相談者名 | F |
よろしくお願いします。 既婚者です。妻との関係は悪くはないと思っています。妻が1歳の子の子育てでイライラすることはありますが、自分も積極的に子育てに参加してケアし、今のところうまくいっていると思います。 以下が相談申し上げたい内容です。 そして先日、その人が結婚すると聞きました。そろそろと分かっていましたが、それを真正面から聞き愕然とする自分がいました。恥ずかしいぐらい顔が真っ赤になりました。この自分の反応には自分でも驚いています。別につきあってもいないのに、既婚者が何をと、おかしいとはわかってはいるのですが・・・。 元々恋愛感情というのが疎く(正直もてなかったので縁遠かったというのもありますが)、これまで好きになった・嫌われて落ち込んだということがあまりありません。振られることがあってもまあそうかと思う程度でした。 自分としては、今後も普通に接したいと思っています。そしてすっぱりと手放して気分を切り替えること、すっきりと前向きな日常に戻りたいと考えています。 | |
カウンセラー | かねがえゆうき |
Fさん、はじめまして。今回のご相談を担当いたします、かねがえゆうきと申します。 どうぞよろしくお願いします。 ご相談文から、Fさんがご自身の気持ちをごまかさずに見つめ、その気持ちを正直にご相談くださったこと、そしてご家族への誠実さが本当に伝わってきます。 私たちは、毎日たくさんの人と関わりながら生きています。家庭で、職場で、学校で、地域や趣味の世界で、人との距離感や関わる頻度も様々です。 Fさんにとって、この職場の女性というのは、強く心を揺さぶられる存在なのですね。 彼女が結婚すると聞いて、愕然とし、顔が真っ赤になった。 私たちの心はとても自由で、感じるままに揺れ動きます。 心理的に見ていくと、禁止すればするほど、欲求は高まるという原則があります。 ここでは、その欲求の存在を認めること、素直な気持ちを一旦受け入れることで、大暴れして泣いている子供のように存在をアピールしている心が、落ち着きを取り戻してきます。 好きなものは好き、という気持ちを認めること。それは必ずしも彼女に直接表現する必要はありません。Fさんの中で、自分自身の気持ちとしっかりつながることが目的です。 職場の女性は、Fさんにときめきをもたらしてくれた存在なのですよね。 そして、もし仮に、その女性に伝えたいことがあるとしたら、どんなことでしょうか? 「大好きです」かもしれません。 それは、ご家族を大切に思う気持ちや、ご自身の立場を考えて、言えなかった言葉です。そう思うことすら禁止して、Fさんの心の中で行き場を失っていた「本音」です。 最後に、私からFさんに、どうしてもお伝えしたいことがあります! お子さんが生まれ、パパとママの関係になった安心感と共に、いつしか、「好き」という気持ちは奥さまとの関係では得られないようにどこかで感じてしまったのかもしれません。 もしよかったら、電話カウンセリングの利用もご検討くださいね。 Fさんの心が軽やかになり、毎日をより前向きに過ごせますよう、心から応援しています。 かねがえゆうき |