neppu-さん初めまして、ご相談ありがとうございます。 担当させて頂きます、赤松わこと申します。 どうぞよろしくお願いしますね。>「最後まで自分の力で頑張りきれず、母親として半人前なのではないか」 ↑この思いが、出産後5ヶ月たっても、消えないどころかどんどん重圧に なって、neppu-さんは苦しんでこられたんですね。 初めての子育てをするだけでも大変な時期に、こんな風にご自分を責めながら 子育てをしておられたら、心にも体にもよくないなぁと思いました。 >皆が頑張っていることが自分には頑張りきれなかった。 そうでしょうか・・・私はそうは思いませんでしたよ。 初めての妊娠で、36時間も陣痛に耐えた上、帝王切開での出産を 経験されたなんて、「なんて大変だったんだろう」って思いました。 私(出産経験は2度、後娘の出産に立ち会いました^^)からしたら、 「2回出産されたようなものだなぁ、しんどかっただろうなぁ」って 思いました。むしろとても頑張られたと思います!!! ただ・・・出産に、普通とかスタンダードなんてないと思うんですね。 100人が出産されれば、100通りのお産になるはず^^ 出産に、「こんな出産はよくて、こんな出産はよくない」なんて、優劣は ないと思うんですね。「この位なら頑張った!でもこれ位じゃダメ!!!」 なんて言うのもないと思いますよ。それぞれのお母さんが、赤ちゃんの為に 頑張った結果、「無事に産まれた」それだけで十分だと思います^^ 現に、誰もneppu-さんを、責めたり批判したりなんてされてないでしょう? にもかかわらずneppu-さんご本人だけが、出産後5ヶ月たった今でもずっと、 どうして『自然分娩』を諦め、『帝王切開』した自分を責めておられるのか? もちろんneppu-さんご自身、気づいておられなかったと思います。でなければ こうしてご相談頂いてはいないですよね。 妊娠が分かってから、出産されるまでの間、のことを思い出してみて下さいね。 「母親になって、本当にやっていけるんだろうか?」と言った、大きな不安や、 「しっかりした母親にならなきゃ!」「チャンと子育てしなきゃいけないんだ」 と言った気負いが、お腹と一緒に(苦笑)どんどん膨らんでいませんでしたか? 恐らくneppu-さんは毎日のように、そんな風に考えておられたんじゃないかな? と、私は思ったんですね。 私も(うん十年前の記憶なんですけど^^;)、そんな不安や気負いを感じていた のは、未だに覚えています。産まれてきてくれるのは、ホントに嬉しいんですよね。 でも、一方で「私が母親になって、チャンと育てられるんだろうか・・・」って、 自信がなくて産まれてくることに、どこかで『怖れ』を感じていました。 感じ方の強い弱いと言った、程度の差はあるかも知れませんが、そんな『恐れ』を、 経験していない人の方が、稀なんじゃないかな?って私は思います^^ その『怖れ』が、不安や気負いを増幅させて行ったんだと思うんですね。 ご相談を読ませて頂きながら、「neppu-さんってどんな方なんだろうなぁ」って、 想像していたんですね。真面目でキチンとした性格の方のようですね^^ もしかしたら完ぺき主義?「母親とはこうあるべき!!!」、なんてイメージが 出来上がっていたんじゃなのかなぁ、って気がしたんですね。 「こうあるべき!!!」の『こう』=我慢強い・頑張る・諦めないが入ります。 一生懸命10月10日「こうあるべき!!!」を、お腹の赤ちゃんと一緒に、 育ててこられたんでしょうね。ところが「いざっ!出産」となってみたら、 あまりに大変で、その時は「もう無理!」と思って『帝王切開』を決断された。 出産の時は、さすがに疲労困憊して「こうあるべき!!!」は、出る幕はなく neppu-さんも、考える余地も自分を責める余裕もなかったんだと思います。 ところが子育てを始めてみると、出産前に大きく育てた「こうあるべき!」が、 赤ちゃんと一緒に、いつもあなたの目の前に現れるようになったんでしょうね。 そうなると出産時の、「もう無理!」と言ってしまった自分が、どうしても許せない。 それが未だに、そのことが頭から離れない理由なんだろうなぁと思いました。 ただし今のneppu-さんなら、『帝王切開』をせず、問題なく『自然分娩』だったと しても、日々赤ちゃんを世話する度に、「こうあるべき!!!」が現れるので、 何か別の理由を作って、ご自分を責めておられたんじゃないかな?と思いますよ。 問題なのは、『帝王切開』ではありません。neppu-さんが大きく育ててしまった、 「母親とはこうあるべき!!!」って言う、強いイメージ(思い込み)なんですね。 それが今のneppu-さんを、苦しめているんです。気づいて頂けたでしょうか? 真面目でキチンとした性格故に、「母親になる」と言う責任感から、とても厳しい 『母親像』を作り上げてしまって、想定外の出産(何が起こるか分かりませんよね) が、その『母親像』に当てはまらなくて、ご自分を責めてしまっていたんですね。 子育てに、「こうするべき!!!」なんて、思わなくていいんですよ^^ 『正しい子育て』なんて誰も知らないし、何が正しいのか?誰が決めるんでしょう? それよりもむしろ、『らくで楽しい子育て』をして欲しいなって思います。 neppu-さんのためだけではなくて、お子さんのために!です^^ 子育てに限らず、neppu-さんの心の中には、ご自分でもお気づきかも知れませんが、 沢山の「こうするべき!」や、「こうしなければ!」とか、「正しいやり方で」が、 あるように感じました。そしてそれがneppu-さんを、ここまで疲れさせたことに、 気づいて頂きたいんですね。 お子さんが小さい今の内に、ご自分を疲れさせてしまうその考え方は、変えておかれた 方がいいと思いませんか? そうすれば他のお母さんと、比べることもしなくて済みます、「あれが出来ていない」 「これが足りていない」と、ご自分を責めることもなくなりますよ。 子育ては、確かに大変なことも多いですが、それを補って余りある『幸せ』を、 感じさせてくれる最高の時間だと思います^^neppu-さんにもその最高の時間を、 じっくり味わって頂きたいなぁと思います。 「『らくで楽しい子育て』はしたいけれど、どうしていいか分からない・・・」 と思われるようでしたら、いつでも私達カウンセラーにお手伝いさせて下さい。 これを読んで、少しでも楽になって頂けたら幸いです^^ありがとうございました。 |