恋愛依存症

相談者名
ゆう
はじめまして。こんにちは。
私は27歳です。
よろしくお願いします。
私は、いつも恋愛パターンが同じ事で悩んでいます。
付合うキッカケは相手からの告白です。その時、私は相手の事を好きでも、嫌いでもありません。お付き合いが始まると、とても仲良くなり相手の事をだんだん好きになります。しかし、数ヶ月経つと「何か違う?」と思い始め彼の態度や行動などの不満を攻撃的に言ってしまいます。相手の気持ちも考えずに言い過ぎと、わかっているのですが自分では止められません。このとき私は彼に甘えてるのでしょうか?
私が言った事が原因でケンカが始まり、別れ話にまでなります。でも楽しい時期を思い出すと別れるのが怖くて、自分から謝って仲直りするのですが、少し時間が経つと今度は少々の不満でも気になり言ってしまって、ケンカ・・・繰り返してるうちに、お互い疲れてしまいます。それでも、自分から別れを切り出せません。一人になって寂しくなるのが怖いのか?本当に相手の事が好きだからなのか?わからないからです。そうしていると相手から別れ話しをされて気が動転してしまって何とか続けられる様に謝ります。その場では続ける話になっても彼の気持ちは冷めてしまってるので、あと1度、私が不満を言ったら終わります。
こんな恋愛を何度も繰り返してきて今まで、別れた人とは性格が合わなかったんだと思っていました。しかし最近、別れた彼はとても優しくケンカを吹っかける私に対して大人の対応をしてくれました。彼が仕事で忙しくなり始めてからは、過去の恋愛と同じ事で別れました。
今回の事で過去に別れた原因は全て私にあるのではないかと思い、いろいろ調べて恋愛依存症を知りました。恋愛依存症の説明に当てはまりました。とてもショックでした。これは病気なのでしょうか?どうすれば治せるのでしょうか?何もする気が起こらずショックをお酒でごまかす日が続いています。飲む量が増えてきたのですが止められないのです。どうすれば良いのでしょうか?
カウンセラー
根本裕幸(退会)
ゆうさん、こんにちわ。
根本です。
ご相談ありがとうございます。

恋愛依存症というのは“病気”ではないと思っています。
ゆうさんもお気づきのように、いわゆる恋愛における依存的なパターンのことを指す言葉だと思うんです。
でも、どちらにせよ、ゆうさん自身が恋愛をするたびに苦しく、しんどい思いばかりが募るのはやりきれないし、また、自信がなくなってしまったり、自己嫌悪に陥ったり、恋愛をするのが怖くなってしまったり、と嫌なことばかりが起こるようになりますね。
ですから、そんなパターンを克服していくことが今の目標とされるのが良いのではないでしょうか?
今日明日に、、、というのはさすがに難しいけれど、自分自身のパターンを変えていくことは、自分さえその気であれば可能なことです。
でも、あきらめてしまったり、無理と決め付けてしまうと、何も変わらなくなりますね。
ですから「もうこんな恋愛は嫌だ!!あたしは変わるんだ!!」という気持ちをまずは胸に抱いてみてください。
そこから始めてみましょうね。

> 私は、いつも恋愛パターンが同じ事で悩んでいます。
> 付合うキッカケは相手からの告白です。その時、私は相手の事を好きでも、嫌いでもありません。お付き合いが始まると、とても仲良くなり相手の事をだんだん好きになります。しかし、数ヶ月経つと「何か違う?」と思い始め彼の態度や行動などの不満を攻撃的に言ってしまいます。相手の気持ちも考えずに言い過ぎと、わかっているのですが自分では止められません。このとき私は彼に甘えてるのでしょうか?

確かに甘えてるって言えるかも知れませんね。
でも、どうして「攻撃的に」言ってしまうんでしょう?

人との付き合いは恋人でも友達でも不満って必ず付き物ですね。
それをどう伝えるか?というのはコミュニケーションの基本です。

たとえば、彼がメールを返してくれないとき、ゆうさんはどんな風に彼に不満を伝えていますか?
「どうしてメール返してくれないの?さびしいじゃん」という風に柔らかく伝えられるかな?
それとも「どうしてメール返してくれないのよぉ!」と怒りモードになってしまうかな。

ゆうさんも攻撃的になりたいわけじゃないと思うんですね。
いつも気づくと彼を攻撃してしまって、後から「はっ」とするのかもしれません。
でも、攻撃的になってしまうとしたら、ゆうさんはそれ以前から、ふつふつと彼に不満を感じていたのかもしれません。
最初のころ感じた不満や不安は、どちらかというと少量ですから、無視したり、抑圧することができます。
ちょっと彼の態度に不満があったとしても「ま、いいか」とか「受け入れなきゃね」とか思うことがね。
でも、ちりも積もれば山となる、で、少しの不満でも「ま、いいか」を繰り返すことで心の中にどんどん不満を溜め込んでしまうことになります。
それに気づいていたり、コミュニケーションや愛情のやりとりで解消したりできればいいのですが、そうじゃなかった場合、大抵は火山の噴火を招くようになってしまうんですね。
そうすると、些細なことだってわかっているのに、無性に怒りが爆発して、彼を思い切り攻撃してしまうようになります。

これはひとつの例ですが、ゆうさんのパターンに当てはまるかどうか、検討してみられると良いんじゃないかな。

特に幼少の頃から「いい子」を繰り返してきたり、思春期の反抗期があまり無かったりするとこのパターンをより強く持つようになります。
また、ご両親からの愛情(特に女性の場合は父親からの愛情)を満足に受け取れていなかったりしても、やはりこのパターンを持つようになるみたいです。

そんな風にゆうさんの27年間を振り返りながら、どうしてなんだろうな?を考えてみるといいでしょう。

> 一人になって寂しくなるのが怖いのか?本当に相手の事が好きだからなのか?わからないからです。そうしていると相手から別れ話しをされて気が動転してしまって何とか続けられる様に謝ります。その場では続ける話になっても彼の気持ちは冷めてしまってるので、あと1度、私が不満を言ったら終わります。

このあたりの段階に入ると、ゆうさんがすっかり彼に依存してしまうようになるみたいですね。
彼を失う恐れがとっても強くなってしまうようです。
そうすると好きという気持ちよりも、別れる恐怖の方が強くなってしまって不安もつのり、彼に嫌われないように、嫌われないように自分を見失ってしまいますよね。
たぶん、これが一番苦しい時期だと思うんです。

自分らしい恋愛を楽しむことが僕は一番大切なことだと思うんです。
そうじゃないと幸せを創っていくことはとても難しい苦難の道になってしまいます。

ゆうさんにとって、そんな恋愛のパターンを作る裏側に痛みやそれを作る育ってきた環境などまで視野を広げて考えてみられると良いでしょう。
そこに痛みがあれば癒し、自分らしさを取り戻し、そして、コミュニケーションを学んでいくことも大切ですね。

特に恋愛依存的なパターンを持つ方には、多く、感情に振り回されてしまう傾向があるみたいです。
そこでは、意志の力による選択や、相手の状態や感情を受け入れ、理解する力などが必要です。
ゆうさんにとっては、感情は感情、行動は行動ときちんとどちらも大切にできる大人の女性へと成長される時期が来ているようですね。

必要と感じられたらカウンセリングなども使ってみてください。
そして、自分らしい幸せを創っていきましょうね。
応援してますよ。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。