫌なものなのですが、感じきるとなくなり、自身を苦しまなくなります から。 感情を嫌わずに「在る」ことを認めていく過程で、カウンセリングはお役に立てる と思います。 どんなお気持ちでも構いませんから、是非お話を聞かせてくださいね。 そして、死んでしまいたいと思ってしまう時、私達は、本当は死にたいわけでは なくて、何とかしたい、んですよね。 けれど、「今のままではどうしようもなく…変わらない」と思うので、 死ぬしかないのかなと、死が頭をよぎるんです。 本当は、私達がここで求められているのは、死ではなく、 「生まれ変わる」ことなんです。 それには、自分自身や、状況が徹底的に変化することを積極的に歓迎する(=心を こめて選ぶ)ということなんです。 もしかすると、ここさんは長い間、自由に、本当に欲しいものを選ぶということを 止めてしまっていたかもしれませんね。 すると、始めはピンと来ないかもしれません。そんな場合は、 「何だったら、自分の人生にあってもいいかな」という目を周りに向けてみること からはじめてみるのもいいですよ。 何か参考になれば幸いです。 ご相談ありがとうございました。 伊藤 昌代 |