他人と仲良くなれない

相談者名
めぐ
はじめまして、めぐと申します。ずっと前から人間関係のことで悩んできました。まずは、自分が変わらなくてはと思い、自分なりに本を読んだり、こちらのホームページを見たりして、それを実行出来ることはして、前よりは自分のことが好きになりました。でも、相変わらず他人とは仲良く出来ません。
知り合いはたくさん出来ましたが、それ以上の関係にはなれません。
知り合いから友達には発展しないのです。
前からそうでしたが、人から距離を置かれているような、あまり近づきたくないなと思われているような感じがするのです。というのも、私は、必ず「まじめだね」「おとなしいね」と言われ、近づきがたいと思われているようです。私の接し方で相手が変わるという事はわかっているのですが、実際にそれを行動に移すことが出来ません。もしかして、私の方が相手に壁をつくっているのかな?とも思いますが、その壁をどうとりはらっていったらいいのかわかりません。
小さなことから、少しずつ変えていきたいと思うのですが、どういう事から変えていけばいいのでしょうか?
何かアドバイスをお願いします。
カウンセラー
中原謙一
めぐさん、初めまして。

私は中原謙一と申します。

よろしくお願いいたします。

メールを読ませてもらって私が感じたことなのですが、めぐさんには大きな恐れが一
つあるみたいですね。

それは、「傷つく」ことに関する恐れではないかと感じます。

誰かと親しい関係を作っていくと、そのきずなが深い分だけ、裏切られたり嫌われた
りしたときに深く傷ついてしまいます。

めぐさんはこの傷ついたらどうしようという恐れが強く感じられます。

ただ、実際の人間関係では、摩擦は必ずあります。

当然気がつかないうちに相手を傷つけることも傷つけられることもあります。

しかし、傷つくことばかりを見てしまうと?ミュニケーションはますますとれなく
なってしまいます。

そこで、こんなイメージをもって欲しいんです。

めぐさんはでこぼこの石だと思ってください。
そして、相手もでこぼこの石だったとします。

お互いをこすり合わせていくと、どうなるでしょうか?

堅さが同じ場合、お互いの石はどんどん削れていきますね。

もしこの石が自分だったとすれば、当然これは痛いと感じますから、誰だって嫌なん
です。

でも、削れた部分を見てみてください。

そうすると、削れたところはでこぼこがなくなり、平らになっていきます。
相手の石もそうですよね。

そうすると、削れる前に比べて、お互いが接触する面積が広くなっているわけです。

この接触面積が広い分だけ、コミュニケーションが楽にとれるわけです。

今、めぐさんに必要なのは、「一歩を踏み出す勇気」だと私は感じます。

ただ、一歩を踏み出すのって怖いんですよ。

ですので、「うまくできなくて当たり前だ」と思って欲しいんです。

そして、うまくできたら、いっぱい自分を褒めて欲しいんです。

これは私の想像ですが、めぐさんは今までの体験で、誰か親しい人、信頼していた人
に傷つけられたことがあるのではないでしょうか?

そこから見ていくという方法もありますが、これは独りでは大変なので、このような
ことはカウンセラーとやってみてください。

そして、もしよかったらですが、カウンセラーを使って、コミュニケーションをとる
練習をいっぱいしてみてください。

そこから、自分に合ったコミュニケーションのやり方が見つかるかもしれません。

「独りでやらないこと」

今のめぐさんには大切なことだと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

めぐさんが楽しい交友関係を作る参考に少しでもなれば、幸いです。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。