味方になってくれなかった父親

相談者名
カナ
こんにちは。
今日は、根の深い男嫌いについてご相談したいと思います。
発端は小学生のとき、同級生の男の子たちのいじめにあっていた私に、父は味方になってくれなかったばかりか、いじめられるのはお前のせいだ、お前に原因があるからだ、といってつきはなされたことです。
運動も勉強もあまり得意なほうではなく、家の中でおとなしく本を読んだり絵を描いたり
するのが好きな子供だった私は、お父さんがああ言うんだから私が悪いんだ、つらくてもがまんしなくちゃいけないんだ、と思い込んで、ずっといじめに耐え続けました。
小学校を卒業し、中学校にすすんでもいじめは続きました。
結局卒業するまでいじめはなくならず、心底イヤになってしまった私は、高校は女子高へ
進みました。
高校生活はとても楽しくて、時々男嫌いのことなど忘れてしまうほど充実していました。
ただ、時々ほかの高校の生徒達と接触するときなどに、ふっと昔のことを思い出してぎこちなくなってしまい、へんなやつ、と男の子たちからは敬遠されていました。
途中経過が長くなってしまいましたが、一番味方になってくれるはずの父親でさえそれをしてくれなかったのだから、私の味方になってくれる、もっと言えば好きになってくれる
男性などいない、いるはずがない、と思っています。
おそらく、無意識でもそう思っているのでしょう、好意を示してくれる相手がいると、
怖くなって逃げてしまったり、なぜかすごく腹が立ってひどいことを言って傷つけてしまったりします。
このままでは、ふつうに人を好きになることもできません。
助けてください。お願いします。
カウンセラー
渡辺晴美
こんにちは。カナさん。始めまして。
今回担当させていただきます渡辺晴美と申します。
よろしくお願いします。

いじめにあった時、一番助けて欲しかったお父さんに助けてもらえなくて、
長い間、自分一人で耐え続けてきたんですね。

とても、辛くて苦しかったですよね。
男嫌いや男性不信になっても当たり前ではないでしょうか。

しかも、カナさんは何も悪くないですよね。
いじめにあっているのはカナさん何ですから。
でも長い間、自分が悪いって自分を責めてたくさん傷つけてしまったんですね。

「何で助けてくれなかったの!お父さん!」と言う怒りと、
一番味方になってくれるお父さんがから、「お前が悪い」って言われる私って
どうしようもないんだ・・・。と言う自分の価値をないもののように感じてしまっているのかもしれませんね。

カナさんの繊細さを大切にしたいけど、お父さんはどうして良いのかわからなかったのかもしれませんね。

そのことが原因で、『男性からは認められない私』と言う偶像が、これまでの辛い経験で作られてしまっているんでしょうね。
でも、それは偽物の像ですよね。

女友達といる時の、カナさんの方が真実に近い自分なのではないでしょうか。
この部分を男性にも認めてもらえると心で感じられるようになっていくことで、本当の自分像に近づけるのではないでしょうか。

誰からも愛される自分を取り戻すためにも、まずは、これ以上自分を傷つけるのを止めてくださいね。
そんな風に、自分の味方になってくれる男性はいない!とか、自分を好きになってくれる男性はいない!
と自分を扱ってしまうのは、悲しすぎますから。

それは、真実ではないんですから。

そして、お父さんを代表とする男に対する痛みや悲しみ、怒りを自分の中から吐き出して、
心の傷を溶かしてあげて下さいね。
そして、誰からも愛される自分を取り戻してい行って下さいね。

ホームページにあるような、紙に書いて吐き出す方法やイメージする方法などでその痛みと向き合って、
痛みを癒して行っても良いですし、一人で難しいようなら、カウンセリングを受けてみても良いと思います。

そして、愛される自分を取り戻して行って下さいね。

カナさんの心がもう一度合いに包まれますように!応援しています。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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