チュムさん、はじめまして。 今回担当させていただきます大門と申します。 どうぞよろしくお願いします。色々なことがあったようですね。 ご主人との幸せな生活を願っているにも関わらず、ご主人に「帰ってくれないか」と言われたのは、相当ショックを受けられたことと思います。 ご主人と、何度か話し合う機会があったようですが、その時にお互いに本心をお話しできているのか気になりました。 チュムさんは、ご主人と長年一緒に暮らしておられますが、その間に、お二人が本心をお話しする時間があまりなかったように感じます。 お互いのお仕事が忙しく、なかなか一緒に過ごす時間も持てなかったようですので、お互いが何を日々感じ、どんなことを考えているのかを知り合う時間が、少なかったのかなと思います。 チュムさんは、ずっと寂しかったのですよね。 ご主人に女性として見られていないように感じ、女性としての自信もだんだんとなくなってきて、浮気してしまうぐらいに寂しかったのだと思うのです。 浮気が良いことだとは、思いませんが、浮気してしまうということにも、きちんと理由があるんです。 多くの浮気は、不足原則があると言われています。 家庭内や、パートナーから得られないものを、他の人に求めてしまうというものです。 もし、ご主人に愛されているという実感があり、我慢しなくてもいいような状況だったとしたら、チュムさんは、浮気したでしょうか? おそらくしていないと思うのです。 愛されているという実感がなく、女性としても見られていないような感覚があり、それがとても不安で、寂しくて、その不安や寂しさを埋めるために、浮気してしまったのかもしれないなと思いました。 同じように、ご主人にも何か不足していると感じるものがあったのかもしれませんね。 だから、他の女性にその不足しているものを求めたのかもしれません。 ご夫婦お二人が、感じておられる不足しているものが、何なのか?を少し考えてみてもいいかもしれませんね。 そして、お互いがいくら理由があったとはいえ、別の人に何かを求めてしまったということは、実はお互いがお互いに罪悪感を感じてしまうものなんですね。 チュムさんも、ご主人に浮気がバレてしまったときに「申し訳ないことをした」と、ご自身を責められたことと思います。 もちろん、「こんな最悪なことはやめよう」と思っておられたぐらいですから、バレてしまう前も、罪悪感を感じておられたことでしょう。 同じように、ご主人も、チュムさんにバレていないと、思っているとはいえ、奥様意外の人と連絡をとったり、会ったりすることに罪悪感を感じておられるのです。 おそらく、ご夫婦共に、同じような感情を感じておられるのかもしれませんね。 「一緒にやっていきたいけど、無理かもしれない」 今すぐに、元通りになるというのは、無理かもしれませんが、時間をかけてお互いがお互いの本心を話していくことで、何が夫婦の間に不足していたのか、どこに問題があったのかに気付いていけるといいなぁと思いました。 ただ、ご主人の今の状態は、無理にチュムさんが近づくと、逃げてしまうような状態だと思いますので、寂しさは感じられるでしょうが、すぐに同居に戻ることは考えない方がいいのかもしれません。 その間に、何が不足していたのか?根本的な夫婦の問題はなんだったのか?を、じっくりと考えてみる時間にされてはどうでしょうか? 二人の幸せな時間に戻りたいと、チュムさんはお考えですが、チュムさんが浮気してしまうぐらいですから、何らかの問題があって、完全に幸せな状態ではなかったと思うのです。 我慢や、不安がない、そんな夫婦関係を作っていくには、どうしたらいいのかを考える時間が、今は必要なのかもしれませんね。 とは言っても、一人で考えるのはおつらいでしょうし、おそらくですが、チュムさんもお友達などには、ご相談しにくい状態なのではないでしょうか。 もしそうならば、カウンセリングなども使ってみて下さいね。 一人では、何をどうすればいいのかわからなくても、他に助けがある状態ですと、違った考え方もわいてくるものです。 そもそも、なぜ浮気という問題が出てきてしまったのか、まずは、そこから考えていかれるといいかと思います。 その上で、ご夫婦が本心を話しあえる機会が持てればいいのかもしれませんね。 ご相談ありがとうございました。 |