相談者名 | ナミ |
こんばんは。 最近、いろいろ考えるのですが、人間は本当に心から思ったことは 私は、ビジネスの場とかではある程度、社交辞令は言いますが、基本的に社交辞令は好きではありません。 あとは「大丈夫?」とか「何かあればいつでも連絡してね」とか言いますが、いざ自分が困って連絡を取ると、素っ気ない感じだったり面倒そうな感じに思えます。 人間は本当に心から思ったことなら、行動してますよね? 他人なんて信用できないと、最近つくづく感じます。 | |
カウンセラー | 松尾たか |
ナミさん、ご相談ありがとうございます。 今回ナミさんのご相談を担当させていただく松尾たかです。 どうぞよろしくお願いいたします。他人なんて信用できない、という気持ちを最近よく感じられるのですね。 もし、人の言葉と行動が一致しないことをたくさん目にしてきたとしたら、そんな気持ちになるのも無理はありませんよね。 本当は人を信じたいのに信じられずにナミさんは苦しんでいらっしゃるように思います。 >最近、いろいろ考えるのですが、人間は本当に心から思ったことは行動しますよね? 行動をしない=そう思っていない、と思われるのですね。 そして、そんな相手に憤りを感じたり、がっかりしたり、そんな気持ちをお持ちのようです。 ナミさんは、白か黒か、○か×か、どちらかにひとつを選ぶというハッキリした方なのでしょう。 >私は、ビジネスの場とかではある程度、社交辞令は言いますが、基本的に社交辞令は好きではありません。 ナミさんは、社交辞令、口先だけではなく、本心で人と付き合いたい、誠意をもって付き合いたいと思っていらっしゃいます。言葉を大切にし、言ったことには責任を持ち、言葉と行動を一致させるようにしておられるのでしょう。 ご自身は本当に思って口にしたことは行動に移す方ですから、そうでない人を見たとき、「どうしてしないの?」と怒りや寂しさを感じるのでしょう。 それは、もしかすると相手の言葉に期待してがっかりさせられるような思いや、自分の気持ちを踏みにじられるような出来事があり、自分は大切にされていないように感じてしまっているのかもしれませんね。 >あとは「大丈夫?」とか「何かあればいつでも連絡してね」とか言いますが、いざ自分が困って連絡を取ると、素っ気ない感じだったり面倒そうな感じに思えます。 ナミさんは、誰かに頼るのは、本当にひとりではどうしようもなくなった時なのだと思います。言い換えれば、そうなるまでは人に頼らない方なのでしょう。 だけど、本当にそうなのでしょうか。 ナミさん自身が相手に対して「こんなこと相談して、迷惑だよね」、「こんな私でごめんね」と実は思っていたりしないでしょうか。 自分でそう感じている(=迷惑、面倒)と、その気持ちが相手に映し出されるので、相手もそう思っている(=迷惑、面倒)ように感じてしまいます。 (これを心理学で投影といいます) ナミさんのように白黒をはっきりさせたいタイプの方だと、相手の言葉と行動が一致しないと、相手に対して×(バツ)をつけてしまうことが多くなります。それがまた自分を苦しめることになるわけです。 相手を信じたいのに、ちょっとでも自分の思ったような反応でなければ、「あ、この人も信用できない人」として相手にレッテルを貼ります。 自分が傷つかないようにするための手段なのですが、そうするとどんどん信用できない人が増えていってしまいまうと同時に、「私はわかってもらえない」「私のことは誰も気にしてくれない」「私はひとりぼっち」という気持ちが強化されていきます。 人は心から思ったことは行動するのは確かなのですが、場合によっては思っていてもなかなか行動出来ないこともあると思いませんか。 だけど、もし自分のことを迷惑な存在と自分が思っていたなら、相手はその時に出来る・出来ないの返事をしただけだとしても相手の言葉や対応を自分に対しての否定的なものとして受け取ってしまいます。 相手の事情を考えるより、自分が傷つかないように反応してしまうんですね。 ナミさんは、本来素直で、無邪気で人とは誠意をもってつきあいたいと思われる方ですから、誰かのことを嫌だ思うこともしたくないはずです。人と心を通わせ、繋がりを感じたいと人一倍思っていらっしゃると私は感じます。 ナミさんが人との関係の中で、今まで感じてきた悲しみや怒りなどを、もしよかったら初回無料もございますので、カウンセリングでその気持ちを吐き出してみませんか。受けとめられ、わかってもらえる体験をするだけでも心が少し楽になると思います。 もちろん、ご自分でその気持ちを受け止め、抱きしめてあげてることをするのも同じです。 ナミさんが人と温かい繋がりを作り、楽しく心地よい毎日を過ごせることを願っています。 最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。 松尾たか |