相談者名 | れんにゅう |
私の悩みは周りの人から攻撃されやすいことです。攻撃と言っても殴られたりではないです。悪口が好きな人に目をつけられて悪口を吹聴されたり、バカにされるようなことを言われたり、他の人にはそんな態度取られないのにバカにされるような態度を取られたり、冷たい態度を取られたりします。 友達にも嫌味っぽいことを言われたり、他の人が同じようなことをしても言われないのに自分は怒られたりします。 誰かに悪口を言われて嫌だったことや冷たい態度を取られて嫌だった話をしたら、言われても仕方ない所もあるって言われたり嫌だった話をしたことが悪口を言ったと受け取られてとても哀しかったです。 そのくせ都合のいい時だけ頼られたり、遊びには誘われたりして、以前のことは無かったことにしてニコニコしてきたり、ほんとは私を好きなのか嫌いなのか、心の中でどう思っているのか悩んでしまいます。 以前は自分にもダメなところがあるからと考えたり、優しくすれば相手も良く思ってくれると思ってがんばったけど、優しくして意地悪なんてしたことない人でも別の人に影響されたのか冷たくされたり馬鹿にされたりしてもう人が信用できなくて、最近では人に会いたくないし、遊びに誘われてもまた嫌なことを言われると思って怖いんです。 誰かが私に嫌なことをしてもそれは悪く言われないでなかったことにされるのに、私が嫌なことをしたら嫌なことと取られて悪者にされるんです。 | |
カウンセラー | 中山けんたろう |
れんにゅうさん はじめまして。今回のご相談を担当させていただきますカウンセラーの中山けんたろうです。 よろしくお願いします。 周りの人から、言葉や態度による攻撃を受けられているご状況ですね。 れんにゅうさんは、とてもお優しい方だと思います。 また、「相手が悪口を言ったり攻撃する心理も色々調べてなんとなく理解したのですが」ともお書きいただいています。 今後、周りからの攻撃対象にならず、今の不本意な役割から自分自身を解放できるように、できるだけのことをやっていきましょう。 さて、ご質問内容かられんにゅうさんのお気持ちを少し整理させていただきました。 周りの人と仲良く付き合いたい。 自分自身を大切に扱うと共に、周りの人達のことも大切に扱おうとされているれんにゅうさんの愛情深いところがとてもよく伝わってくるようです。 このような気持ちはこれからもずっと持ち続けていかれたらよいと思います。 ここで二つ、ご相談内容の中で少し気になる点がありましたので、そのことについてお話をさせていただきますね。 「心の中では怒っているのに一人ぼっちになるのが怖い」 「ほんとは私を好きなのか嫌いなのか、心の中でどう思っているのか悩んでしまいます。」 という部分です。 一人ぼっちになるのが怖いあまりに、心の中にある「怒り」を抑え込んでいらっしゃる訳ですね。 人間誰しも一人ぼっちにはなりたくはないものだと思います。 なぜ自分の「本当の気持ち」を伝えられないのでしょうか。 例えばの話ですが、昔、れんにゅうさんが感じた「怒り」を周りの人に表現したために、自分の周りから人が遠ざかってしまった、場合によっては、親や兄弟や親友などの身近な人の心が自分から離れていってしまったと感じられたようなご経験をお持ちなのかもしれないなぁと思われました。 ここで、私からご提案する解決法としては、次の2点です。 1.自分の本当の気持ちを、直接、その場で、相手に伝える。 さて、どのように思われたでしょうか。 おそらく、れんにゅうさんが、今までほとんど、もしかしたら、まったくされてこなかったことかもしれません。 例えば、「バカにされるような態度を取られて驚いた」と思ったことを、直接その本人に伝える場面で考えてみましょう。 「相手がバカにするような態度をとったな」と、れんにゅうさんが受け取ったとします。 「今の態度はバカにされたように受け取れて驚いたんだけど、あなたはどう思ってたの?」 と、直接その場で相手に訊いてみてください。 最初はとても勇気がいることかもしれませんが、ここでのポイントは、お互いの「本当の気持ち」を共有し合うということです。 「1」で、自分の感じたことを言うことによって、れんにゅうさん自身が怒りを溜め込まずに済みますね。 「2」では、相手の本当の気持ちを確かめようとしています。 超能力者でもない限り、相手にきちんと訊くことをしなければ、相手の「本当の気持ち」は分からないものです。 他の場面の例を挙げると、こんな感じになります。 「今の言葉は悪口に受け取れて悲しかったんだけど、そう思ってたの?」 もっと簡単な表現でいくと、 「今の言い方、どういうことなん?」とか、 重要なのは、お互いの「本当の気持ち」を伝え合うことなのです。 どうしても、自分の「本当の気持ち」を直接その場で相手に言うのが難しければ、後から電話で伝えるのでもよいと思います。 但し、メールは避けましょう。 メールよりは、手書きの手紙の方がまだましだと思います。 れんにゅうさんが、自分の「本当の気持ち」を直接その場で相手に言って、相手の真意を直接その場で確かめ始めることによって、れんにゅうさんから離れていく人がいるかもしれません。 れんにゅうさんが一日も早く、望まない関係を抜けて、楽で楽しく心地の良い人間関係の中で、ご自分自身を存分に表現できる日が来ることを心からお祈りしています。 さて、最後に、その他のご質問内容についても、若干解説をさせていただきますね。 「自分にもダメなところがあるからと考えたり、」という部分は、れんにゅうさんの優しさが表れていると思います。 「自分の気持ちを解ってくれる人や味方になってくれる人はいないんだ、いつも悪者にされるんだって思いました。」の部分については、とても孤独でつらい思いをお持ちだったと思います。まずは、その、「人に解ってもらえない」というお気持ちを、ご自身でやさしくしっかりと受け止めてあげてくださいね。 次に、「悪口を言われて嫌だったことや冷たい態度を取られて嫌だった話をする」ときのことについてです。 それと、「私が嫌なことをしたら嫌なことと取られて悪者にされる」という部分については、れんにゅうさんが気持ちの上で追い込まれていらっしゃる印象を受けました。 でも、れんにゅうさんご自身まで、周りの影響を受けて他人に嫌なことをする必要はありませんよね。 もし、れんにゅうさんの方で、カウンセラーと直接話をしてみたい、もう少しヒントが欲しい、などの思いを持たれましたら、ご遠慮なくカウンセリングをご利用いただければと思います。 今回のご相談が、れんにゅうさんにとって少しでもお役に立てれば幸いです。 |