由さん、初めまして。 私は中原謙一と申します。 よろしくお願い致します。さて、読ませて頂いて私が感じたことですが、よく自分を観察されているなと感じま す。 客観的に自分を見るのは大変よい事なので、今後もやっていただいて構わないのです が、その後に少し問題点があります。 観察した結果、必ずといっていいほど「悪い自分」を見つけるために考えてしまって いるように感じます。 たとえば 他人と自分を比べて劣っていると感じている自分=嫌い 勝手に怒ったり攻撃的になってしまう自分=嫌い 嫉妬する自分=嫌い 自分の感情や思い込みだけで一人で突っ走ってしまい、他人と協調できない自分=嫌 い 一瞬でも相手の嫌な一面を見てしまうとそれっきり嫌いになってしまい、相手の短所 を許す事が出来ない自分=嫌い 一方的な態度をとってしまう自分=嫌い 独占欲をもっている自分=嫌い 劣等感をもっている自分=嫌い それらをどうすることも出来ない自分=嫌い のように、自分の嫌いなところがいっぱい書かれていますね。 おそらく、問題の根っこに当たる部分は「悪い自分」と感じている事そのものでしょ う。 ただ、だれよりも由さんを嫌っているのは、由さん自身ですよね。 嫉妬や劣等感、独占欲など、これらも感情です。 感情があれば、もっていない人間はいません。 だからといって、感情そのものを消してしまっても、これは楽しさや嬉しさまで消え てしまうので、それは損です。 であれば、これら「嫌」な感情を持つ自分を、「別に嫌いじゃない」自分になってみ るというのはいかがでしょう。 たとえば 他人と自分を比べて劣っていると感じている自分=相手のいいところを見ているんだ 勝手に怒ったり攻撃的になってしまう自分=今怖いのかもしれない 嫉妬する自分=そんな自分がいてもいいか 自分の感情や思い込みだけで一人で突っ走ってしまい、他人と協調できない自分=ちょ っと変わってる? 一瞬でも相手の嫌な一面を見てしまうとそれっきり嫌いになってしまい、相手の短所 を許す事が出来ない自分=完ぺき主義なのかも 一方的な態度をとってしまう自分=構って欲しいのかも 独占欲をもっている自分=寂しいんだ 劣等感をもっている自分=だれにでもあるよね それらをどうすることも出来ない自分=そんな自分が好き のように、嫌な自分を肯定できたらどうでしょうね。 由さんが周りにとっている態度は、自分自身にとっている態度でもあります。 ですので、自分自身の扱い方を変えてしまえば、由さんの周りに対する接し方も、徐々 にかもしれませんが変わってくるかもしれません。 自分を認める。 自分を肯定する。 よかったらやってみて下さい。 もしうまく出来ないようであれば、その時はカウンセラーを使っていっぱい練習して みて下さいね。 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。 由さんの周りが笑顔がいっぱいになる、そして由さん自身も笑顔でいられる人生の参 考に少しでもなれれば幸いです。 ありがとうございました |