２５年間彼女がいません - カウンセリングサービス心理学講座

相談者名	チャゲ
こんにちは。僕はもうすぐ彼女いない歴２５年になります。高校時代から彼女が欲しいとずっと思っていましたが、いまだできずに何をするにも大きなコンプレックスになっています。これまでなぜ彼女ができなかったのか振り返ってみたのですが、「女性に対しての恐怖心」からだと考えています。僕は今まで高校、大学と女性と出会う環境は十分あったと思います。部活やサークル、合コンなど。とりあえずちょっと気になってる女性がいれば話したり、メールしたり、自分から食事にも誘いました。１、２回食事はいきますがその後が続きません（続けません）。どういうことかと言うと、なぜかまた行きたいとか思わないで、途中で冷めたり、満足したり、投げ出したりします。その後は自分からも相手からも特に連絡もしなくて、そのまま自然消滅する（させる）パターンが９割です。しかし時が過ぎて今振り返ると「もったいないことしたなぁ」と何人に対しても後悔します。天邪鬼です。「本気で好きじゃなかったから」と言われれば、それまでですが、その時は本気で好きだった、、、はずなんです。なんか恋愛を根本的に間違ってる気がするんです。原因もわかりません。そして、いまは気になってる子すらいません。たまに「いいな」って思う子がいても心の中で黙殺するというか、性格と経験上９割のパターンに繋がるだろうと自然に頭で考えたり、怖くなったりして何もしません。今まで女性と手すら繋いだことが無いし、自信もないです。いつかできるだろうと思い、周りからも言われましたが、出来ません。いい加減に彼女がほしいです。もしこのコンプレックスが解消されれば、人生にもっともっと余裕ができるような気がします。何か打開策、解決方法があれば、教えてください。よろしくお願いします。
カウンセラー	近藤あきとし
はじめましてチャゲさん。近藤あきとしと申します。今回はご相談をお寄せくださいまして、ありがとうございますどうぞよろしくお願いいたします。恋愛ってどれだけ経験しても、何か自分にとっての（あるいは彼女と二人の）課題や問題が出てくるんですよね。と言うことは、恋愛の中で出てくる問題とは、もしかしたらその時その時の自分を成長させる為に現われてきているのかもしれませんね。もしそうだとするならば、この問題を乗り越えた先には、いったいどんな新しいチャゲさんが待っているのでしょうね。 > これまでなぜ彼女ができなかったのか振り返ってみたのですが、「女性に対しての恐怖心」からだと考えています。 > > 僕は今まで高校、大学と女性と出会う環境は十分あったと思います。部活やサークル、合コンなど。 > > とりあえずちょっと気になってる女性がいれば話したり、メールしたり、自分から食事にも誘いました。 > > １、２回食事はいきますがその後が続きません（続けません）。どういうことかと言うと、なぜかまた行きたいとか思わないで、途中で冷めたり、満足したり、投げ出したりします。 > その後は自分からも相手からも特に連絡もしなくて、そのまま自然消滅する（させる）パターンが９割です。気になる女性に対して物怖じすること無く、ちゃんとアプローチをして、一緒に出掛ける機会も作れているんですね。ということは、相手の女性はチャゲさんに対して何らかの魅力を感じてくれたワケですよね。これまでチャゲさんなりに女性と出会ったり、関わりを作ったりと努力をしてきたのに、でも「女性に対しての恐怖心」がある為に、相手の女性に対してあと何歩か歩み寄ることが出来なかった、という事でしょうか。 > しかし時が過ぎて今振り返ると「もったいないことしたなぁ」と何人に対しても後悔します。天邪鬼です。「本気で好きじゃなかったから」と言われれば、それまでですが、その時は本気で好きだった、、、はずなんです。今までの人生の中で後悔した事なんて無い、と言える人はどこにも居ないと思います。人間はどんな時に後悔するかというと、本当は出来るのに、やらなかった事があった時や、努力するべき時に手を抜いたり真正面から向き合わなかった時なんです。チャゲさんが途中で冷めたり、満足したり、投げ出したりしていた時、相手の女性はもっとそう感じたかもしれませんし、「この先があるのかないのか、どっちなのかしら？」と思っていたのではないかと思います。どうでしょう？中途半端になっていた部分はありませんでしたか？チャゲさんが好きになった程の女性ですから、他の男性も放っておくはずがありません。だから会う時にはちゃんと「この人と付き合っていきたい！」という気持ちを持って行く事と、それをキチンと伝えるという事、この２つを大切にしながら、頑張ってみてください。ただ、チャゲさんの持つ「女性に対する恐怖心」は、もしかしたら原因は私たちがふだん頭を使って考えている、意識的な部分では気づけない所にあるのかもしれません。それは心理学で言うところの、潜在意識や無意識と呼ばれる場所にあるのではないかと思います。この部分についてはお寄せ頂いた文面からは十分な情報を読み取れませんでしたので、宜しければ一度お話を聴かせて頂けたらと思います。今回はご相談ありがとうございました。