#はじめまして。よろしくお願いします。27歳の専業主婦です。子供は一人でこの春保育 #園に通います。義母父と同居です。 奈々さんはじめまして。小川のりこと申します。よろしくお願いいたします。この春より子供 さんが保育園なんですね。子供の成長は見ていて嬉しいものでしょうね。#何年か前にダンナが事故を起こして相手の方が亡くなりました。現在執行有路中で免許 #もありません。この春保育園に行くのですが、回りのお母さん達の目が気になって気になっ #て仕方がありません。相手の方は近くに住んでいる方です。 ショックな出来事でしたね。とても驚いたことでしょうね。回りの目を 気にしたとしても当然だと思います。こちらもいっぱい気を使ってしまいそうですね。 #ダンナが悪いので相手に対する申し訳なさも加わり益々気になります。息子がいじめられ #たらと思うのもありますが、何より私が何か言われてると思うと怖くてしかたがありません。 #ダンナがしたことで私がしたわけでもないのにどうして・・と日々思います。ウワサなんか気 #にするなというのがこの家の考え方のようですがだったら体験入園も代わりに行ってくれと #思います。なによりだったら時間を戻して無かったことにしてみろとさえ思います。 そうですね。「何を言われてるのだろう。」と思ってしまうと、びくびくしてしまうんではないで しょうか。いろんなうわさがたってしまうと、やはり奥様としては気が気でないと思います。 そして、当然「怒り」も出てくるかもしれません。彼に対して、そして回りに対して。 「どうしてこんなことに・・・!!」という思いも何度も何度も出てくるのではないでしょうか。 本当にしんどくておつらいことと思います。 #義理親はいまだにダンナは悪くない、相手が悪いと思っているようで堂々としています。 #その方の知り合いや親戚がいても不思議じゃない状況なのに・・。 #遠くの園にしたくても送り迎えを考えると難しいです。 いっぱいいっぱい考えてしまいますよね。奈々さん本人のことではないけれど、自分のこと のように気になるでしょうね。そんなとき「相手が悪い」と思って堂々としているご主人様の 御両親を、奈々さんはどんなふうに見ているのでしょうか。 実はね、奈々さん。私も同じ経験があるんです。少し私事ですが、お話させてくださいね。 私は1度離婚をしておりますが、元主人が同じように人身事故を起こしたことがあります。 相手の方は即死でした。私は夜11時ごろ現場に呼び出され、私の目の前で相手の方は亡くなり ました。現場検証が1,2時間かかり、その後警察へ行き、主人が事情聴取の間、私が寒く暗い待 合室にいたことを覚えています。そして、 「明日からどうしたらいいのだろう。」「当然会社に話が行くだろう。主人はどうなるのだろう。」 「周りはどう見るだろう。」「私の主人は一人の人の命を奪ってしまった。。。」 恐ろしさで体の震えが止まりませんでした。 #なによりだったら時間を戻して無かったことにしてみろとさえ思います。 私もこう思いました。こんなことを起こした主人に対して、同情もありましたが、怒りも同時に出て きました。 「だからあれほど車の運転には注意してって、日ごろから言ってたのに!!」って。 「どうして私がこんな目に会うの!?」「どうして巻き込まれなきゃいけないのよ!」 何度も何度も考えましたよ。 奈々さんも同じようなことを思われたのではないでしょうか? #義理親はいまだにダンナは悪くない、相手が悪いと思っているようで堂々としています。 #その方の知り合いや親戚がいても不思議じゃない状況なのに・・。 ただここでね。奈々さん。私はご主人様の御両親が「悪くない。相手が悪い」と思っているのは本心なの か・・・? って思いました 確かに言葉には出しますよね。それに対して聞いている側は腹を立てるでしょう。 一般的な心理状態にアプローチすると、 人が「こっちは悪くない。相手が悪い」と思うとき。それは自分を守っているときだと考えます。 相手の方が亡くなった場合、それに対して「罪悪感」という、感じたくない感情を強く抱きます。 そんなことをしてしまった自分をとても責めます。その親ともなれば当然ご主人様と同じような気持 ちを持つでしょう。 「どうして俺が(息子が)こんな目に・・・」。これは、奈々さんも思ったことではないでしょうか。彼も、そして 彼の家族も考えたことだと思います。 私の元主人の両親も、散々自分を責めていました。自分の息子のしてしまったことですから、まるで ご自分の罪のように思っても当然かもしれません。いっぱい自分を責めてました。だけど人は自分 を責める容量は決まっていますので、自分を責めるのが辛くなってしまったとき、社会から責められて いるように感じてしまいます。 「回りもきっとこっちが悪いと思ってるだろう。」「影でとても言われているかもしれない。」 これも奈々さんも感じていることですよね。そしてその思いは恐怖となります。そんなとき、 「そうです。私たちは罪人なんです。責められて当然なんです。」と認めてしまうのが極端に恐ろしく、 社会からの目がとても怖くなってしまったとき、 「いいや、こっちは悪くないんだ。相手が悪いんだ。」 と、相手のせいにすることで、自分を守ることは多くあるようです。ご主人様のご両親もそうかもしれま せん。そして何度か書きましたが、奈々さんが感じている、 「回りもきっとこっちが悪いと思ってるだろう。」「影でとても言われているかもしれない。」 「どうして私がこんな目に会うの!?」「どうして巻き込まれなきゃいけないのよ!」 これらの気持ちは、実はご主人様やご両親も考えていることでもあったりするんです。 #そしてもう一つはこの義理母がかなりの男好きだったそうで相当な浮気魔だったのだそう #です。義理父は近所で「ヒモ男」と影で呼ばれています。知ってビックリしました。 #気にするなとはどうすることを言うのでしょうか。堂々としていたらいいのでしょうか? おどろきましたよね。このお話を始めて耳にしたときの奈々さんは、どんなお気持ちだったの でしょうね。驚いたのももちろんだと思いますが、他にどんなお気持ちになられたのでしょう。 #気にするなとはどうすることを言うのでしょうか。堂々としていたらいいのでしょうか? そうですね。聞かされた本人にしてみれば、簡単に受け流すことはできないでしょうね。 気にするなということ、堂々としていろということに対して大きく抵抗してしまう奈々さんが おられるようですね。 #嘘だったというならまだしも事実がすでにあるのにそれでも堂々としているのが良いんでし #ょうか・・。人の目を気にしない人は皆自分勝手なような気がします。 #ダンナの女友達に「好きな人がしたことなら仕方がないと私だったらそう思う。好きな人のこ #とだったら何でも受け止めてあげるのがあたりまえ」と言われましたが命をかけられるほどダ #ンナを好きではないし、そもそも家族が大事なら起こさないような事故です。 #何から何まで怖くて人が嫌です。子供もダンナにソックリな顔でもうだんだん嫌になってきました。 #何もかもつまらなく感じてきて布団の中で丸まってるのが幸せです。 #どうあるべきなのかきまった答えがあるのならラクなのにと思います。 奈々さんのこの文章を読んでいて、とても気になったことがあります。一つは、 #命をかけられるほどダンナを好きではないし、 という部分。何か、ご主人様に対する「不満」のようなものを感じました。だけどそれがなかなか彼に 通じることがなかったり、話せなかったり、分かってもらえなかったりで、たくさん我慢されてきたこ とってあるんじゃないでしょうか。もしそうなら、とても苦しいことと思います。 そしてもう一つは、とても周りの目や世間のうわさというものに対して、「恐れ」を大きく感じます。 人に対しての何らかの「恐れ」のようなものが奈々さんにはありますか? 私は親の暴力といじめられた経験から、ずっと人の目が怖くて、社会から見られる自分の評価を 極端に気にしてずっと生きてきました。自分が何かしたとき、親や姉妹が何かしたときいつもいつ も周りを気にしていました。 #何もかもつまらなく感じてきて布団の中で丸まってるのが幸せです。 この感じ。私もありました。私は布団の中で空想してたんです。「ありえない」と思っている世界。 楽に楽しく生きれる世界をね。だからわれに返ると気づかいばかりで疲れることばかりでした。 #何より私が何か言われてると思うと怖くてしかたがありません。 と始めに書いてくださってますよね。事実がどうなのかは分からないことですが、何か言われてる のでは・・・と感じると、びくびくして小さくなっていっぱいの目が自分を責めてるような感じにも思っ てしまいます。「こっちが悪いのだから、言われて当然かもしれない。」「私たちはこうしてずっと生き ていかなければならない。」そんな感覚をも持ってしまいます。 だとすると、当然「楽しみ」や「楽さ」「無邪気さ」というものを持つことを禁止せざるを得なくなりま す。罪のある毎日。そんな重荷を背負っていくような感じではないでしょうか。 特に事故などの家族をも巻き込んでしまうような大きなものとなると、この「私たちが悪い」という、 「罪悪感」は 「なにか償わなければならない」→「犠牲を払わなければならない」と感じますから、 自分のしたことを正当化したり、正しい・間違いにこだわったりしてしまいます。 「正しい、間違ってる」という争いに発展しちゃうんですね。ここを抜ける鍵は、「許すこと」なんです。 「嫌だーーー!!」って感じませんか? そう簡単にそんな気持ちにはなれなくて当然だと思います。 けれどもこの罪悪感にしばられ続けると、本当に空想の世界でしか生きられなくて、生きづらい感覚 は常にもってしまいます。 いきなり出来ることではありませんが、「許すこと」であなたと、そして家族を癒していきませんか? そしてをのお手伝いを私たちにさせていただけませんでしょうか。 今この状態が苦しくて、お話していただいたことは、とても嬉しく思いますし、私がこれらをお伝え して応援できることも嬉しく思います。こうしてご相談していただいたということは、奈々さんは、ま だ諦めていませんよね。まずは奈々さんのおつらい気持ちをお話してください。ボランティアカウンセ ラーもたくさんいます。そして最初のお電話は誰にしてもお電話代しかかかりませんので、安心してま た頼ってくださいね。本当に長々と書いてしまい、失礼いたしました。奈々さんを応援しております。 |