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チャット上でのエッチややり取りがやめられません。

ご相談事例集

中村きよの 2011年12月1日

相談者名	ケンゾウ
私は現在31歳の既婚者です。チャット上でのエッチややり取りがやめられず悩んでおり、この度はご連絡をさせて頂きました。約5年前からですが、無料で女性とのチャットが行える行為にはまってしまいました…。文字だけのチャットです。チャット上での疑似セックスや卑猥な言葉のやり取りなどを目的にチャットをしてしまいます。しかも主に仕事中においてです。営業の車中やデスクワーク中にチャットをしてしまいます。会社内のトイレで自慰行為に及ぶこともあります。やってしまった日は物凄い後悔と罪悪感に襲われてもう二度としないと決意しても、翌日には再びやってしまうような日々が続いております。やめれた期間もありますが、最長で3ヶ月ぐらいで、最終的にはまたやり始めてしまいます。当然、奥さんのことや仕事の事を考えると止めなくてはいけないと思っているのですが、やめることができません。罰が当たる気もしています。私は性依存などの何かの依存症でしょうか。止めるためのアドバイスなどを頂きたいと思います。私は元来の女性好きで、女性との性行為などを求めたらその他はどうでも良いと考えてしまう傾向があります。しかし、結婚後は奥さん以外のセックスはありません。しかし、奥さんとは結婚当初からセックスレス状態で自慰行為も制限がある環境です。仕事においては管理者の監視がない状態で容易にチャットができる環境にあります。業績が思わしくないため仕事での目標や夢も持てる状況にありません。そうした自身に性格や人間性、環境なども影響しているのでしょうか。後悔や罪悪感の日々から気持ち良く抜け出したいと思っております。どうか宜しくお願い致します。
カウンセラー	中村季代乃
ケンゾウさんこんにちは。今回担当させて頂きます中村季代乃です。どうぞよろしくお願いいたします。ケンゾウさんは今、チャット上でのエッチややり取りがやめられず悩んでいらっしゃるんですね。ケンゾウさんの心の中でこれは行けない事、やってしまったらダメなモノという感覚を持ちながらついついちょっとした時間を見つけてはチャットのやり取りをされるんですね。そして、チャットを終えた後にはいつも何とも言えない自分自身を責めるような感覚になり、とても苦しくて辛い思いをされているんですね。ケンゾウさんから頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、ケンゾウさんがこの今もっていらっしゃる感覚や思いから抜け出し、そして心を軽くしたいという思いや気持ちがとても伝わってきました。今回、ご相談を寄せて頂いた事を切っ掛けに、ケンゾウさんが今感じていらっしゃるお気持ちから脱出できるヒントやヒラメキと出会えるお手伝いができれば幸いです。それでは、私が感じた事をお伝えいたしますね。ケンゾウさんもチャットを止めようと色々なチャレンジをされてきた事がとても伝わってきました。でも、頑張って止めようとしても止められないのには、とある感情がケンゾウさんの心の中にあるのかもしれないな、と感じました。その感情というのは『怖れ』という感情です。ケンゾウさんがずっと前からこの感覚を感じていらっしゃったのかもしれません。私たちの心の中で多かれ少なかれ完璧にしなければいけないという気持ちが強く出てしまう事があります。そして、その想いが強ければ強い程思うように結果が出なかった時にとてもやりきれない気持ちになってしまう事があります。そして、気持ちを感じるのが怖いなと感じたり嫌だなと思った時にその気持ちを感じないような行動をとってしまう事があります。それは、お酒やギャンブル等に走ってしまったりする事もあるんですね。これは、あくまでも一つの見方になりますが、ケンゾウさんの中にもなにか感じたくない何かに恐れを抱いていらっしゃるかもしれません。そこでケンゾウさんに提案があります。もし、チャレンジしてもいいかな、と感じられましたら“もし自分が怖れを抱いている何かがあるとしたらそれは何なんだろう”という所に着目するお時間を持って頂けないかなという事なんです。ケンゾウさんが今感じているその『何か』の正体を見る事で、その怖れている何かの原因が発見されます。そして、その何かとじっくり向き合う事で、今やめられないチャットを止めるヒントが得られます。そして、もしよかったらその『何か』の正体を探すお手伝いを私たちカウンセラーにもさせていただけませんか？独りで向き合うのもとても大切です。しかし、ケンゾウさんはもしかしたら今までこの問題について独りで一生懸命向き合ってこられあかもしれません。だからこそ、独りでチャレンジしないチャレンジをしていただけれなと思いました。ケンゾウさんにとって、しては行けない事をしてしまった後の罪悪感から抜け出せる切っ掛けとなれば幸いです。ご相談いただきましてありがとうございました。中村季代乃

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