女性から嫌われる、バカにされることが多い

男性からもなめられたり、嫌われるってこともありますし、女性でも一人だけから嫌われるならそこまで悩まないんですが、女性の場合一人に嫌われたらその周辺の関係ない女性も同じような態度を取ってくるので困ります。

自分の性格が悪いのかな、とか態度や目つきに問題があるんだろうかとも考えましたが、他の人が私と同じようなことをしても何も言われない時もあるし、なんだか嫌っているというよりは怒りをぶつけている、バカにして楽しんでいるという風に感じます。
もういい年なのに人からバカにされたりなめられたり自分でも情けないと思ってしまいます。よろしくお願いします。

さて、女性から嫌われる、バカにされるなどの扱いを受けられるとのこと。
他人を非難するどころか「自分でも情けない」と思われているようせんさんは、とてもとてもお優しい方なのではとお見受けしました。
女性がようせんさんのことをバカにしたりなめたりする態度をとっても、注意したり不快感を表現されることを我慢されているのではないかなと思われました。

女性だけからではなく男性からも、なめられたり、嫌われることもおありななわけですね。
しかも、女性の場合は、一人に嫌われたらその周辺の関係ない女性も同じような態度を取ってくると。

ようせんさんの周りの人たちは、ようせんさんを
嫌ったり、
バカにしたり、
陰口や嫌みを言ったり、
なめた態度をとったり、
怒りをぶつけてきたり、
バカにして楽しんでいたり・・・
とても生きづらい状況ですよね。
考えただけでもしんどくなってきます。

今から申し上げる二点のことについて、少しご自分自身を振り返っていただければと思います。

まず一点目です。
ようせんさんが「嫌だな」とか「困るな」という態度を他人がとってきた際に、ようせんさんご自身はどのような態度を返されているでしょうか。
ただ黙っていらっしゃるだけかもしれません。
少し困ったような苦笑いを浮かべられるのかもしれません。
ひたすら無視をされているのかもしれません。
場合によっては、不快感をあらわにされることもあるかもしれません。

「ようせんさんが他人の態度や行為をどのように受取り」、「どのような感情を抱いていて」、「他人に対してどのようにして欲しいのか」、ようせんさんご自身が何らかの形で表現しないことには、相手にはまず伝わりません。
典型的な例が、ご相談内容にも書いていただいている「女性の場合は、一人に嫌われたらその周辺の関係ない女性も同じような態度を取ってくる」という部分です。
一人の女性がようせんさんを嫌うような態度を取ったとき、ようせんさんがもし何も表現しなかったとすれば、他の女性も同じように嫌うような態度を取ってくることは十分にあり得ます。彼女たちは、「嫌うような態度をとっても大丈夫」とようせんさんのことを勘違いしてしまうからです。
大丈夫なのは彼女たちの方で、ようせんさんは「困る」とか「情けない」と思われているわけですから、全然大丈夫ではないわけです。
ようせんさんが感じられた感情を、どのような形で相手に向かって表現されているか、または、表現されていないか、今一度振り返ってみられてください。

次に二点目です。
変なことを申し上げるようで驚かないでいただきたいのですが、もし、ようせんさんご自身が、嫌われたり、バカにされたり、陰口や嫌みを言われたり、なめた態度をとられたり、怒りをぶつけてこられたりすることを、仮に「望んでいる」のだとすれば、それはなぜでしょうか。

いま、「わたしはそんなことを望んでいないし、もういい年なのに情けないと思っている」と思われたのではないでしょうか。

確かに、意識上ではそのように思われているのかもしれません。
ただ、私たちの心は、意識できる部分がたったの３～４％、残りの９６～９７％は、潜在意識や無意識と呼ばれている領域で、普段自分では意識することができません。

その潜在意識や無意識の部分が、他人から嫌われたり、バカにされるなどの粗末な扱いを受けることを望んでいて、知らず知らずのうちにようせんさんを粗末に扱うような人たちのそばに行ってしまい、ようせんさんの潜在意識や無意識の望み通りに粗末に扱われているとしたら、それはなぜでしょうか。

ようせんさんご自身が、普段から（無意識で）自分のことを嫌ったり、バカにしていて、自分でやるだけではもの足りずに、他人からも嫌われたり、バカにされるように（無意識に）仕向けているという可能性はないでしょうか。

そこには、自分のことが嫌いで受入れられない思い（「自己嫌悪」）や、自分はとても悪い人間だから罰せられるべきだという思い（「罪悪感」）、自分には他人から尊重されたり大事に扱われたりする価値がないという思い（「無価値感」）といったものが潜んでいるのかもしれません。

ようせんさんはご自分自身のことをどのように思われていらっしゃるでしょうか。
俗に「セルフイメージ」と呼んだりもしますが、自分が自分のことをどのように思っているか。
そのことが、ようせんさんご自身の対人関係に大きく影響してくるものなのです。

人の心には、「自分が自分のことを思っているように、他人も自分のことをそのように思っているに違いない」と捉える働きがあります。
ようせんさんご自身が、ご自分のことをどのように思われていらっしゃるのか、今一度振り返ってみられてください。

もし、一人ではなかなか難しいなと感じられましたら、ご遠慮なく、初回無料の電話カウンセリングにお電話をいただければと思います。
多数のカウンセラーが在籍しておりますので、ようせんさんのことをしっかり受け止めることができるカウンセラーがきっと見つかるのではないかと思っています。

今回のご相談が、ようせんさんにとって何かしらのヒントになれば幸いです。
ご相談いただきましてありがとうございました。