自分の傷を癒したい

相談者名
ぽんかん
6才の娘がいる主婦です。娘が生まれた頃から自分はアダルトチルドレンではないかと思い、ネットで情報を集め、夫と娘の為にも良くなろうとがんばってきました。でも自分一人では無理だと感じています。夫も見守ってくれていますが、根本の治療となるとカウンセリングが必要と感じています。

直接の原因である実家とは縁を切りました。でもそれからの回復が進まず、ずっと苦しんでいます。最近娘の成長と自分の幼少の頃を重ねて、辛いことを思い出して苦しんでいることに気づきました。このままでは娘にも悪影響が出るし、自分も人生がつらくみじめで気持ち的に限界を感じています。

どうすれば自分は苦しまずに生きられるかといつも考えています。トラウマとも違うと感じ、どうカウンセラーの方に説明したらいいか悩みます。今は幼少の頃に悲しかった出来事に共感して、慰めて欲しいのです。優しいお母さんの対応を求めていたのかもしれないと思います。でも見ず知らずの方に身内のようなことをしてもらえるのでしょうか。治療終了後にカウンセラーの方なしではまた苦しまなくてはならないことになるのでしょうか。夫と娘がいて幸せなはずなのに、とても孤独を感じます。とにかく寂しいです。過去の悲しかった出来事をひとつひとつカウンセラーの方と解毒していけば、孤独から解放されるんでしょうか。

カウンセラー
はたやま美希
ぽんかんさんへ

はじめまして、カウンセラーのはたやま美希と申します。
ご相談のメールをありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

まず、わたしたちカウンセリングサービスのカウンセリングは医療行為ではない
ので「治療」可能かどうかという観点でのお答えはいたしかねることをご了解く
ださいね。

ぽんかんさんは、きっとカウンセリング自体が未経験でいらっしゃるんですね。
そのカウンセリングでいったいどんな効果が得られるのか、自分が楽になれるの
かそれをお知りになりたいんですよね。

確かにカウンセリングを受けるにあたっては、勇気が必要かもしれませんね。
赤の他人と話をしてみて、自分の心がどうなるのか?とても心配ですよね。
わかりますよ~

そんな、ぽんかんさんへ。

今回のご相談メールが、実はカウンセリングを受けていらっしゃるんですよ、と
いうことをお伝えしたいと思うのです。

ぽんかんさんの人生を振り返ってみて、今回の「カウンセリングへの迷い」のよ
うに、何か興味を持ってやってみたいなぁと思っても、実際に行動に移すこと
に、ためらいや遠慮が多い、ということはなかったでしょうか?

自分が感じていることを表現することにも、抵抗はなかったでしょうか?

もし、そうだとしたら、それがぽんかんさんの「生きずらさ」の原因かもしれま
せんね。

なぜそこまで抵抗があるのでしょうか?
そこをカウンセラーと一緒に探ってみてもいいかもしれませんね。
そして、そこで何をどう感じるのか、カウンセリングのプロセスにゆだねられて
もいいと思いますよ。

そして、カウンセリングの最終目的は、ぽんかんさんが自分にとっての楽や幸せ
を見つけて、感じられることかなと思います。

しかも、それはがんばって作ろうとしなくても、今の生活の中にたくさんちりば
められているのを、ぽんかんさん自身も気づいておられますね。

それを見つける手伝いとして、カウンセリングを使ってみてはどうでしょうか。

ご相談ありがとうございました。

はたやま美希

この記事を書いたカウンセラー