人が信じられなくて

誰かに、つらかった気持ちを聞いて欲しいけれど、昔、友人に話したら、「そんな暗い話は聞きたくない、自分もつらいんだ」と遮断されてしまった経験から、自分の根の深い悩みは友人にも話せないのです。
場所と人によっては、他人に話が漏れてしまうので、ネットのQ&Aサイトとか、ブログでしか打ち明けられません。

職場では、こちらが何もしていないのに(こちらから話しかけたりしてなくても)、同性である女性から勝手に敵視されて、意地悪なことを言われたりされたりして、自分に何の落ち度があるのかとまでは思わなくても、傷つきました。
初対面で「あなたがいちばんキツそうな感じね」と言われたり。(すごく失礼)
一人で昼ご飯食べていたら、「いつも弁当なんだね!」とか(だから何?という感じです)、
「悪い人じゃなさそうだけど、喋らないから分からない」とか。
だったら話しかけてこいよと思うのですが。

もう人と関わるのは疲れた、一人で気楽に過ごしたいと思う反面、
気楽に話が出来る人がいたらいいなと思うのですが、
どうしたらいいのか分かりません・・・。

ももんたさんは、
昔のご友人をとても信頼されていたんですね。
信頼を置いていなかったら、そんなに深く傷つかないですものね。
また、その出来事があるより前から
「人間とは信頼出来ない生き物だ」と思われていたのなら、
ご友人にそんなことを打ち明けようとは思わなかったし、
やらなかったでしょう。

人と人との結びつきとは、とても面白いもので、
ある一つの目的を達成するためにまとまる事もあるのですが、
どちらかというと
その過程で辛かったことや悲しかったことなど
乗り越えてきた障害が大きかったり多かったりするほど
団結力が強く、深くなる様です。
（だから、悩み多き学生時代の友人は
一生涯の友達となる事も多いようです。）

ももんたさんは、そのご友人と
深い結びつきを持とうとされたようですが、
どうもそのご友人には準備が出来ていなかったようです。
「自分もつらいんだ」と吐露されていたように、
何か心を閉ざすような事があったのかもしれません。

だからといって、
悩みを誰にも話してはいけない訳ではありませんし、
ももんたさんが傷ついたことは事実ですから、
安心されて欲しいなと思います。
また、一生涯の友達は「過ごした時間の長さ（量）」よりも
「どんな質の時間を共に過ごしたか」によりますので、
幾つになっても「心を許せる友人」が出来る事を
心にとめておいてくださいね。

では、気軽に話が出来る人を作るにはどうしたら良いのか。
まずは会話のキャッチボールの練習をしてみましょう。

ももんたさんの職場の様子をお伺いする限り、
どうも一方的に会話のボールを投げつけられて、
ご自身がどうして良いのか途方に暮れている様に感じます。
「敵視」や「意地悪」、「きつそうな感じね！」という言葉は
確かに慣れないうちは痛い態度＆言葉です。
それはいきなりは難しいです。
キャッチボールをする事が初めての人に
消える魔球を投げてきたようなものですから、
受け取り損ねて傷つくのも当然です。

でも、「いつも弁当なんだね」は
ももんたさんが会話のキャッチボールに慣れはじめると
会話を弾ませる切っ掛けになりますよ。
どんどん慣れて、コツを掴み、
キャッチボールが続くようになると
楽しくなってきますよ♪

Q&Aサイトやブログでも会話のキャッチボールは出来ますが、
不特定多数の目に触れますから、どんな人が受け止めて
どんな玉を返してくるのかわからないところもありますよね。

私たちカウンセラーは会話のボールを受け止めて、
相手に受け取りやすいボールを返せるように訓練しています。
それでも不安でしたら、
カウンセラーの個人ブログで情報発信しておりますので、
一通り目を通して、
受け取りやすい情報を発信している人
（もしくは気になる人）を何人か見つけ、
初回無料を利用してみてください。
その時、別にいきなり深い悩みを相談しなくても良いですよ。

それで「この人とは会話が弾んだな」という人を見つけて、
ゆっくりゆっくり、大事な話をしてみてください。
コツは、会話を投げる（喋る）練習から、ですよ♪

きっとももんたさんはこの出来事を通して、
とても喋りやすくて誰からも信頼出来る方になられると思います。
だって、どんなことをされたら人が傷つき、
口を閉ざしてしまうかご存じだからです。
同じような事で悩み、苦しんだ経験があるからこそ
どうやったら喋りやすくなるのか、
信頼されるようになるのかわかるからです。

人と関わることが、ももんたさんの喜びになりますように。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。