話し相手がなく寂しい妻のことで

優しいご主人ですね。
寂しさは後々色んな問題を引き起こすこともありますので、何とかしてあげたいですよね。
僕の奥さんもかつてはよく寂しい寂しい言ってました（今も時々）。

寂しさはある欲求の表れでもあるようです。
それは甘えたい、頼りたい、繋がりが欲しい、という気持ちで、人ならばみんな持っているものです。
これは欲求ですから、どれだけ与えられたとしても満たされないもので、奥さん自身が何かを見つけて前向きに動き出すまでは解消されないもののようです。
だから、皆さん、趣味を見つけたり、カルチャースクールに通ったり、友達と会ったり、という時間を一生懸命作ったりもするんですね。
でも、その元にある欲求に気付けないでいると、何をやっても満たされず、何かとご主人に対して不満ばかりを溜め込むようになります。
その部分では、私を構ってくれないあんたが悪いのよ！という自分自身でも理不尽に思う不満・怒りへと繋がります。
これが色んな問題を引き起こす要因になることが多いんですね。

また、夫婦の間では「寂しい」というのは多くＳＯＳサインであることも多いんですね。
何か及川さんに対して不満があるのかもしれませんね。
二人のコミュニケーションとかセックスなどの関係をもう一度振り返ってみてください。
自分ではうまく行っているつもりでも、奥さんからすると不満を溜めていることって意外に多いですからね。

そこでご主人の関わり方としては、一つは奥さんの価値や才能をきちんと見つめてあげること、そして、疲れていても何でもとにかく話を聞いてあげることが大切ですね。
ケンカしても構いませんし、熱い夜を過ごしてもいいですし、情熱的な部分がこの寂しさを前向きに抜け出すカギになると思われます。

奥さんって何をしているときが一番輝いて、美しいのでしょう？
奥さんのいいところ、素敵だな、と思う要素って何でしょうか？
そして、それをより磨くために及川さんは何をしてあげられるでしょうか？

そして、夫婦共通の目的が何か一つ要りますね。
子どもを作ることもその一つですが、趣味的な、日常的な何かがあるといいですね。
二人が楽しめることがあると、奥さん自身は一人でいても奥さんとの繋がりを感じやすくなります。
二人の将来に目標を決めることも同じです。
３年後、どんな夫婦になりたいか？
５年後は？１０年後は？

そんなコミュニケーションレベルでの共同作業はいかがでしょう？
及川さんも仕事でお疲れのことと思いますが、ちょっと頑張りどころですね。
それがこの先何年もの安心と信頼の基礎になりますからね。

応援してますよ。
いい夫婦関係を目指してくださいね。

ありがとうございました。