相談者名 | choral |
私は20代後半の女です。 父(以下「彼」と書きます)の事でご相談があります。 彼は私が高3の時に、多額の借金を姉に押しつけて失踪しました。 私は、2才の時に重体になったものの、奇跡的に回復しました。 彼の性格は「派手好き・躁状態が続く」。 4年ほど前、彼がいきなり現れて姉と私を呼びだし、謝罪しました。 血を抜きたい、と思います。 何をしてもこの忌まわしい感情は、拭い切れません。 ご助言頂ければ幸いです。 | |
カウンセラー | 吉原直人 |
choralさん、こんにちは吉原と申します。 ご相談ありがとうございます。 choralさんや家族の方は、お父さんのことでずいぶんと苦しんで来られましたね。 人は、言い表せないような痛みや苦しい思いを強いられる時、 僕も長い間、家族に対する「憎しみ」という感情で苦しんだ経験があるので、 「憎しみ」とういう感情は、choralさんが相当長い間傷ついてきた以上、 だけど、今こうしてchoralさんがご相談をくれたのは、 「憎しみ」という感情は、 だからと言って、その気持ちを拭うことも出来ず、 まずchoralさんに、していただきたいことは、 お父さんが借金を残して失踪したとき、どんな日々を過していたのでしょう? 6歳の女の子が、お父さんの「死ねばよかったのに」と言葉に、 父親が居るのに、父として存在してくれてなかったとしたら、 もう一度その気持ちを吐き出すことです。 子供が親に「死ねばよかったのに」と言われたとしたら、 choralさんが今自覚している感情より、 その気持ちを、全部吐き出して欲しいのです。 この痛みは人に解ってもらうこと、 そして痛みが癒された分、憎しみの感情は減っていきます。 僕達の人生に起こった出来事は、変えることは出来ません。 ただ、その出来事で受けた傷は癒すことは出来るのです。 瀉血は出来ませんが、心の中に溜まった感情は吐き出せます。 では、どうしたら吐き出すことになるのでしょうか? 僕達のあらゆる感情は、きちんと理解されたり、 辛かったことを辛かったねと解ったもらえた時、 まずは、choralさんが感じて来た痛みを取り除いて、 そして、choralさんがその痛みを癒せたとき、 choralさんが家族のことで、苦しんでこられた事で、 そして、choralさんが楽に楽しみながら、 choralも諦めないでください。 お電話お待ちしています。 吉 原 直 人 |