孤独感で悩んでいます。

相談者名
れいこ
はじめまして。れいこと申します。

私には、昔から悩んでいることがあります。
それは、孤独感です。

昔から、母親に大切にされず祖末に扱われていると感じ、常に孤独感を感じてきました。
母親にお願いを言っても聞いてもらえず、兄から怒られ、「わがままだ」「人のことを考えろ」などといわれ、暴力をふるわれたこともあります。そのことで泣いても、母親は「あんたが悪い」と言い、
私は居場所がなく感じ、自分の部屋に引きこもって泣いていましたが、誰も心配する様子もありませんでした。
世界で自分は一人ぼっちで誰も味方がいないように感じていました。

最近、心理学の本を読むようになって
私がこんなにも孤独感を感じ、自信がなく、傷つきやすいのか、それは母親の対応にあったのではないかと思うようになりました。

たとえば、母親は、私が話しをしても、話を聞きません。
「今日、なんとかなんでさ」と言っても、顔さえ向けず、ゲームをやっています。
また、これも最近気付いたのですが、常に私と反対の方向に足と体を向けているのです。
母親に、話を聞いてよ、と思い切って言いましたが「聞いている」と、私の目も見ずに言うのです。
これはもう、毎回のことです。
目を見て話を聞いて、とお願いしましたが、「お母さんにはやりたいことがある。邪魔しないで。」と言われました。
私は、このような対応をもう23年以上されてきたわけです。
そういったボディランゲージって、言葉よりも強く意識に働きかけると思います。
だから、私が味方がいないと感じたり、孤独を感じたりするのは、今になって思えば当たり前でした。
でも、問題は、どうやって解決すればいいのでしょうか。
母親に、今までどれほど孤独だったか、そして、どのように話を聞いてほしいかを話しましたが、
まず話していても、パソコンをやりながら聞いており、しまいには「話長いから簡潔に話して」と言われました。
そして、「そういう態度をやめてほしい」と言うと、「あんたって本当にわがままね」になるのです。

どうすれば、母親との関係がよくなるのか、あるいは母親なしに孤独感を解消できるのでしょうか。

カウンセラー
岡田郁美
れいこさん、はじめまして。
今回担当させていただきます 岡田郁美(おかだいくみ)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご相談文を読ませていただいて、れいこさんの悲しみをとても感じました。
よく耐えていらっしゃいましたね。
これまで、頑張ってこられたご自分をいっぱい労わってあげてほしいなと思いました。

ご相談文にも書かれているように、
れいこさんの孤独感や居場所のなさは、幼い頃の母子関係にあったかもしれませんね。
私たちの対人関係のルーツは、幼少期の親との関係といわれています。
特に母親との関係が、元になっているんですね。

>たとえば、母親は、私が話しをしても、話を聞きません。
>また、これも最近気付いたのですが、常に私と反対の方向に足と体を向けているのです。
>母親に、話を聞いてよ、と思い切って言いましたが「聞いている」と、私の目も見ずに言う
>のです。
>目を見て話を聞いて、とお願いしましたが、「お母さんにはやりたいことがある。
>邪魔しないで。」と言われました。
>私は、このような対応をもう23年以上されてきたわけです。

本当につらかったですね。

>母親にお願いを言っても聞いてもらえず、兄から怒られ、「わがままだ」
>「人のことを考えろ」などといわれ、暴力をふるわれたこともあります。

お兄さんも、お母さんからこのような態度をとられていたのではないでしょうか?
「自分も我慢しているのだから、お前も我慢してくれ」と思っていたのかもしれませんね。
ですが、暴力をふるっていいということにはなりませんよね。
一番弱い立場のれいこさんが、一番つらい思いをされていたんだと思うんですね。

私たちは、愛してもらったようにしか愛せないと思っているようなんですね。
れいこさんのお母さんも、もしかしたら、ご自分の母親から
同じように扱われていたのかもしれませんね。

自分が子供の頃、母親から愛してもらったという経験がないと、
母親になっても、子供への接し方が、わからないという人もいるんですね。

>話していても、パソコンをやりながら聞いており、しまいには「話長いから簡潔に話して」
>と言われました。
>そして、「そういう態度をやめてほしい」と言うと、「あんたって本当にわがままね」
>になるのです。

思い切ってお母さんにお願いしてみたんですね。
よく頑張りましたね、ご自分の思いを言葉にすることは勇気がいりますよね。
ぜひ、ご自分のことを褒めてあげてくださいね。

お母さんは、このあと、れいこさんのお願いを聞き入れてくれたのでしょうか?
それとも、いつもと変わらない様子だったのでしょうか?

思い切って、自分の気持ちを伝えて、それを聞き入れてもらえたなら、
今後も、ご自分の思いを、お母さんに伝えていくということをされていいかもしれませんね。

やはり、いつもと変わらない態度であったのなら、
お母さんに自分の方を向いてもらうことから、
「自分で自分をかまってあげる」という方に、意識を向けられてみませんか?

今まで23年以上、お母さんにしてもらいたかったことってなんですか?

それをご自分にしてあげませんか?

褒めてもらいたかったなら、ご自分でご自分を褒めてあげましょう。
優しい言葉をかけてほしかったなら、ご自分に優しい言葉をかけてあげましょう。
抱きしめてほしかったなら、ご自分のことを抱きしめてあげてくださいね。
話しを聴いてもらいたかったなら、信頼できるお友達に、話しを聴いてもらいましょう。
もちろん、私たちカウンセラーを頼ってもらってかまいません。

まずは、自分で自分のことを大切にしてあげましょう。

自分で自分のことを大切にしていると、自分の気持ちを大切にできるようになるんですね。

今感じている寂しさ、悲しみも、大切なれいこさんの大切な感情です。
感情は、感じてあげると解放されます。
逆に、しっかり感じ切って解放してあげないと、いつまでもそこに居続けるんですね。
しっかり感じてあげて、解放してあげましょう。

そして、解放してできた心のスペースに、いいものを入れてあげませんか?

はじめは、独りでは不安かもしれませんね。

カウンセリングサービスでは、初回無料の電話カウンセリングを行っております。
よろしかったら、ご利用してみてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

岡田郁美

この記事を書いたカウンセラー

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