幸せな恋愛というものが具体的にどういうものなのかよくわかりません。

今の彼を通して自分自身の恋愛観がよくわからなくなってしまったのですね。
文章を拝見しましたが、彼の言動でしたらそうなってしまっても不思議ではない
と思います。何を信じればいいんだろう、って気持ちになってしまいますよね。

そしてさらに連絡が取れなくなってしまうのですから、その気持ちがkanaさんの
心の中でどんどん膨らんできて、つらさが倍増してしまったことでしょう。
今の状態を変えるきっかけになれれば幸いです。

きっと一般的な女性だったら、最初に突然連絡がとれなくなった時点で、怒って
お付き合いが終わってしまうような気がします。でも、ご自身でも気づかれてい
らっしゃいますが、なぜか諦めきれない気持ちがあるんですよね。それは、kana
さんがとても情に厚いということもありますけれど、同時にある種のパターンを
表しているのだとも思います。

人間は、少なくとも生まれたての頃は両親のことが大好きです。成熟した両親の
元で育ったのならばそれは続くだろうし、中にはその後の経験を通して、記憶に
ある限り親のことを嫌っている人もいることでしょう。

そして、例えば父親に暴力を振るわれた時、無垢な子供たちは無意識にこう感じ
ます。「こういうことをされるってことは、私が悪いんだ」って。
すると、自分のことを責めてしまうので、パートナーなどの対人関係において、
「許そうと思わないといけない人」、つまり困った人をどこか呼び寄せてしまい
ます。さらに、父親との関係性を通して愛情と困った人がくっついてしまうんで
す。

父親との関係については通院されてるということで、向き合ってらっしゃるんで
すよね。なのでkanaさんが求めてらっしゃる回答からずれてしまうので深くは書
きませんが、その部分を癒すことも恋愛パターンを変える上で非常に重要だとい
うことは伝えておきます。

kanaさんにとって幸せな恋愛って、どういう状況でしょうね。
恋愛の場合、大切なのはどう「されると」私が幸せか、ってことですね。
つまり、どんな思いやりをされるとkanaさんは嬉しいのか、ってことです。
それは、人にどうして欲しいのか、ということを「求める」ということ。

求めるということは、ちょっと怖いことです。
求めたにもかかわらずNoと言われたら、傷ついてしまいますから。
でも、求めていけるようになることはとても大切なことです。
それが難しいと、どんどん心が乾いていってしまうから。

それをやるにあたっては、相手と信頼関係を育むという経験が必要です。
「この人になら、勇気を出して言ってみようかな」という関係性が。

お友達でもいいですし、今通院されていらっしゃる先生でもいいと思います。
もちろんうちのカウンセリングを使って頂くことも効果的です。

kanaさんが、人生に多くのものを求めていけるようになれるといいですね。

応援しています！