男の人が欲しいと思ってしまう

男性が欲しいと思ったり、エッチがしたいと思うこと自体は変なことでも何でもありません。
２６歳だし、女性だし、大人だし、ね。
むしろ、普通のことだろうと思うんです。

でも、僕はどうしてそんな自分を変だと感じてしまったり、問題と感じてしまうんだろう？と思うんです。
それは不倫や一時の関係など、常に恋愛というよりも、男性そのものを求めてしまうからかもしれませんし、過去の自分の男性経験に疑問を持ったり、本当の恋を経験していないような感覚を持ってしまうからかもしれませんね。

いくつか質問を交えながらお話させていただきたいと思いますので、バンビさんなりに思いをめぐらせて見てください。
もし、それでもイマイチ？？？な部分があったらカウンセリングなども利用されてみるといいでしょう。

> 去年の夏、不倫の関係を終わらせ、初めて男の人がいなくても、寂しくなくなりました

それは良かったですね。
ひとつ自分を変えることに成功したのかもしれませんね。

でも、逆にそれまでは常に男を求めてしまうところがあったんですよね。
それくらい寂しがり屋さんだったのかな？
寂しさを紛らわすのにセックスを求めてしまっていたのかな。

不倫にはセックスと寂しさが付き物ですよね。
そして、必ず我慢や抑圧といった心理的な負担もついてきます。
それは本当に辛いことなんだけど、好きという気持ちや罪悪感などの気持ちがそれを紛れさせてくれたりするものです。

もし、寂しい気持ちがあるとすれば、それはいつ頃からずーっと感じていたものなのでしょう？
小さい頃はどんな女の子で、どんな気持ちを感じていたのかな？なんて振り返ってみるのもいいでしょう。

> でも、毎日その人の事を思い出したり、今まで本当に好きだった人の事を思い出したり、男が欲しくなったり、これが何を意味しているのか、また、男がいないと駄目な自分が現れて、それを止められない自分が情けなくて、すごく葛藤しています。

いつ頃から、そんな自分になってしまったんだろう？って思います？
そして、男性が傍にいるときの自分は何を感じているんでしょう？

今はそんな気持ちをただ感じて見て欲しいと思うんです。
男がいないとダメなんだな・・・そんな自分は情けないよな・・・と。
そうするとどんな気持ちが出てくるでしょうか？
そうして自分の感情を追って行ってみてください。
そうすると、何かとても寂しくて、誰かに甘えたくて、そんな気持ちをずっと我慢しているちっちゃな女の子が現れてくるかもしれません。
もしくは、自分のことをすごく否定している自分に出会えるかもしれません。
きっとそんな心の中に住んでいる傷ついた女の子が今のバンビさんの感情を作り出しているのでしょう。
そんな部分を探し出してみるのが今の目標になるかもしれません。

> きっと、父親の事があるからなのかなって思ったりするけれど、これが原因なのかもわかりません。それに、今私は不妊症の治療を受けています。その治療の辛さや寂しさも精神的に影響しているのかもしれません。

不妊治療は精神的にも苦痛を伴うものですね。
特に女性にとって不妊症であるということは、自分が女であることを否定しているような感覚にもなりますから、この点で焦りや不安を覚えてしまうことも少なからずあるようです。

また、お父さんとの関係もやっぱり重要だろうと思うんです。
もちろん、お母さんとの関係もね。
僕のお客様や友人にもバンビさんと同じような感覚をお持ちの方がなぜか多いのですけど（そういえば、僕も常に女がいないとダメなタイプでした・・・（笑））、色んな背景をそれぞれにお持ちです。

いくつか紹介しましょうね。
参考になれば幸いです。

ある女性はずっと父親に精神的に虐げられていました。
厳しくて、殴られたことも多く、また、ギャンブルなどで家にはお金を入れないタイプのお父さんだったんですね。
そのために常に自分の安心できる場所をどこかに求めていたんです。
それを彼女は中学生のときに初めて付き合った年上の男性との間で見つけました。
しかも、それは１０歳以上も年上の既婚者で、以後彼女は常に不倫やずっと年上の男性ばかりと恋をしてきたんです。
それは明らかにお父さんからもらえなかった優しさや愛情でした。
そして、彼女はそんな男性に丁寧に体を愛されているときに一番安らぎを感じられたんです。
だから、同年代の男性との荒々しいセックスには満足できなくなっていたんです。

また、ある女性は大好きだったお父さんを亡くし、いつもお父さんを心のどこかで捜し求めていたんです。
そして、そのうち色々な男性と付き合い、その中でお父さんが持つ要素ばかりをかき集めようとしていたがために、気が付けばいつも複数の男性と付き合うことになってました。

また、ある女性は、共働きの家庭でいつもいつも寂しさを持っていました。
お父さんはいつも帰りが遅く、お母さんも家にあまりいないタイプでいつも一人ぼっちだったんです。
そして、男性と一緒にいるときにだけ、そんな寂しさを感じないことに気付いたんですね。

ちょっとエッセンスだけになってしまったけど、色んなケースやパターンが隠れていることが多いですから、特に小学生の頃までの家庭環境を振り返ってみてください。
鍵は寂しさという感情ですね。

もし、サポートが必要であれば、また機会を改めてお話しましょうね。
より良い恋ができるように僕も応援しています。

ありがとうございました。