夫の職場にいる女性について - カウンセリングサービス心理学講座

相談者名	きぃまん
はじめまして。こんにちは。私の夫は倉庫業の事務員をしています。夫の会社は女性の多い職場で（主にパート）人数もかなりだと聞いています。事務所も男の人が少なく夫が業務を仕切っているようです。そういう環境のためか見えない不安で苦しんでいます。夫はもともと人当たりがよく信頼される存在でそれに関しては私も誇りではありますが若いパートさんと親しくなってしまわないか迫られたりしていないか・・・色んな被害妄想もしてしまって・・・。一度同じ職場の独身の事務員と浮気かどうかは分かりませんが親しい時期があり（今でもその女性はいます）新入社員や新人の女性が入るのも怖いんです。普段まっすぐ帰ってきてくれますし２人の娘たちをすごく可愛がってくれています。それでもとにかく女性の誘惑が怖くてその事ばかりを考えてしまい凄く自分自身疲れてしまいます。気を紛らせてもふと気付くと考え込んでいたりして。。もともと妄想ばかりして嫉妬や妬みの多い性格なので根本面を変えなければ難しいとは思いますがいい対処法、気持ちを切り替える方法があれば教えてください。よろしくお願いします。
カウンセラー	原裕輝
こんにちは、さいまんさん。原と言います。ご相談ありがとうございます。よろしくお願いします。嫉妬や、奪われる恐れがでてると、とてもしんどいですね。不安な気持ちになった時は、とても苦しいと思います。ご主人さんがお勤めの環境が女性が多いぶんだけ、不安な気持ちにおちいるきっかけが多いと思います。その不安と日々戦っているし、根本からそれらを乗り越えようとされている姿勢はすばらしいと思いました。頑張っていますね。不安と戦うってしんどいと思うんですね。精神的にくたくたになると思います。不安に振り回されてしんどい思いをしない為に、不安に陥りにくい体質作りを目標にしてみてはいかがでしょうか？嫉妬や、奪われる恐れに振り回されない自分に変わることを目標にしてみるんです。自分に価値があることを受け取っていないと、心は嫉妬や、奪われる不安に陥りやすくなります。逆に自分の価値をしっかりと受け取って、自分に自信を持っていると心は嫉妬や、奪われる不安に陥りにくくなるんですね。ですので嫉妬や、奪われる恐れからの不安に陥らない体質作りの為に、自信をつけることをテーマにされてみるといいのではないかと思います。その一つとして自分の価値（良いところ、美しいところ）を改めて見つけなおしていくことなどをしてみると良いと思います。１００個、２００個くらい見つけていくつもりでやってみるんですね。これは一人で頑張る必要はいりません、もし自分で自分の価値がなかなか見つけられないときは、ご主人さんや、友人に聞いてみてください。海を照らす灯台ってありますよね。灯台のふもとでは明るさってあまりわからないんです、でも海側から灯台をみるとその明るさは見えます。それと同じように自分自身では見えなくとも、人から見えるさいまんさんの良いところや、美しいところって、きっといっぱいありますから。また、過去の経験が嫉妬や、奪われる恐れに陥りやすい体質をつくることもあります。今回のご相談文には過去のことは書かれていませんので、さいまさんには関係ない話かもしれませんが、参考になればと思い書かせていただきますね。過去に誰かに奪われた経験があったり、もしくは誰かから奪った経験があったりすると、嫉妬や、奪われる不安に陥りやすくなることがあります。誰かに奪われて心が傷ついた経験（恋愛や、兄弟間での愛情争いなどで）があると、それがトラウマ的なものとなり奪われる恐れを強化してしまうことがあります。また、誰から奪ってしまった罪悪感が心のどこかに残っていると、それが恐れを作ることがあります。もし仮にこのような経験があれば、これらから解放されていく為にじっくりとその感情に向かい合っていかれるといいと思います。昔の感情をじっくり受け止めて、もう安心してもいいということを心に納得させてあげたり、自分を許していったりするんですね。これらは自分の思考の中で整理するより、誰かに過去にあったことの気持ちを受け止めてもらうという形で感情を解放していったり、自分を許していくことに取り組まれるとやりやすいと思います。一人に不安に立ち向かっているときは、しんどいと思います。一人で頑張っていると、心の体力が弱っているときは不安の力に押し流されそうになってしまうこともあると思うんですね。ですんで、一人で不安に立ち向かおうとせず、さいまんさんの心のサポートしてくれる人を作ってみて欲しいなと思います。それは友人でも、我々カウンセラーでも誰でもＯＫですんで、とにかく一人で頑張らないで欲しいなと思うのです。一人では不安の力に押し流されそうな時も、誰かが応援してくれたり、受け止めてくれたりすると、心が安定しやすくなりますから。一人で頑張らないでくださいね。応援しています。