性的な快感を執拗に求めてしまう心理

相談者名
まりん
性的な行為に酷く執着してしまう事についてのご相談です。
私には現在 7年交際している男性がおりますが、
相手との性行為にいつも満足出来ずにいます。
私は、性行為は一日中続けていても飽きる事は無く、
むしろ外出等のデートはしたくないと思ってしまいます。

私は交際相手そのものでは無く、
その男性と性行為をする事が何よりも好きで、
それが無ければ、
ある意味で相手も恋愛自体も要らないと思ってしまいます。

満足出来る様な性行為をしてくれる男性であれば、
相手は好きな人ではなくとも良いのです。
他の男性とレイプに近い状況に陥ってしまった時も、
快感を感じてしまいました。

交際相手といくら性行為を重ねても満足出来ない。
相手からの愛情では無く、身体への刺激に対する気持ち良さだけを
求めてしまうのは何故なのでしょうか?
(ちなみにマスターベーションでは、快感の度合いが弱い為、
やはり物足りないのです)

相手からの愛情は日々感じていますが、
私は性行為をしている間だけしか
彼に『心から』好きという愛情を感じられません。
ですが、行為中は、愛しい気持ちが込み上げて来ます。

しかし、彼は積極的に求めて来てはくれないので、
余計に欲求不満が高まっています。

性行為中では無くとも、彼を人として好きという気持ちは多くあり、
色々と尽くしては居るのですが…。

どうしたら執拗に身体の快感を求めてしまう欲求が収まるのでしょうか?
愛情よりも快感を求めてしまうのは、
やはりおかしいのでしょうか?

カウンセラー
中村きよの
まりんさん、こんにちは。
今回担当させていただきます中村きよのと申します。
どうぞよろしくお願いします。

まりんさんは今、性的な行為に酷く執着してしまう事についてお悩みなんですね。

まりんさんより頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、今とてもまりんさんの心の
中にある執拗に身体の快感を求めてしまう欲求と相手を愛したいという想いの狭
間でとても辛い想いをされているように感じました。

大切な人を愛したいけれど身体の快感を求めてしまう欲求が勝ってしまうという
事に、まりんさんは色々な想いを抱えていらっしゃるのかもしれません。

そして、これはあくまでも私の推測となりますが、性的な行為で快感を感じた後に
もしかしたらまりんさんの心の中ではなんとも言えないぽっかりとした心の穴を
感じれいらっしゃるかもしれません。

ぽっかりとした穴を感じるその感覚はは私たちの多くは、とても感じたくない感覚
のひとつでもあります。

そしてその感覚を感じたくがないために、私たちの心の中では色々な働きをする事
があります。

まりんさんにとって、今感じられているなんとも言えない感覚から、まりんさんが
本来持っていらっしゃる愛情溢れる愛を色々な形で表現できるようお手伝いがで
きればと思っております。

それでは私の感じた事をお伝えしますね。

私たちは、心の中にぽっかり空いた穴を感じた時、心の中ではそのぽっかりと空い
た穴を埋めようと動き始めます。

多くは、そのぽっかりと空いた穴に物であれ人を入れて埋めようとし、一旦はその
穴に何かを入れて安心感を感じられるのです。
がしかし、少し時間が経つとまたその穴が出現してしまい、またその穴に何かを入
れて穴に何かを入れて安心感を感じるという作業の繰り返しが始まってしまいま
す。

そして、その作業を心の中で行う事で私たちの心や身体が疲弊してとてもしんどい
状況に陥ってしまう事もあるのです。

その状況から脱出するための大切な第1のポイントとしては、そのぽっかりと空い
た穴が出現した理由や、ぽっかりと空いた穴の正体を知る事なのではないかと考え
ております。

そして、ぽっかりと空いた穴の出現した理由や正体を知る事で、その穴自体が安心
してこれから先出現しないようにする為に何を埋めてあげると良いのかがわかっ
てきます。

そして、その穴にぴったりと合う何かをその穴に入れてあげる事で、本来のまりん
さんが望んでいる物が手に入りやすくなってきます。

その、穴の出現した理由や正体を知る為には色々な方法がありますが、その中の一
つにカウンセリングを利用するというのもあります。

カウンセラーとの会話の中でその穴の出現した理由や正体を知り、適切にその穴に
対してどのように接していくのかを二人三脚で対応する事が可能となってきます。

もしよろしければ、まりんさんの今感じている事を私たちカウンセラーにお伝えく
ださいね。

そして、まりんさんにとって今感じていらっしゃるお辛い気持ちが楽になるお手伝
いをさせてくださいね。

まりんさんにとって、本来望んでいらっしゃる想いと、元々持っていらっしゃる素
敵なその深き愛が表現できる為の一つのヒントとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村きよの

この記事を書いたカウンセラー

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