相談者名 | まる |
24歳の男性です。 なんというかその、タイトルの通りなんですが…。 確かにどちらかというと『オクテ』ですが、以前に比べたらだいぶ社交的になってきましたし、男女を問わず『友達』もちょっとずついます。飯でも食いながら相談に乗ったり、なんてことも意外と好きです。結構クラスやサークルでも名物キャラみたいな感じで結果的に周りを束ねてみたり、責任ある立場についてみたり、物事には常にまじめに打ち込むキャラで、頑張ってきたのかなあ、と思います。 好きになった人自体はいますが、『このキャラで恋愛とか…ないよなあ(笑)』みたいに思ってるところがあって、過去にいわゆる『お付き合い』というのはありません。 働きだすようになって、周りの友人が結婚を口にしたり、恋愛を始めたり、色々相談に乗ったり、祖父母が母親の介護を受けながら亡くなっていく様子を見ていたり…。そんな様子を見てると、なんか取り残されるような、焦ってしまうような、そんな感じがします。このまま孤独に、誰にも看取られずに死んじゃうのかな…というとちょっと大げさですね。嫉妬心は時々しか出てこないんですが、なんていうか、『あー、自分も自由な恋愛とか一度くらいしてみたかったな、そんなチャンスなかったかなー』みたいな寂しさは感じるんです。時々。 正直、親に虐待されていたわけでもないですし、恋愛の失敗談なんて、高校時代に好きだったけど言えなくて的な程度の話しかないです(今でも時々思い出しては凹んでしまうくらいのヘタレですが。笑)。そういう意味では、トラウマ的なものがあって…というほどの何かがあるわけでもない気がするんですが、とにかく、なんか怖いんです。不思議なもんです。 まあでも、今あの人が好きなのに思い切って飛び込むのが怖い…、っていう話でもないので、『それ以前』の悩みのような気もするんですが。笑 根本的に人嫌いでもない気がしますし、仕事上もプライベートでも、異性との会話や行動も以前ほどは緊張しすぎなくなって普通にできる、むしろ楽しいし良いな、とは思えるんですが、なんか『恋愛』っていうと構えてしまうというか、妙に怖くなってしまう…。 なんか相談したいことが全然まとまっていない気がするんですが、恐怖感を和らげるコツとか、幸せになれるヒントとか、教えて頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 小倉健太郎 |
まるさん、はじめまして。 担当をさせて頂きます、小倉健太郎と申します。 どうぞ、よろしくお願い致します。 文章を読ませて頂きますと、全体的にとてもライト感じの文体で書かれているのですが、まるさんがいかに恋愛に対して怖がっているのかがよくわかる内容だなと思いました。 しかしながら、同時にまるさんは恋愛に対する才能をお持ちなのに、そのことには全然気がついないように思われますので、そのあたりを解説させて頂きながら、まるさんが恋愛に対して前向きになり、持って産まれた恋愛に対する才能を活かして、素敵な恋愛、そして幸せな毎日を手にして頂くお手伝いがしたいなと思いました。 それではどうぞよろしくお願い致します。 まず、初めにお聞きしたいのですが、まるさんはどうしてそんなに恋愛が怖いのでしょうか? これは私の推測なのですが、それは恋愛自体が怖いのではなく、告白したのに振られてしまうとか、お付き合いが始まっても、自分の何かが悪くて嫌われてしまうとか、そんな事態が起こるかもしれないとう事を怖がっているのではないでしょうか? もし、思い当たるなと思われるのであれば、まずはその事に関して、少し考え方を変えて頂きたいなと思うのですね。 恋愛がうまくいかないという恐れが強いという事は、それだけまるさんにとって、恋愛をすることが大切だからだと思います。 そして、恋愛であれ、他の何であれ、何かについて大きな成功を収めたいと思うのであれば、その事自体をとても大切に思っているという事は、本当に大事な事だと思います。 そんな気持ちが無ければ、そもそも真剣に取り組もうと思う事も難しかったり、少しうまく行かないことがあったら、すぐにあきらめてしまうのではないかと思うからです。 つまりまるさんは、いい恋愛をする為にとても大事である、「恋愛そのものを大切に思っている。」という気持ちをとても強く持っている方ではないのかなと思うのです。 もし、確かにそうだと納得して頂けるのであれば、それは恋愛がうまく行くために、とても大事ですので、その気持ちは大切にして欲しいなと思います。 それから次にお聞きしたいのですが、文章にも、「…というとちょっと大げさですね。」とありますが、まるさんはどうしてそんなにも孤独になる事を恐れるのでしょう? これも私の推測なのですが、それはまるさんにとって、家庭や家族がそれだけ大切だからではないでしょうか? もしそうであれば、このお話を聞いて欲しいのですが、家庭や家族と言うのは、もちろん男性にとっても女性にとっても大切なものだとは思うのですが、子供を産んだり、その為に仕事を休んだり辞めたりしなければならない女性のほうが、より家庭、家族を大切に考えてくれる男性かどうかは、重要な事だと思います。 なので、女性にとっては、どんなに楽しくて、素晴らしい恋愛が出来ても、家庭や家族を大切に思えない男性は、あまり恋愛対象として選びたくないと思うのですね。 つまり、まるさんが家庭や家族を大げさなほど大切に思えると言う事は、それは女性にとっても安心して恋愛出来る、よい男性であると言えるのと思います。 つまり、まるさんは恋愛に対する考え方が大げさなのではなく、自分は恋愛だけでなく、家庭や家族も大切に思える男性であると考えて欲しいなと思いました。 そして、もし、確かにそうだと納得して頂けるのであれば、それは女性が安心してまるさんと恋愛する為に、とても大事ですので、その気持ちも大切にして欲しいなと思います。 まるさんの文章には、自分がオクテであるとか、キャラ(性格?雰囲気?)を気にされているように感じますが、それは恋愛をするという事において、優先順位が低いというか、あまり気にしなくてもいいのではないかと思いますよ。 少なくとも、この文章を読んだ限りでは、考え方もしっかりされているようですし、ありのままのまるさんに、もっと自信を持っていいと思いました。 いかがでしょうか?このように考えていくと、まるさんは決して恋愛に不向きでは無く、むしろまるさんのような方こそ、恋愛をするのにふさわしい男性だと思えてきませんか? そして、そのように考えていくと、恋愛に対する自信の無さや、恐怖心は、少しは和らいできませんか? では、次は”出会い”について書かせて頂きますね。 出会いと言うのは、もちろん新たな出会いを求めて、新しく趣味を始めたり、出会いを目的としたパーティーなどに参加することも、有効な事だと思います。 けれども、今のまるさんに必要なのは、いわゆる”出会いの場”ではなく、まるさんの心がもっと出会いに積極的になる事ではないかと思いました。 そこで質問なのですが、まるさんは実際に誰かと恋愛が出来る、つまり恋人が出来たとしたら、どんな事がしたいのか、どんな風に楽しみたいのかは考えていらっしゃいますか? もちろん、今はまだ候補の女性もいない訳ですから、まずは出会いの場を多く持つことが大切だと思われるかもしれません。 しかし、まるさんご自身は文章にもあるとおり、具体的に女性と出会うだけでなく、女性のお友達もいる程ですから、出会いのない環境では無かった訳です。 しかし、高校生の時に告白できなかったことを何年も後悔しているということは、つまり、もう一度告白する勇気を持とうと思える程の女性には出会えていないという事なのではないのかなと思うのですね。 そして、長い間そこまでの女性に出会えなかったのは、まるさん自身は何が原因だと考えておられますか? 出会いの数ですか?それとも場所でしょうか?偶然とか、運命でしょうか? 私は、まるさん自身の”心”が、本当のところ”新しい出会いを望んでいなかった”というのがが一番の原因ではないのかなと思いました。 もし、この考えが間違っていたとしても、まるさん自身は何も失わないよい方法がありますので、一度試してみては頂けないでしょうか? それは、もし恋人が出来たら、どんな事がしたいのか、どんな事をしてあげたいのか、リストアップして書き出してみる事です。 最低でも50個くらいは書き出してみて欲しいなと思います。 出来れば、100~200個ぐらいは書き出してみて頂けないでしょうか? 何をどこまでで1つと数えるかはそんなに厳密でなくて構いません。例えば旅行であれば、熱海の温泉で1つ、別府の温泉で1つと、細かく分けて構いません。 ただし、一つだけ条件があるとすれば、それを書いているときに、実際にそれをしているかのように想像を膨らませて、自分の心がわくわくするかどうかにはこだわって欲しいなとは思います。 なので、「ご両親へのあいさつ。」など、確かに重要だなとは思っても、書いてて気が重くなってしまうような内容を思いついたのであれば、とりあえずはそのような事は書かずに、とにかく自分自身がやりたくて、わくわくすることを探して書いてほしいなと思います。 そして、このリストは時間があるときに少しずつ書き足しながら、さらにもう一つ行ってみて欲しい事があります。 それは、原作が女性作家の恋愛をモチーフとした映画、ドラマなどを見たり、漫画などを読む事です。 同じように恋愛をモチーフとしていても、男性が描くストーリーと、女性が描くストーリーはいろいろな場面で目の付けどころが違うなぁと思います。 そこで、女性がどんな恋愛を求めていて、どんな男性を求めているかについても感じてみて欲しいのですね。 それは、男性の考えが間違っていて、女性の考えが正しいとか言いたい訳ではありませんし、今までまるさんが好きだったことや、興味のある事について、間違いを探して訂正して欲しい訳でもありません。 まるさんの好きな事、興味のある事はそのままにして、さらに考え方にプラスをしてもらえたらいいなぁと思います。 そんな事をしながら、まるさん自身が、恋愛がしたくてワクワクするようになれば、しめたものだと思います。 まるさんが考えているとおり、何かしたいことがあるのであれば、怖くてビクビクしながら行うよりは、わくわくしながら楽しんで行う方がうまく行きやすいと思いますよ。 まるさんが、素敵な女性と素敵な恋愛が出来ることを応援していますね。 このたびは、ご相談ありがとうございました。 |