誰からも好かれる友人について

相談者名
さくら
こんにちは。
私の友人との悩みを聞いて下さい。私の友人は昔から何でも相談にのってくれて、私だけじゃなく誰からも好かれて
とても人気があります。

ところが、その友人を信頼しお金を預けていたのですが、返すと言われた日にちから
だいぶ経つのに返ってきません。
そういった事はきちっとしてくれる人だと思っていたので、私は夜も眠れないほどショックでした。それに私にとってはかなりの金額のお金です。私も困っているのです。
心の中では彼はそんな人じゃない、でも一体どうしたんだろう?と不安で一杯でした。

なぜ返してくれないのか彼に一度聞いた所、彼にも難しい事情があることがわかり、
私もそれ以上強く言えず、その時点では納得せざるを得ませんでした。
また、いつ返せるかもわからないとのことでした。
それでも私は待つことにしました。

でも最近、別の友達と話したところ、その友達も彼にお金を貸している事がわかり、それだけならいいのですが、私に説明してくれた事情と違うことを彼が言っていたのがわかりました。
私が聞いていた話と全然ちがったので確かめようと彼に聞いた所、あいまいな返事しか返してくれなかったのです。私は騙されているのでしょうか?

もちろんお金がまだ返ってこないこともショックですが、それより彼を信じていたのに
彼がちがう説明をすることや返してくれない態度にショックを受けています。
彼との友人関係は続けたいけれど、お金も返してほしいのです。
私はこれからどういう態度を取ったらいいのでしょう。
もう返ってこないと諦めたほうがいいのでしょうか。

親からは、お金を返してもらうならば、そろそろ法的な手続きを取るしかないだろうと言われていますが、それはできることならしたくありません。
彼を信じたいのです。

このことをうやむやにして、彼との友人関係を続けたほうがいいのでしょうか。

良いアドバイスがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

カウンセラー
原裕輝
こんにちは、さくらさん 原といいます。
よろしくおねがいします。
>
>>こんにちは。
>>私の友人との悩みを聞いて下さい。
>>
>>私の友人は昔から何でも相談にのってくれて、私だけじゃなく誰からも好かれて
>>とても人気があります。
>>
>>ところが、その友人を信頼しお金を預けていたのですが、返すと言われた日にちから
>>だいぶ経つのに返ってきません。
>>そういった事はきちっとしてくれる人だと思っていたので、私は夜も眠れないほどショックでした。それに私にとってはかなりの金額のお金です。私も困っているのです。
>>心の中では彼はそんな人じゃない、でも一体どうしたんだろう?と不安で一杯でした。
>>なんで帰ってこないのだろう?という不安な感じでしょうか。理由がわかれば、安心できたり、納得するんだけど、その時は帰ってきていない理由がわからなかった
ようですね。

>>なぜ返してくれないのか彼に一度聞いた所、彼にも難しい事情があることがわかり、
>>私もそれ以上強く言えず、その時点では納得せざるを得ませんでした。
>>また、いつ返せるかもわからないとのことでした。
>>それでも私は待つことにしました。

それ以上強く言えなかったのは、さくらさんが相手がこまっているような感じを察したからでしょうか?僕にはそんな感じがします。
さくらさんの人のことを察したり、相手の立場にたて物事をみるやさしさがそうさしたのでしょうね。でも、なにか納得することに不完全燃焼のような感じもします。不完全燃焼の時は、ずっともやもやした嫌な感じが続いたり、しんどかったり、怒りが大きくなっていき不信感がでてきます。不信感がでてくると、どれが本当か、嘘かわからなかったり、すべてが嘘にみえてしまいます。
不完全燃焼の納得というのがキーワードになるような感じがします。

>>
>>でも最近、別の友達と話したところ、その友達も彼にお金を貸している事がわかり、それだけならいいのですが、私に説明してくれた事情と違うことを彼が言っていたのがわかりました。
>>私が聞いていた話と全然ちがったので確かめようと彼に聞いた所、あいまいな返事しか返してくれなかったのです。私は騙されているのでしょうか?

お友達から自分の聞いた話と違う事情があった時はショックだったんですね。
彼に聞いたときは、納得できない返事だったんですね。
彼は話せない事情があるのか、話したくないのかは、わかりませんが、
さくらさんには、不完全燃焼でしんどいですね。

>>
>>もちろんお金がまだ返ってこないこともショックですが、それより彼を信じていたのに
>>彼がちがう説明をすることや返してくれない態度にショックを受けています。
>>彼との友人関係は続けたいけれど、お金も返してほしいのです。
>>私はこれからどういう態度を取ったらいいのでしょう。
>>もう返ってこないと諦めたほうがいいのでしょうか。
>>
>>親からは、お金を返してもらうならば、そろそろ法的な手続きを取るしかないだろうと言われていますが、それはできることならしたくありません。
>>彼を信じたいのです。
>>

いろいろ感情がいりみだれて困惑されてる感じがつたわってきます。
しんどそうですね。さくらさんのお友達もさくらさんと同じように困惑されて
しんどいかもしれませんね。一般的にお友達や、人伝えにお話を聞くとき情報のづれや(極端な例でいうと伝言板ゲームがそううですね)、お話の中に感情はいってしまったりして情報のずれがでてくる場合があります。
さくらさんの場合は、納得感が不完全燃焼のまま、納得する説明をもらっていない訳ですから、情報のずれがでた時に、よけいに不信感を感じたり、しんどさがでてくると思います。このしんどさはとてもしんどいと思います。

>>このことをうやむやにして、彼との友人関係を続けたほうがいいのでしょうか。
>>

さくらさんのお話をみていると、うやむやにするのは、さくらさん自身はしんどいみたいですね。彼を信じたいという気持ちと不完全燃焼のお気持ちとの気持ちが
綱引きをしているような葛藤があるような感じがします。このまま納得しないまま
いろいろ考えたり、お友達に相談しても、心のもやもやや、しんどい感じや、疑い
は次から次へとでてくる感じもします。
不完全燃焼の気持ちはしんどいと思いますから、彼に何度でも直接お話をして、どういう内用なのか、どういうつもりでいるのかなど、さくらさんが、納得できるまで彼に何度も何度も直接聞いてみてはいかがでしょうか?さくらさんは、やさしいタイプのようですから、彼に質問をする時こんなこと聞いていいのかしらと思われるかもしれません、でも、そうしちゃうとまた不完全燃焼になってしまうと思います。さくらさんお気持ちが完全燃焼できるまで何度でも彼に直接聞かれてから彼との関係をこれからどうしようかと決められてはと思います。

ご相談ありがとうございました。
それでは、失礼いたします。

相談者名
さくら
原さん、お返事ありがとうございました。ここに相談させて頂いてから気付いたことがありました。

私は彼が「お金を返すこと」より、「友人を切り捨てること」を選んだということを
認められなかったんだと思います。
彼は、友人としてつきあってきた関係よりもお金を取ったのです。
私はそのことから目をそむけ、認めたくなかったのかもしれません。

私のお金は、もちろん自分のために貯めていたものでもありましたが、
親への親孝行のために使おうと思っていたのです。
それが出来なくなった今、もう生きる目的がありません。
それぐらい私が大切にしていたものだからです。

それでも私の選択はまだ一つ残っていることに気付きました。

私は彼の目の前で「死」を選びます。
もう訴えることもしたくない、返せとももう言えないからです。

彼が望んでいたのは「お金」です。
私がいないほうがいいのです。

私がこんな思いでいるということを、いくら回りに言っても、
私の味方はいません。八方塞がりです。
みんな彼の言う事しか信じないからです。
そして、彼自身も自分の過ちを認めることはないでしょう。
その辺に関しては彼は天才です。自分が一番の被害者を装うでしょう。

でもこの遺書を残して私が死を選べば、彼もいつかは間違いに気付くでしょう。
この文章を読めば、この事を知っている人には一目瞭然です。

私は、お金も友人も失いましたが、良い人生でした。
もう悔いはありません。
こちらに最後に相談できて、心が落ち着きました。

こういう者が相談にきたと、お伝え頂ければ幸いです。
ありがとうございました。

カウンセラー
原裕輝
> 原さん、お返事ありがとうございました。こんにちは、さくらさんレスありがとうございます。

>
> ここに相談させて頂いてから気付いたことがありました。
>
> 私は彼が「お金を返すこと」より、「友人を切り捨てること」を選んだということを
> 認められなかったんだと思います。
> 彼は、友人としてつきあってきた関係よりもお金を取ったのです。
> 私はそのことから目をそむけ、認めたくなかったのかもしれません。
>

なるほど、友人を切り捨ててると今まで思いたくないと思っている
自分がいたことに気づいたんですね。
そんなはずはない、きっとちがうはずだ、そんな感じでしょうか。
彼には、本当の所は聞けないけど、彼ならそんなはずだと思いたい
自分がいたという感じでしょうか。

> 私のお金は、もちろん自分のために貯めていたものでもありましたが、
> 親への親孝行のために使おうと思っていたのです。
> それが出来なくなった今、もう生きる目的がありません。
> それぐらい私が大切にしていたものだからです。
>

親孝行の目的が、もうはたせないと感じられてるんですね。
もう、無理だ、生きる意味がない、絶望的な感じでしょうか?
しんどそうですね。
本当に親を大事に思われているんですね。
大事にしてあげたい、喜ぶ顔がみたい、与えてあげたい
大切な人に感謝をつたえたい、そんな気持ちがあるんですね。
やさしいかたですね。

> それでも私の選択はまだ一つ残っていることに気付きました。
>
> 私は彼の目の前で「死」を選びます。
> もう訴えることもしたくない、返せとももう言えないからです。
>

僕は父親を死という形でなくしてます。
本当に、大切な人、肉親が死ぬということはなによりもつらいです。
もう父親が死んで20年近くたちますが、今でも思い出すと涙が
でてきます。
本当に死というものは、残された者にとってつらくて、悲しいことです。
さくらさんが大切に思われている、親も同じ様に悲しむと思います、
子供が親より先に死ぬというのは、親にとって本当につらいことです。
生きるということを選ぶことが最大の親孝行になると僕は思います。

>
> 彼が望んでいたのは「お金」です。
> 私がいないほうがいいのです。

そう感じるのは、つらいし、悲しい気分になりますね。
自分なんっていないほうがいいのでは?と思ってしまうというのは、
つらいと思います。お気持ち分かります。

>
> 私がこんな思いでいるということを、いくら回りに言っても、
> 私の味方はいません。八方塞がりです。
> みんな彼の言う事しか信じないからです。
> そして、彼自身も自分の過ちを認めることはないでしょう。
> その辺に関しては彼は天才です。自分が一番の被害者を装うでしょう。
>

なるほど、誰も私の気持ちを判ってくれない、と思ってしまう。
そう思うときって、つらいですよね。味方が誰もいない感じが
するそんな時って孤独で周りが敵だらけに思えてしますね。
そうすると、私の気持ちを判ってほしいというのがあるのでしょうね。
自分が死ぬという強烈な表現をすることで、
それくらい判ってほしい私の思いがあるんですね。
私のしんどさ、私のつらさなどを死ぬということで判ってほしいということですね。

死というのは、本当に悲しいことです。この相談コーナを通して関わること
ができた人が死ぬというのは、僕にとっても悲しいです。
判ってほしい思いを、なにかほかの表現で判ってほしい気持ちを
伝えられたらほうがいいんじゃないかと思います。
死というのは、命をかけて判ってほしいことがあるということですね。
同じ命を懸けるのですから、わかってほしいことを伝えること、なっとくいく
ようにコミニケーションをとることに命を燃やされてみてはと思います。
今、つらい気持ちがいっぱいでてきてると思います。
楽な気持ちになれたらいいですね。

それでは、失礼いたします。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。