ララさん、こんにちは。ご相談頂きありがとうございます。 担当致します、うえの道子と申します。どうぞよろしくお願いします。夫婦仲がうまくゆかず、この2年ほど修復に努めてこられたとのことですね。 書ききれない苦労もあったかと思います。 とても頑張ってこられたのではないでしょうか。 ご夫婦の様子がどのような感じだったのか具体的にはわからないのですが、 ララさんの「私はなかなか彼の気持ちを分かってあげられません」という言葉から 彼のことをわかってあげたい、理解してあげたいという深い愛情を感じました。 ララさんは、できるなら離婚はしたくないし、だんなさんに頼ってもらえるような強い自分になり、 ふたりでこの試練を乗り越えていきたいと思っていらっしゃるのですね。 絶望や諦めの気持ちで苦しい時は、ともすれば自分の本当の気持ちも見失いがちですが、 ララさんが自分を見失わずに前向きに頑張ろうとしている姿がとても伝わってきました。 そんなララさんは愛情深くて、忍耐強さもお持ちの素敵な女性だと思います。 今はララさんの重苦しい気持ちを外に取り出していくことで、 ララさんが少しでも楽な軽やかな気持ちになることが 良い方向にいくためのカギになるかなと感じます。 とはいえ、このような状態で心を楽にするなんて無理だと思ってしまうかも しれないですね。 もちろん、ほんの少しでもいいのです。 ララさんの気持ちが、今より1メモリでもいいので、明るくなることを見つけていきましょう。 たとえば、 ・自分を休ませる。(体力の回復、自分の身体に優しく気を配る) ・嬉しいこと好きなことを自分に与える。 ・自分を褒める。 ・わかってくれる誰かに話を聞いてもらい、感情を解放していく(悲しみや寂しさが出てきたら感じ尽くす、泣くのを我慢しない) ・だんなさん宛てに、本人には渡さない手紙を書いてみる。(これはララさんの気持ちを外に出し整理するためのものなので、だんなさんには渡しません。正直にすべての気持ちを書いていきましょう。書き直したり、付け足したりしながら、気持ちが軽くなるまで何度でも書いてみてください) できそうなことからやってみると良いかと思います。 ララさんひとりで頑張ろうとしなくていいので、よければ私たちカウンセラーを頼ってください。 心を楽にする、といいましたが、ポイントは自分を責めないことです。 どんな自分も「よく頑張っているよね」「そうだよね」「今は当然だよね」と認めながら ララさんのペースで取り組んでみて下さい。 「夫が本当にそうしたいなら、止めることはできないと思います。」 というララさんの言葉にもありますが、確かにこのような時、 男性はコントロールされることを好みません。 しかし、「わたしはあなたが大好きだから離婚はしたくない」 という気持ちがララさんの中にあるのならば、それはだんなさんに伝えられるといいですね。 だんなさんの選択はだんなさんの自由、という意思のもとで。 その上で、ララさんがだんなさんに対して出来ることをしていくのがいいと思います。 今だからこそ、だんなさんに与えたいものはなんでしょうか? だんなさんに伝えていきたいことはありますか? (もし私がララさんの立場だったら、だんなさんの気持ちを理解した上で心からのありがとうを伝えたいと思いました) (これまでいつも支えてくれてありがとう。そばにいてくれてありがとう。etcどんな小さなことでもいいと思います) ララさん自身が明るく幸せになることを目指しながら 同時に、ただただ、だんなさんの幸せも願っていくことができたら、いいですね。 夫婦の関係は、とても特別な関係です。 距離が近いだけに、他の人では許せることも許せなかったり 近づけば近づくほど、相手や自分の様々な面を見ることもあると思います。 夫婦関係そのものも成長していきますので、いつまでもロマンスが続くことはなく どの夫婦にも、行き詰りを感じる時期は訪れるのかもしれません。 表れ方はそれぞれですが、別れの危機のような形で問題化したとしても、 振り返れば夫婦の関係が新鮮に生まれ変わる時だったという場合もあるのです。 試練を乗り越えると、心はとても成長し、お互いのよさを再確認するので 絆は強くなり、再びお互いを恋するような大きなロマンスもやってくるでしょう。 実際にやっていこうとすると、ララさんの痛みが強く出て、思うようにできなかったりするかもしれません。 できればどんな時も、そのままの自分を認めてあげてくださいね。 具体的にどうしたら良いか、頭ではわかるけどどうしても心がついていかない、等ありましたら、 無料カウンセリングもありますので、ぜひ私たちカウンセラーを頼ってください。 ララさんが幸せな人生を歩んで行かれることを祈っています。 ご相談くださりありがとうございました。 うえの道子 |