相談者名 | 鈴蘭 |
初めまして、よろしくお願いします。 私はいま婚活をしています。 婚活を始めまして、それが間違いだったとに気づくのに、そう時間はかかりませんでした。 キスやセックス自体への嫌悪はありません。 パートナーが欲しいと行動すればするほど、たくさんの人を傷つけてしまいます。 | |
カウンセラー | 土肥幸司 |
鈴蘭さん、こんにちは! 土肥(どひ)といいます。よろしくお願いします。 鈴蘭さんは今、話題の「婚活」をされているのですね。 ここで鈴蘭さんに自分の本当の気持ちを見つめてみるキッカケにして頂けたらいいなという思いも込めてお聞きしたいことがあります。 もちろん欲しいのだと思います^^ ただこんな気持ちはないかな…と自分自身に尋ねてあげてほしいのです。 もしも「パートナーがいないほうがいい」 そちらの思いが優っていたとしたら、やはり現実には彼ができない状態を作り上げてしまうのですよね。今、とても良い機会だと思うのです。鈴蘭さんの心に、こう尋ねてあげてもらえますか? どうして私はパートナーがほしくないのだろう? 意識の上では、素敵なパートナーがほしいのかもしれませんが、心の奥の方(潜在意識・無意識)では「パートナーなんていらない!」 例えば昔、大好きな彼がいて、その人と結婚の約束までしていたけれど、急に彼が心変わりしてしまい、結婚の話がなくなってしまった。とても信頼していた彼だったのに裏切られたことがあった。そういう経験がある人は「もう傷つかないぞ~」と恋にのめり込まないようにします。もう本気で人を好きにならないようにします。 なぜなら、もう傷つきたくないからです。大好きな人に裏切られた時ほど辛いものはないですよね。 私達にとって一番しんどいことは「大好きな人に近づけないこと」や「大切な人を嫌いになること」だと言われています。 人と親密になるのは怖いですよね。その気持ちは、私もとっても、よくわかります。 > 理想通りの人なのに、何故か必死に「ここがダメ」という欠点を探しているんです。 鈴蘭さんは、ご自身に、どれくらい自信がありますか? すると自信のない50点の自分と大好きな100点満点の彼では、どこか釣り合わないな…と思ったりします。満点な彼に対して、自分はダメだな~と感じていると最初のうちは、まだ耐えられるのですが、しだいに辛くなりますよね。そしてその「無価値感」に耐えられなくなった時、相手の欠点を見つけるのかもしれません。相手にもこんなに悪いところ、欠点があるのだから、これで「おあいこ」とバランスを取るのです。 それに人と言うのは自分を責めていたり嫌っている分だけ、人(相手)の嫌なところも見えてしまうんですよね。 これはあくまでも推測なのですが、最初に鈴蘭さんがいいなと思う人にアプローチしている時の自分って好きではないですか?彼に優しくし、素敵な笑顔を見せている自分って好きではないですか?けど、いざ彼に振り向かれると今度は彼に見られていることに居心地が悪くなったりもします。彼は鈴蘭さんのことが好きでお付き合いを始めるのですが、彼に見られることで鈴蘭さんが自分自身で感じている自分の嫌なところを隠したいと思うからかもしれませんね。自分の嫌なところを知られるのは嫌ですよね。 でも「彼に選ばれていること」に自信を持ってくださいね。 そして自分自身の嫌なところを勇気を出して少しずつでいいから彼に見せてあげたらいいと思うんです。彼は拒まないと思いますよ。拒んでいるのは自分自身で彼は拒まないと思うんです。そうやって少しずつふたりのことを知り合っていけばいいと思うのです。「今、私はこんな気持ちを感じているんだ」と伝えてあげたらいいと思うのです。彼は受け入れてくれると思いますよ。 人と親密になるのは怖いですよね。けどその怖さを超えて近づいていくと鈴蘭さんがほしいもの、「幸せ」や「安心感」「繋がり」と言うものが手に入ると思うのです。 > どうしたら変われるんでしょうか?私はどうしたらいいですか…? まずは自分自身のいい所をたくさん見つけてあげてくださいね。苦しくて泣きたいほどに頑張っているのです。それだけでも充分、素敵なことではないでしょうか!いっぱいいっぱい良い所、あると思いますよ。そして自分の気持ちをいつも暖かい気持ちでいっぱいにしてあげましょう。その時、彼(男性)に対する怖れも小さくなっていくと思います。気が付いたら自分のいい所を探し書いてみてくださいね。そして「自分の良い所リスト」を作り、それを持ち歩いて誰かを批判的に見てしまいそうになった時に読み返してみてください。 きっと優しい鈴蘭さんが顔を見せると思います。 > 私は病気なんでしょうか? 病気なんかではないですよ。好きな人に近づくのが怖い。それは健全なことではないでしょうか^^ パートナーがほしい!幸せになりたい!その気持ちを、ずっと大切にしてあげてください!あきらめないでくださいね。 そして無理はしなくていいです。 |