大勢が苦手

相談者名
葉月
忘年会・新年会など大勢の場所に行くと萎縮してしまいます。
そこで楽しそうにしている人を見ると、良いなと思います。
いつも居心地が悪く、早々に帰ります。そして極力参加しないように・・・
どうしたら楽しく出来ますか。
私は自分がその場に居ると、雰囲気を壊してしまうようで罪悪感もあるし、私が居ない方がその場が上手く回ると思い、小さく小さく居ようとして、いつも楽しめないです。
どうしたら楽しめますか。
カウンセラー
木村祥典(退会)
葉月さん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

これからの季節はクリスマスや忘年会、新年会など、人が集まる機会が増えるの
で、特に気になることが多いかもしれませんね。

私も昔は大勢の場所がとても苦手で避けていたので、私なりにですが、菜月さん
のお気持ちはよくわかります。

菜月さんは自分がその場に居ると雰囲気を壊してしまうように感じてしまったり、
自分が居ない方がその場がうまく回ると思ってしまうんですね。

菜月さんは、その場の雰囲気や参加している人達のことを大切にできるようなや
さしさや思いやりを持っていますよね。
それはとても素敵なことだと思います。

そんな素敵なところを持っている菜月さんなのですが、極端に言うと、菜月さん
は自分のことをまるで疫病神か何かのように感じてしまっていますよね。

それを大勢の人がいる場所に行くことで強く感じるようになるのだと思います。

ということは、大勢の人がいる場所でなくても、数人の集まりだったとしても、
1対1の2人だったとしても、まわりに誰もいない1人の時にも、すっとこの感覚
を持っているのではないでしょうか?

そして、自分の持つ影響力の大きさというのも感じているようですね。

これは、「自分が思う自分」という、自己概念の一つなのですが、過去の体験か
ら、このような自己概念を持つようになったのだと思います。
その過去の体験の感情的なもつれやわだかまりを解きほぐして、持ちたくない感
情を手放していくことで、自己概念を変えることができます。

この過去の心の傷のケアというのはとても大切で役に立つことなのですが、今回
私が提案させていただきたいのは、今の菜月さんの心の中にある想いを育てて大
きくしていくということです。

その想いとは、「楽しみたい!」という想いです。

私はこのご相談内容を拝見して、菜月さんにとって問題なのは、大勢が苦手なこ
とよりも、楽しめないことこそが一番の問題であるように感じました。

ズバリ、菜月さんは楽しいことが大好きで、楽しむことが大好きで、人を楽しま
せることも大好きな「楽しみマニア」で、エンターテイナー的素質を持っている
と見たのですが、いかがでしょうか?

楽しむこと、楽しませること、そんな「楽しみ」に目を向けて、「楽しみ」を
探して楽しんでみてもらいたいと思います。

菜月さんにとって、楽しいことでどんなことでしょうか?
何をしている時に、「楽しい~♪」って感じますか?

例えば「どこのコンビニの肉まんが一番おいしいか?とコンビニを巡って肉まん
を食べ比べるのが楽しい」という密かな楽しみでもOKです。

菜月さん一人だけで楽しめること、菜月さん一人だけが楽しいことで構いません
ので、楽しみを探して、少しづつでいいので楽しむことに慣れてみてください。
それが、大勢の人を楽しませることにもつながってきます。

大勢の人を楽しませるのに菜月さんがすることはただ一つ。

「菜月さんが楽しくしていること」

これだけです。
意外と簡単そうだと思いませんか?

簡単なんです!

菜月さんが楽しそうにしているその雰囲気や笑顔が、まわりの人を楽しい気分に
するんですよ。

疫病神として悪い影響力を使うのではなくて、エンターテイナーとして良い影響
力を使ってまわりの人達を楽しませてあげる方が、菜月さんらしいと思いますし、
菜月さんが本当にしたかったことの一つなのではないかな?と思います。

よかったら、菜月さんが本当にしたかったことを実現させるお手伝いや、菜月さん
の本来の姿を取り戻すお手伝いをさせてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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