自然体になりたい

相談者名
青い涙
私は常に何かを演じているという気がします。

会社に行けば会社での「真面目にコツコツ働く自分」
旦那さんといると「楽しくて自由気ままな自分」
実家に帰ると「いいおねえちゃんの自分」
というような感じです。

別人を演じているというよりは
もともと自分がもっているものを大げさ?にしている感じなのですが、
気が休まらないことに最近気がつきました。

会社では楽しい自分は出せないですし、
実家では気ままな自分は出せないですし、
旦那さんといるときは逆に楽しくなさそうにできません。
(ぼーっとしたりできません)

どうしたらもう少し、自然な自分でいられるんでしょうか。
もう少し、ひとりでいるときのような楽な状態で人と接したいです。

もう少し楽になりたいです。
よろしくお願い致します。

カウンセラー
かねがえゆうき
青い涙さん、はじめまして。かねがえゆうきと申します。

ご相談文を読んで、青い涙さんの自分自身に向き合う真摯な姿勢を感じました。
そして、ご自身のことをとてもよくわかっている方だとも感じました。

青い涙さんが、より楽に自然体で日々を送れるよう、心をこめてサポートさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

ご相談文にあるように、青い涙さんの「何かを演じているような感じ」は、もともと自分が持っている要素なので、決して嘘ではないのですが、それを大げさに演出しているような感覚は居心地の悪いものだと思います。

ではなぜ、演出しなければならないと感じてしまったのでしょう?

それはきっと、周囲の期待に応えたいという、青い涙さんの優しい気持ちから生まれたものではないでしょうか?
まずは、「元はといえば、私はみんなを喜ばせたかったんだな…。」と、行動の源となった思いに注目し、その純粋な気持ちを、改めて受け止めていきましょう。
青い涙さんの誠実さや笑顔に助けられた人もたくさんいることでしょう。
その、人を大切にする思いやり深さや細やかな気遣いは、青い涙さんの才能であり魅力でもあると思います。

とは言え、この場面ではこうふるまわなければ、と常に自分の言動をコントロールしている状態は、とてもしんどいですよね。

会社では、「真面目にコツコツ働く自分」はOK、「楽しい自分」はNG。
旦那さんといると、「楽しくて自由気ままな自分」はOK、「楽しくなさそうな自分」はNGで、ぼーっとしたりできない。
実家では、「いいお姉ちゃんの自分」はOK、「気ままな自分」はNG。

この、OK、NGを出しているのは、いったい誰なのでしょう?

もしかしたら、過去にこんな自分はNG!と感じてしまうような出来事があったのかもしれません。
でも、会社の人や旦那さんや家族ではなく、自分で自分に○×をつけていることに気づけば、自分で変えることも可能なんです。
○も×もない、あれもこれも全部まるごと私なんだと思えるといいですよね。

そして、もし自然体の自分を出してしまったら、どうなってしまうと感じているのでしょうか?

カウンセリングでは、こういった質問を投げかけながら、自分を表現することにブレーキをかけている部分(怖れの感情)を見つけて、ブレーキをはずすようなアプローチを行っていきます。
また、自分ではNGと思い込んでいる要素を、「どんな自分が出てきてもOKだよ。」と誰かに受け止めてもらうことで、自由に自分を表現することに許可が出てきます。
もしよろしければ、私たちカウンセラーを頼ってくださいね。

今回は、簡単なイメージワークを提案させていただきますね。

ひとりでいる時の青い涙さんは、楽な状態なのですね。
その、自由で平和な空気をじっくりと感じてください。
そこでは何かを演じる必要などなく、自然に楽に過ごすことができます。

その青い涙さんの世界に、誰かひとり、人を招き入れるとしたら…
この人ならきっと大丈夫、と安心できる人。
自然で楽な自分を批判したりせず、一緒に楽しんでくれそうな人。
今、誰の顔が思い浮かびますか?

旦那さんでしょうか?
お友達でしょうか?
ご家族でしょうか?

今思い浮かんだ人は、青い涙さんがとても信頼している人です。
その人は、あなたを傷つけたりはしません。とても大切にしてくれる人です。
イメージの中で、その人を青い涙さんの自然で楽な世界に招き入れてみましょう。

どんな感じがしますか?
大丈夫と思ったら、声に出してこう言ってください。
「これが、私の世界です。これが、本当の私です。
私は、あなたと一緒にいても自然に楽にいられます。」

そして、イメージの中でその人と手をつないで、自然で楽な感覚を楽しんでください。

ひとりで楽に過ごしてきた心の中に、いきなりすべての人を招き入れようとすると、ちょっとハードルが高すぎますよね。
やっぱり怖い!ひとりのほうがいいや、と思って、せっかく開きかけたハートを、また閉じてしまうかもしれません。
ですから、まずは誰かひとり、信頼できる人を招き入れて、人と一緒でも大丈夫なんだという感覚を重ねることで、誰かと一緒にいる時も自然で楽な状態でいられるようになると思います。

心は、イメージと現実の区別がつかないと言われています。
イメージの中で、誰かと共に生きる喜びをしっかり味わうことができると、心は自然とそちらの方へ向かいます。
そして実際に、その人に近づいてみようと心を開いていくステップへとつながります。
まずは一人と心でつながること成功すると、一人また一人と、自然と輪が広がっていきますよ。

よかったら、チャレンジしてみてくださいね。
ご相談ありがとうございました。

かねがえゆうき

この記事を書いたカウンセラー

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