嫉妬と妄想

相談者名
Carry
主人に対してとても嫉妬心が強いので束縛してしまったり、自分で妄想して自虐的になってしまうのをやめたいです。
主人はとある趣味で若い女性と関わることが多く、連絡を取ったり、メールをしたり、二人きりで会う、なんてことが増えました。特に一人の人とはとても仲が良くなっていてそれが許せません。
あるとき、喧嘩した際に主人の携帯を見てしまったのですが、その女性とのメールのやりとりに普段とは全く違う主人の人格を見て、嫌悪感を抱きました。
全然、恋愛的なものではないので浮気しているとかではないのですが、勝手に妄想してしまい居ても経っても居られません。
『これ以上、付き合わないでほしい』と言うと主人は『やましいことは何もない。』と付き合いをやめようとはしません。
やましいことがなくても嫌だし、悲しくなるのにどうしてやめてくれないんでしょうか?私のほうが大切だったらやめてほしいのです。
しかも、私が出張や留守にしているときに限ってその女性に電話している様子。
昔、離婚の危機があったときに『お前のせいで俺は友達ができなかった』とまで言われ、そこからかかあ殿下から亭主関白に立場が変わってしまいました。
昔は一緒に何でも楽しんでましたが今は別で、主人は好きなことを我慢せずに、やりたいだけやっています。
まずは二人の人生より、自分の人生というかんじで一緒にご飯食べる存在でしかないのでは?と思ってしまいます。
このまま、主人と一緒にいるべきか、愛を感じられないまま我慢して生きるか、悩んでいます。
周りは『夫婦なんてそんなもの。恋愛なんて無くなる』と言います。私も心配しないでいれたらどんなに楽でしょう。
束縛はしたくないんですが、女性との接触があるとどうしようもなくなってしまうのです。
半狂乱になって、責めてしまうのです。(胆汁質なもんで)何度も繰り返し、構えていればいいんだ、と言い聞かせてはいますが冷静になれません。嫉妬が強すぎて、何もかも悪いほうへ考え、妄想して、女性のことが頭から離れず、どーにかなりそうです。
友人たちに話すと全然大丈夫、私の気にしすぎだ、と言われます。
普段はとても仲良くうまくいっています。

どうしたら、嫉妬せずに、でんと構えてられる奥さんになれるのでしょうか?

カウンセラー
高井さゆ
Carryさん、初めまして。ご相談頂き、有難うございます。
今回、回答を担当させて頂きます、高井さゆと申します。
どうぞ宜しくお願いいたしますね。

>どうしたら、嫉妬せずに、でんと構えてられる奥さんになれるのでしょうか?

Carryさんが書いてくださった、最後のこの言葉に、私はCarryさんのご主人への深い愛を感じました。

この最後の言葉に辿り着くまで、たくさんの出来事、その中で感じたどうしようもない気持ち、不安・心配・恐怖などをCarryさんは丁寧に書いてくださいました。その上での、この最後の言葉です。私は感動してしまいました。

なぜなら、この最後の質問の裏側には、“私(=Carryさん)が嫉妬せずに、でんと構えてられる奥さんになれたとしたら、主人を束縛しない私になれる。そうしたら、主人は楽になれて、また何でもふたりでいっしょに楽しめる関係になれるかもしれない。私もぶれない自分になり、心配することなく楽になることができて、主人もハッピー、私もハッピー、ふたりはラブラブ、そんな関係になれるかもしれない・・だから。”というようなお気持ちを、私は感じたからです。

Carryさんが楽になれて、ご主人を束縛しなくなりご主人も楽になる、その上でふたりの関係や絆をぐっと深めていけますように、お互いにお互いへの愛を感じながらいっしょに生きていけますように、そんな想いを込めて今回の回答を書かせて頂きます。少しでも、Carryさんのお役に立てましたら幸いです。

さて、今回は【嫉妬】を中心にご相談いただきました。

嫉妬という感情・・とても扱いにくく感じられているかもしれません。嫉妬を感じているときは気分も良くなければ、嫉妬してしまう自分のことを嫌になってしまうこともあるでしょう。嫉妬という言葉を聴くだけで、すごくネガティブなものを感じてしまうかもしれません。
Carryさんのご相談を読ませて頂いたとき、まるで嫉妬という感情の嵐に振り回されてしまっているような、そんなしんどい情況が目に浮かびました。

その情況の中にいるだけでも大変だと、私なりに感じます。それなのにその嵐の中でこうしてご自分と向き合っているCarryさん、とてもすごいことをしています。本当にすばらしいと思います!
「あぁ、私がんばっているんだなぁ・・」と、ご自身をたくさん労ってあげてくださいね。

その情況を抜け出すべく、今回させて頂くご提案は、“嫉妬に関して、ちょっと見る角度を変えてみませんか?”ということです(^^)
それは、こんな見方・考え方です。

『嫉妬する対象=これから私が手に入れる魅力』

読まれてみて、如何でしょうか?

少し、想像してみてくださいね。
Carryさんは今、《何に対して》嫉妬しているのでしょうか。

・・・。

では、私の考えを書かせて頂きますね。Carryさんが嫉妬している対象、それは・・

“ご主人が普段とは全く違う人格を見せる女性”、ではないでしょうか。
もしくは、“ご主人が普段とは全く違う人格を見せるような、ご主人と女性が築いている関係性”、ではないでしょうか。

Carryさん、もしCarryさんが、“ご主人が普段とは全く違う人格を見せる女性”が持っている、ご主人をそうさせる魅力(要素)を自分が手に入れたとしたら。そしてその女性がご主人と築いている関係を、ご主人とCarryさんとの間で築いていけるような、そんな魅力を持つ自分になれたとしたら。

そうなれたとしたら、ご主人はその女性と今の関係を続ける理由はなくなるのかもしれません。

なぜなら、ご主人がその女性といっしょにいるからこそ感じられるもの(魅力)を、Carryさんといっしょにいるときに感じられるようになるからです。すると、ご主人にはその女性といっしょにいる理由がなくなってしまうのです。

本当はご主人、Carryさんとそういう関係(今はその女性と築いている関係)を築きたいと思っているのかもしれません。離婚の危機があったにも関わらず、それを乗り越えられていらっしゃるという事実が証拠です。Carryさんとはそういう関係は望めないと、そうご主人が本気で思ったとしたら、きっとそのまま離婚は成立していたでしょう。でも、おふたりは夫婦として続いているのです。ここに、どうか自信をもってくださいね。

《私は何に嫉妬しているのだろう?》

よかったら、改めて考えてみてくださいね。

ひとりで考えていても何も浮かばない・・そんなときはカウンセラーを頼ってみてください^^
たくさんの可能性を提示しながら、「あぁ、ここに嫉妬していたのね!」とCarryさんが腑に落ちるよう、さらにその嫉妬の裏に隠れた、これからCarryさんが手に入れる魅力を掴めるよう、どうかお手伝いさせてくださいね。

そして、Carryさんがその魅力を手に入れたとき、嫉妬はいつの間にか消えてなくなり、魅力を手に入れたCarryさんは自信に溢れ、でん!と構えていられるようになるでしょう。

実は嫉妬が出てくるときというのは、『自分がバージョンアップするためのチャンス!』のときなんですね(^^)

今はCarryさん、まるで自分が嫉妬に支配されてしまったかのように感じて、とっても苦しいし、とってもしんどいかもしれません。

でも、この嫉妬を乗り越え、新たな魅力を手に入れたとき、その先には。
Carryさんは一回りも二回りもバージョンアップされ、魅力溢れる、キラキラ輝く女性になっておられることでしょう!

とはいえ、上記にも書かせて頂きましたが、嫉妬という感情と向き合うのは決して楽なことではありません。
しんどいな、つらいな、と感じることがありましたら、初回無料のカウンセリングがございます。
もし宜しければお使い頂き、ひとりで抱えず、無理なく、今の状況を抜けていきましょうね。

Carryさんが、嫉妬せずに、でんと構えていられる奥さんになれるよう、心から応援しています!

この記事を書いたカウンセラー

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