結婚できない気がします

相談者名
ゆう
初めまして。よろしくお願いします。
私はもうすぐ40歳を迎える女性です。独身で肉親と呼べる人は母しかいません。
親が離婚していることもあり、若い時は結婚に魅力を感じなかったこともありますが、正直ある程度の年齢になっても結婚できるんだと驕った気持ちもありました。
でもこの年齢になって、将来のことが不安で仕方がありません。母が亡くなれば私は一人ぼっちになります。病気したり歳をとって不安な気持ちがあっても頼る人はいません。周りは「将来、1人になってしまうから結婚したほうが良い」と言います。確かにそれも分かりますが、そのために好きでもない人と結婚するなんて私には考えられません。世間的には若くないし、魅力があるわけではありません。それに周りは結婚とは「妥協」「我慢」と言います。だけど、私はもし結婚するなら出来るなら一緒に時間を楽しく過ごしたいとおもいます。でも私の考えは子供が夢見るようなことにしか過ぎないと思います。自分がバカバカしいです。現実が見えてないから結婚も出来ないし、男性とちゃんとした関係を築けないんだろうし、一体何を今までしてきたんだろうと途方に暮れています。世間的にはある程度の年齢にいっても結婚してない人を「ロクでもない」と言う人が多いです。それに男性は若い人のほうが好きな人が圧倒的です。1人で生きていく覚悟をしなければいけないのですがそれも出来ずに最低です。
何も出来ずに、結婚も出来ずに子供も産めずに、一体何のために生まれてきたのでしょうか。
カウンセラー
濱田よし乃
ゆうさん初めまして。こんにちは。

ご相談を担当させていただきます濱田よし乃と申します。
どうぞよろしくお願いします。

まずは、ゆうさん。正直な気持ちを伝えて下さってありがとうございます。
正直な気持を打ち明けてもらえた事にゆうさんの勇気を感じました。

どんな気持であっても正直な気持を誰かに伝えるのには勇気が必要です。
今回の相談に私は、ゆうさんの勇気を感じました。
そしてその勇気に何とか応えたいと思っています。

ゆうさんが正直に伝えてくださったので私も正直に言います。

私は45歳独身で、ゆうさんと同じように思う気持ちが有ります。
「今まで自分は一体何をしてきたのだろう」と何も出来ていないように感じます。特に、過去を振り返った時にそう感じます。
いつか、気の合う素敵なパートナーが現れるんじゃないかと、ただ待っていました。
同時に「そんな人現れないよ」とも思っていました。
「私は妥協すべきだったのかな、我慢が足りなかったのかな」と後悔しながら、「我慢なんてしたくない!好きな人と結婚したい」と思い「でも、そんな事私に出来るのかな、」と不安になります。
45歳で結婚した事がない自分に劣等感を感じる事もあります。

私は母と父両方健在ですが、今は元気だけれどいつまで続くのだろうと不安になる事もあります。
未来はどうなるか分からないのに、悪い想像ばかりしてしまいます。

客観的に考えてみれば、
今までただ気の合う男性に出会わなかっただけで、これから出会うのかもしれません。
結婚していないから独身ですが、独身だからダメ、ではありません。

けれど、頭で理解していても結婚していない自分に劣等感を感じてしまう事もあります。

さて、ゆうさん。

ここまで読んでみて今、どう思われているでしょうか?45歳独身の私をどう思っていますか?
もしも45歳の私に対して少しでも肯定的に思ってくださったのだとしたら、それはゆうさんにも言えることなんですよ。
もしかしたら、そうは思えないかもしれませんね。
けれど、私はゆうさんより5つも年上で今まで結婚してません。ですから世間的には「ロクでもない」と思われているかもしれませんよね^^。

私達は誰よりも自分に一番厳しく接しています。
他の人には決して言わないような言葉も自分には平気で言えます。
バカとか最低とかロクでもないとか、自分以外の人にも言えるでしょうか?

ゆうさんが自分以外の人に優しくするように、ご自分にももう少し優しくしてほしいな、って私は思います。

ゆうさんは、結婚=我慢という思いが強いようです。
メールにもあるようにご両親からの影響かもしれませんね。
ただ、ゆうさんも、私も、好きな男性と結婚する可能性があるんですよ。
「私に限って、それはない」とお思いかもしれませんが、可能性は誰にでもあります。

そして、少なくとも私は、結婚=我慢だとは思いません
何故なら、結婚しても楽しそうなご夫婦を沢山知っているからです。
同い年や年上の女性を好きな男性も知っています。
ですから、結婚=我慢だけとは限らないと思っています。

更に、魅力が無い人はいません。人それぞれ、魅力の感じ方は違うからです。
そして、ゆうさんの魅力はゆうさんには分かりません。
何故なら、それはゆうさんにとって当たり前の事だからです。

例えば、無口な人は自分の無口さを魅力だとは思わないでしょう。
努力して身につけたつもりも無いでしょうし、むしろ欠点だと思っていることもあるかもしれません。
けれど、無口さが魅力的だと感じる人もいるのです。

ですから、ゆうさんが特別なことをしなくても、ゆうさんを魅力的だと感じる人はいるのです。

さて、直接お話してないので、間違っていたらごめんなさいね。
私は、ゆうさんが傷ついているように感じられます。

心が傷ついていたら辛いです。辛かったらこれ以上傷つきたくないと思うのが自然です。
辛かったら、我慢をして更に辛くなりたくないと思うのが当然だと思います。

例えば、足を怪我していたら痛くて歩けません。ですから前に進めませんよね。
足の怪我を治して、傷を癒さなければ、前に進めないと思います。

心の傷も痛くて辛かったら動けなくて当然だと思うんです。

もし、ゆうさんが望むのなら、ご自分の心の傷に向き合って癒す事も出来ます。
もちろん一人でする必要はありません、私達カウンセラーを頼ってくださいね。
心の傷を癒すことで、考え方も変わりますからね。

そして、最後に質問させてください。

ゆうさんが、おそらくずっと言えずにいたであろうお悩みを、勇気を出して、カウンセリングサービスを信頼して打ち明けて下さいました。
そしてサイトに掲載されたご自分のお悩みを読んでみて、
ゆうさんは今何を感じていますか?
質問を書いた時と同じように不安でしょうか?

(おそらくは)今まで、あまり人には言えずにいた悩みを打ち明け、ゆうさんと同じように不安を感じている存在(濱田)を知りました。
今のゆうさんは、ご相談くださった時のゆうさんとは、ほんの少し違っていますよね。
言えなかった気持ちを伝えられた分だけ心が軽くなって、自分だけじゃないという思いも一人分減ったんじゃないかと私は思います。
それは、ほんの少しであっても、相談した時とは違っています。
ほんの少しだけ違うゆうさんの感じる不安は、以前感じていた不安と少し違っていると思うのです。

ほんの少しでも違いがある事は大切です。
ほんの少しの違いの積み重ねで、私達は少しずつ変化をしていきます。
少し変化をすると、今まで出来ないと思っていたことにチャレンジしてみようって思えるようになりますから。

そして、その違いを生み出したのは、ゆうさんの勇気だと思います。

勇気を出して打ち明けてくれたのは、今の状態を何とかしたいと思っているからだと思います。
ゆうさんに、何とかしたいと言う意欲があるからです。
意欲があるのは、何かを得ようとする時一番大切な事なんです。
その意欲さえあれば、一緒に時間を楽しく過ごせる人と結婚する事も出来ると私は思います。

ゆうさんにとって「一緒に時間を楽しく過ごせる人と結婚する」という望みは、とても大切なのだと思います。
「バカバカしい」「最低」など厳しい言葉をご自分に浴びせて、いくら諦めようとしても、諦めきれないからこうしてご相談くださったのではないでしょうか?
それくらい、ゆうさんにとって心の底からの望みなのだと思います。

ゆうさんは幸せになるために生まれてきたのだと私は思います。
そして、ゆうさんが今よりも幸せになるために「一緒に時間を楽しく過ごせる人」が必要なのだと思います。

私は、ゆうさんがそんな人と出会うお手伝いをさせて欲しいなと思っています。

ゆうさん、勇気を出してご相談くださって本当にありがとう。
ゆうさんの幸せを祈っています。

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