友人との決別で

ちゃおさんのメール、読ませて頂きました。
とても、今ちゃおさんのお友達との心の中での関係についてこれからどうし
ようかと考えていらっしゃるんですね。
お友達との決別のきっかけの一つになったのがお友達曰く、ちゃおさんのネ
ガティブな発言との事ですが、その事についてとても今後悔した気持ちを感
じられているのかと感じました。
友達とのつき合いというのはどういうふうに距離をとって行けばいいのかと
いうところで悩むものですよね。

ちゃおさんもそのお友達に色々と相談したり、つらいなと感じられたときに
愚痴を言いあえるような仲だったのかと思います。
しかし、そのお友達がちゃおさんの元を離れられたのは、もしかしたらちゃ
おさんのネガティブな発言が原因ではないかもしれないな、とも感じられま
した。
ちゃおさんが、色々と相談されたときにそのお友達は色々とアドバイスをし
てくれたりと色々と親身にされてたんですね。
そこで、一つちゃおさんに質問があります。
そのお友達のアドバイスや助言を受けたときに、それらについて受け止めら
れてたでしょうか？
もしかしたら、お友達のアドバイスに対して「でも・・・」とそのアドバイ
スを受け止められる事が少なかったのではないかと推測いたしました。
お友達は、ちゃおさんの助けになりたいと頑張ってこられたけど、自分では
力不足、私はちゃおさんの約に立てないという気持ちでいっぱいになってい
らっしゃったのかもしれません。
そして、ここからはお友達の心のどこかで「役に立てない自分はちゃおさん
のそばにいても仕方がない」とお友達の中にある無力で力不足な自分を感じ
られていたかもしれません。
その、感覚というものは私たちはあまり感じたくない感覚の一つであります
ので、お友達の中で「ちゃおさんと一緒にいたくないな」という気持ちが生
まれて来たのかもしれません。
そして、そのお友達に対して自分の気持ちを吹っ切るためにちゃおさんはお
友達に対してきつい言葉をぶつけられたのかもしれません。
それくらいしないと、お友達の事がとても大切で掛け替えのない存在だった
のかな、と感じました。

そこで、ちゃおさんに提案があります。
今は、決別状態であるかもしれませんが、今までそのお友達がしてくれた事
に「ありがとう」という気持ちを持ってみませんか、という事です。
別に、そのお友達に直接伝えなくても構いません。
ただ、その気持ちを持ってみようという目標を持ってみませんか。

そこを目標として、今感じられている事や思っている気持ちをもしよろしけ
れば私たちカウンセラーにお話頂けませんでしょうか。
そして、今ちゃおさんが無理やりその気持ちを吹っ切るのではなく、納得し
た上で色々なものを手放していきませんか？

ちゃおさんの今感じられている気持ちが軽くなるヒントとなれば幸いです。

この度はご相談頂きましてありがとうございました。

中村季代乃