相談者名 | m |
高校三年です。よろしくお願いします。私は自分の気持ちを人に話すことが苦手です。ですがそういった自分の気持ちを信頼できる人に話しても、最終的にはその人は私の話の重さや、いつまでたってもうじうじしている私の話の長さに疲れ遠ざかっていってしまう。私は最初にそれを経験したとき本当にその人に申し訳なさがいっぱいだった。でもそのあと本当の自分を隠して見せれる人がいなくてつらくて、また優しい違う人に頼ってしまった。そしてまた私は、その人を疲れさせてしまった。自分から発せられる言葉の重みが、人を苦しめる。自分なんかいないほうがいい。人と話すのが怖くて、自分から話しかけに行くことさえ怖くなってしまった。同じ失敗を繰り返す自分、全然成長なんてしていないじゃないか。こんな自分、消えたって誰も何も思わない。言葉を発するのが怖い。さみしい、って甘えたいって思ってるのはみんな同じかもしれないのに自分だけがうまくそれをやり過ごせない、甘えることが怖い、また人を傷つけてしまうかもしれない、疲れさせてしまうかもしれない。ごめんなさい、こんな自分でごめんなさい。考えるうちに夜も眠れません。学校に行くのも怖くて保健室に逃げます。でも逃げている自分が嫌で、保健の先生の貼り付けたような笑みが怖くて苦しい、でも自分には居場所がない。二人目の優しい友人は、私の話を受け止めきれなかったことに罪悪感を感じていました、でもそうじゃない、私が弱いだけ。その子が今、何にもとらわれず幸せならいいのだけれど。もう嫌です、こんな自分。助けてください | |
カウンセラー | 岡田郁美 |
mさん、はじめまして。 今回担当させていただく 岡田郁美(おかだいくみ)と申します。 どうぞよろしくお願いします。 mさんは、ご自分の気持ちを人に話すことが苦手で、 疲れさせてしまったと感じているお友達に対して、 そして、人と話すことが、怖くなってしまい、 mさんの心が、少しでも楽になるよう、一緒に考えていきましょうね。 >自分なんかいないほうがいい。 mさんは、そこまで、ご自分のことを追いつめてしまわれたのですね 「共鳴」といって、人は、自分でない誰かが感じている感情を、 自分の大切な人が、辛そうだったり、悲しんでいたら、 人は、大切な人が辛そうだったり、悲しんでいたりしたら、 そして、自分がその人のためにとった行為により、 また、その人の役に立てなかったとしたら、無力感を感じると思うんですね。 このようなことが、mさんとお友達の間にも、起こったのではないでしょうか? >甘えることが怖い、また人を傷つけてしまうかもしれない、 こんな風に思ってしまうと、人に自分の気持ちを話すことが怖くなり、 本当は、mさんは、人に自分の気持ちを話し、 それが出来るようになるために、私から2つほど、ご提案させてくださいね。 ・まずは、自分の話を聞いてくれたお友達に、感謝を伝える。 「あなたに話を聞いてもらって楽になったよ。」 少し前にも書かせていただきましたが、 自分の大切な人の役に立てたら、とても嬉しいと思うんですね。 mさんは、お友達に対して、 感謝には、許しの効果があると言われています。 「ごめんなさい」を、「ありがとう」に変えるだけで、 なぜなら、「ありがとう」という、感謝の気持ちは、 そして、これからも、 もう1つのご提案は、 ・自分の気持ちを、相手に伝わりやすくするための練習をする 自分の気持ちを、人に話したり、表現していなかったりすると、 自分の気持ちを、相手に伝わりやすくするための、練習をしていきませんか? これは、私たちカウンセラーの得意分野です。 >二人目の優しい友人は、私の話を受け止めきれなかったことに こんな風にお友達の幸せを願えるmさんは、 そんなmさんだからこそ、優しいお友達に恵まれたのではないでしょうか。 その優しいお友達も、mさんがそのお友達の幸せを願っているように、 mさんの心が楽になり、お友達に気持ちを話すことができ、 カウンセリングサービスでは、電話でのカウンセリングも行っております。 ご相談、ありがとうございました。 岡田郁美 |