相談者名 | デイジー |
夫と喧嘩が絶えず、2歳の子どもやお腹の中の子どもへの影響も考えるとこの先一緒にやっていけるか不安です。夫は基本的には穏やかな人なのですが、その裏には、人と深く関わりたくない、自分を曝け出すのが怖い、といった気持ちがあるから、腹をわって人と本音を語り合うのを避ける傾向があるようなんです。ですが、夫婦を長くやっていると、その都度解決していかなければならない問題が多々あると思うのですが、その為に向き合って問題解決をするということをうまく交わすのです。「ごめん、俺が悪かったから、気をつけるね」とすぐ謝るのですが、何が悪いのかは分からない、もしくは分かりたくない様なので、結果、同じ問題を繰り返し、またすぐ謝ってくるのです。私からすると、全く不完全燃焼ではあるものの、最初は謝ってるしまあいいかと水に流そうとしていたのですが、彼の謝罪は議論を避ける為の処世術だということが分かって、正直とてもショックで、そんな彼の態度に怒りを感じることも多くなり、喧嘩も耐えなくなりました。ただ、私が怒りをぶつけると、よけい彼は殻に閉じこもってしまうようで私を怒らせないが為に心にもない詭弁を繰り返し、そのことで私は余計に腹立たしくなり悪循環に陥っています。ただ、あまり子どもの前で怒っている姿を見せたくないので、私が我慢していると、怒らない=うまくいっていると解釈して、また彼に都合のいい自分本位な言動をするようになるのです。このような歯車がかみ合わない夫婦でもうまくやっていける方法はあるのでしょうか?また、心理的にはどういうロジックでお互いが回っていて、それを解決するには何をどうすれば良いのか、アドバイス頂けると幸いです。 | |
カウンセラー | 大門昌代 |
デイジーさん、はじめまして。今回担当させていただきます大門と申します。 どうぞよろしくお願いします。 デイジーさんのご主人は、とても争いごとが嫌なのでしょうね。 腹を割って人と本音で語り合えない、自分をさらけ出すのが怖いということは、触れられたくないものが心の中にあるということです。 少し考えてみてくださいね。 おそらくデイジーさんのご主人は、そんな状態なんだろうなと思います。 怒られること、争いごとになることを、極端に怖がっていますから、そのような事態になりそうになると、とにかく謝るという条件反射のような状態になっていますね。 さて、どうしていったらいいのかですが、デイジーさんは「向き合いたい」というのが目的ですよね。 ご主人に限らず、一般的に男性は女性から「話がしたい」とか「向き合いたい」と言われると、逃げたくなるようなのです。 男性と話をするときは、コツのようなものがあります。 「今現在と未来について話をする」というのが大切です。 決して、あたなを責めるのが目的ではありません。というのを、相手にわかってもらう必要があるのです。 女性が思うよりも、男性は怖がりさんです。 怒りをぶつける代わりに、怒りの下にある本当の気持ちを伝えるようにしてみてくださいね。 目的は「向き合うこと」ですから、まずデイジーさんご自身が、本当の自分の気持ちをご主人に伝えるようにしてみてくださいね。 最初はうまくいかないかもしれませんが、デイジーさんが怒らないということがわかれば、ご主人も少しづつ話を聞く体制になってくれることと思います。 ご相談ありがとうございました。 |