うまくいかない…

相談者名
しん
こんにちは。話を聞いてください。
よろしくお願いします。

私は、人との「会話の輪に入る」
「よりよい人間関係を作る」のがうまくできません。
2人のときはそれなりに会話はできるのですが、
大勢でいるといつも人の話を聞いているのがほとんどです。
なので、深く仲良くしている友人はあまりいません。

そして先日、サークルの後輩が自分からしつこくメールを
送っていることに困っている、と忠告を受けました。
月1回くらい送っていただけなのですが、別段意味もなく
世間話のメールを送ってくることに相手はストーカーと
勘違いしてしまったようです。

じっくり考えてみたのですが、小~中学生といじめや無視に
遭っていたことが心の中のトラウマになっている気が
しています。

自分を「いい人」であろうと構えてしまって、
「ええかっこしい」になってしまって平静を装うと
して心が開きにくくなっている。
自分はコミュニケーションの仕方を知らないのでは?
どうやったらうまく人間関係、友人関係を構築できるのか、
分からなくなっています。

カウンセリングサービスのHPを見たり、友人と話したりして
「他人に話しかける」自分自身の心の働きかけが第一歩、
ということは分かっているのだけど、踏み出す「勇気」が
ほしいです。

よろしくお願いします。

カウンセラー
小川のりこ
こんにちは、しんさん。
小川のりこです。よろしくお願いいたします。

> 私は、人との「会話の輪に入る」
> 「よりよい人間関係を作る」のがうまくできません。
> 2人のときはそれなりに会話はできるのですが、
> 大勢でいるといつも人の話を聞いているのがほとんどです。
> なので、深く仲良くしている友人はあまりいません。
一対一ならいいけど、大勢が苦手のようですね。
こういうご相談は結構多いんです。だけど本人にとっては本当に
とても毎日が苦しい状態ですよね。
いつも緊張しているような、リラックスして輪の中にはいられない
状態だと思います。とてもしんどいでしょうね。

> そして先日、サークルの後輩が自分からしつこくメールを
> 送っていることに困っている、と忠告を受けました。
> 月1回くらい送っていただけなのですが、別段意味もなく
> 世間話のメールを送ってくることに相手はストーカーと
> 勘違いしてしまったようです。
それはしんさんにとって、大変ショックなことだったのではないでしょうか。
そうなると気になるのは、なぜ相手がそう思わざるを得なかったのかという
理由ですよね。
お聞きしたいのは、しんさんはその後輩の方に、月1で送っている
お気持ちです。仲良くなりたかったのかな?それとも何か理由があっての
ことでしょうか。

> じっくり考えてみたのですが、小~中学生といじめや無視に
> 遭っていたことが心の中のトラウマになっている気が
> しています。
これは大きなこころのしこりとしてあっても当然だと思います。
いじめは多くにおいて、多対一ですから、集団に対しての苦手意識は
とても強く残る方が多いです。
私自身も長い学生生活をいじめ続けられる生活をしてきました。
これ以上嫌われないように・・・。
これ以上無視されないように・・・。
相手の目や動きをチェックして、怖くて怖くて、自分が情けなくて、
そんな思いの中生きていた経験があります。
しんさんもそんな思いを一度はしたのかもしれませんね。

> 自分を「いい人」であろうと構えてしまって、
> 「ええかっこしい」になってしまって平静を装うと
> して心が開きにくくなっている。
> 自分はコミュニケーションの仕方を知らないのでは?
> どうやったらうまく人間関係、友人関係を構築できるのか、
> 分からなくなっています。
いじめの経験は、その人のこころを破壊してしまうことがあります。
人が怖かったり、自分の意見を出すのが悪いことのように感じたり・・・。
コミュニケーションというのは、自分のこころをオープンにしてこそうまく
行くものですが、自分に対する自信(自分を信じる力)や、相手に
対する信頼感がなければ、対人関係はうまく行きません。
そこの部分ではしんさんはどうでしょうね。
私はいじめにより、いじめられてる自分は最低の人間だと思って
自分を誰よりもいじめ、嫌い続けていましたから、自信はなかったし、
いじめている相手に憎しみさえあったので、(今は全くないですけどね)
人を信じるということは、全く出来ませんでした。
しんさんにもそんな苦しい思いはありませんでしょうか。

> カウンセリングサービスのHPを見たり、友人と話したりして
> 「他人に話しかける」自分自身の心の働きかけが第一歩、
> ということは分かっているのだけど、踏み出す「勇気」が
> ほしいです。
ご自身では、とても努力されているようですね。ずっとこのことを
なんとかしたいと思っておられたのでしょうね。頑張って来たんですね。
分かってる・・・・。だけど出来ない・・・。
こんなとき、人の頭とこころは一致していません。
頭(思考)。→ 「そうか。こうしてこうしていけばうまく行くんだ。」
こころ(感情)。→ 「・・・だけど嫌だよ。。。だって●●●だから・・・。」
こんな感じです。しんさんがもし●●●を埋めるなら、何て書きますか?
私は、「絶対嫌!! だってどうせやったってうまくいくはずないんだから!!」
だったんですよ。
こんなときは、とても単純ですが、この「こころ(感情)」の部分を吐き出す
作業がとても重要になってきます。
しんさんのこころは今、苦しい感情でいっぱいいっぱいだと思うんです。
だからいい方法ややり方を教えてもらったり、読んだりしても、それを受け入れる
スペースがこころにありません。やり方や方法論は、余裕があってこそ可能な
ものです。だから、それをこころにすっと入れて、頭とこころを一致することが
一番先の作業になると考えます。
もし・・・。ご自分でいじめが原因ならば、苦しかったこと、ずっと言えずにいた
思い・・・。それを自分の口で自分の思いのまま誰かにただ聴いてもらって、
理解して受け止めてもらう。これが必要です。そうするとこころの中の
苦しい感情は必ず外へ放出されます。とってもすっきりすると思うんです
よね。その感覚が、人の「余裕」です。そしてその余裕が出来たとき、
「じゃあ、こんな提案があるんですけどね。。。やってみませんか?」
・・・となっていくんです。
私もここから始めたんですよ。もともとこうやって相談させていただく側に長年
いましたからね。
とくにいじめの話は私にとって一番したくないことでした。
「私は嫌われ者の女だったということを人に知られると益々嫌われる・・・。」
そんな感覚でいましたから。
だけど散々その話をして、泣いて泣いて、分かってもらえて嬉しくて、
分かってくれる人もこんなにいるんだということが自分で理解できて・・・。
それを繰り返していくうちに、人に対する信頼感。自分は嫌われてたのでは
なく、頑張っていただけなんだと自分自身を受け入れ始め、ここまで来ました。
対人関係って一生続くものですよね。しんさんもだからこそ今までも
きっと一生懸命超えていこうと努力されたと思います。だけど自分の中に
答えが見つからず、私たちを頼ってくれたのだと思います。
もしよろしければ、初回無料、ボランティアでも構いませんから、いっぱい
私たちに教えていただけませんか? あなたがどれだけ頑張ってきたのかを・・。
応援させてください。
ご相談、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。