こんにちはおれんじさん。 カウンセリングサービス 原です。 ご相談ありがとうございます。とても疲れているようですね。 人を批判するような思いだけが巡るのはしんどいと思いますし、電話が鳴ると怖くて仕方 がないのもしんどいと思います。 患者さんとの関係では苦にならないことはいいことですね。 お仕事はほぼ毎日のことでしょうから苦にならなくてよかったですね。 看護師をしている時は結構深い話しができるとのことですが、お仕事をされている時は看 護師モードになられていることはありますか? 看護師モードが対人関係への苦手意識を無くしてくれているとしたら、看護師としての自 分に自信を持ってているのかもしれませんね。 もしくは、患者さんに与えるモードになれているのかもしれません。私たちは与えるモー ドになっていると怖れを超えて人に近づけるんですね。 また、プロ意識などが高いとプロとしての仕事モードが人への苦手意識をカバーしてくれ てたりすることもあります。 いずれにしてもいいことだと思います。良かったですね。 人を批判する思いだけが残るということは、自分自信を批判しているところがあるのか、 または批判される怖れを持っているのかもしれませんね。 これらがあると人を批判的に見がちになってしまうことがあります。また人との関係で自 分を知られる怖れや、嫌われる怖れをもちやすくなり、それらの怖れを抱きながらの人と 接するのは非常にエネルギーを消耗してしまいます。 自分のことを嫌いな部分があったり、自分を責めてしまう傾向が多かったりがあるのでし ょうか? もしあれば、ありのままの自分を受け入れてみることや、完璧でない自分を許すことが人 への怖れを消していく鍵になっていくと思います。 また、ありのままの自分を人に受けいれてもらう経験をされてみるのもいいと思います。 まずは、信頼できる人や、安心できる人などからはじめられるといいと思います。 そうやってありのままの自分を受け入れて、完璧でない自分を許すことができてくると人 を批判的にみることも無くなっていき楽になってくるかと思います。 また人に批判される怖れのようなものはありますか? もしあったとしたら、人に批判されて傷ついたような経験があったのかもしれませんね。 傷ついた思いが完了せずに心の奥に残っていると人との関係が怖くなってしまうことがあ るんです。 傷つくんじゃないかという潜在的な心理が、人と接する時に緊張を作ったり、身構えてし まったり、顔色を伺いすぎたり、気を使いすぎたり、逆に傷つけられないように攻撃的な 自分がでてきてしまったりと人と接する時に防衛的な接し方をしてしまうんです。 これがあるとめちゃくちゃ疲れるんですよね。 もし傷ついた思いが完了せずに心の奥に残っていたとしたら、その傷ついた思いを解放し ていくと完了していき、傷つくんじゃないかという潜在的な心理が無くなり楽になってい きます。 傷ついた気持ちを感じ尽くしていき感情を解放していくという方法もありますし、誰かに 傷ついた気持ちを受けとめてもらい感情を解放していくと方法もあります。 誰かに傷ついた気持ちを受けとめてもらうという方法のほうが解放しやすいかもしれませ んね。 人と接すると疲れる、怖いというのはとてもしんどいことと思います。 そのしんどさも一人で抱え込まず、誰かに受け止めてもらってくださいね。 参考になることがあれば幸いです。 ご相談ありがとうございました。それでは失礼します。 |