死んでしまいたい - カウンセリングサービス心理学講座

相談者名	toritonia
娘が21歳という若さで突然逝ってしまいました。ドクターの診断は不整脈と思われるとのこと。ほんの数時間前まで元気でした。アメリカでたった一人でホテルの部屋で逝ってしまいました。今思えば午後３時にメールが来ていたのです。その時珍しく、仕事が忙しくてメールに気づいたのは午後５時。時差の関係もあるので夜メールを返信しようと思い帰宅しました。メールが届いたその1～2時間後に逝ってしまったのです。すぐに返信していれば・・・語学に堪能で料理も私よりも上手で、センスも抜群で悪いところなんてなかったのに・・・私が死なないで、何で娘が死んでしまうのでしょう私の子供でなかったら、きっともっともっと長く生きていたでしょうに・・・私の何がいけなかったのでしょうか？なぜ、私は今でも生きているのでしょうか？早く娘の所に行きたい。毎日毎日、涙がこぼれない日はありません。どうやったら早く死ねるのでしょうか？一度失敗して、少し怖くなってしまった自分が情けないです。私は何で生きていかなくちゃいけないのでしょうか？もう未来も希望も何もないのに・・・
カウンセラー	赤松わこ
toritoniaさん初めまして。担当させて頂きます、赤松わこと申します。よろしくお願いします。 toritoniaさんが今、どれだけの心の痛みに耐えておられるのだろう・・・と思った時。正直なところ、かける言葉がみつかりません。その中でご相談を頂いたことに、私自身真摯に向き合って、回答をさせて頂きたいと思いました。自分より先に、子供がこの世を去ってしまうなど親にとっては考えられないこと、あり得ないこと、想像も出来ないことだと思うのです。親にとって子供に先立たれることほど、辛いことはないと私自身思っています。 toritoniaさんがどれだけのショックを受けられたか、身を引き裂かれるよう思いが、ずっと続いておられるのだろうな・・・そう感じれば感じるほど、今のtoritoniaさんの、心の痛みを軽くすることの出来る言葉は見つかりません。ただtoritoniaさんが、沢山の後悔の念を抱えておられることは、私にも強く伝わってきました。「何もしてあげられなかった」「傍にいてあげることも出来なかった」「何か出来ることがあったのではないか」と、ご自分を責めておられることも・・・ toritoniaさん、１人で抱え込んでしまわないで下さい。せめてやり場のないその思いを、吐き出してみて下さい。「他人に何が分かる」と思われるかも知れません、確かに toritoniaさんが感じておられる思いを、誰であろうと本当に受け止めることは出来ないだろうと思います。それでもtoritoniaさんの、心の痛みは伝わってきます。だからこそ励ます言葉も慰める言葉も、私はかけることが出来ませんでした。 toritoniaさんが悲痛な思いを伝えてくださったことに、「真摯に向き合おう」と思うことしか出来ませんでした。 toritoniaさんは、ご相談に書かれたようなお気持ちを、ご家族や身近な人達に話すと、「心配をかけてしまう」と、抑えておられたのかも知れないなと感じました。もしご家族や身近な人達にさえ、話すことが躊躇われるなら、私達カウンセラーに話して頂けたらなと思います。せめて今抱えておられる心の痛みを、「吐き出してみよう」と思って頂けたらなと、心から願っています。ご相談頂きありがとうございました。