なつみさん、こんばんわ。根本です。 お待たせしました。 ご相談ありがとうございます。とても頑張って来られたんですね。 本当にお疲れ様です。 睡眠時間が2時間になっても・・・というのは、なつみさんの大きな愛情の賜物ですね。 でも、気が付けば、いつも独りぼっちになってしまっているのではないでしょうか。 それはとても悲しいことだと思います。 涙はたくさん溜まっていませんか。 それとも、もうどこかにしまいこんでしまったのでしょうか。 なつみさんの心の中には、大声で泣いている女の子がいるのかもしれませんね。 どれだけ頑張って誰かに手を差し伸べてきても、肝心なときに誰も手を握ってくれないとしたら、本当に辛くて死んでしまいたくもなるでしょう。 > 気がついたら、頼れる人がだれもいませんでした。私は皆にとって相談役で聞き役です。 > 好きでこうなったんじゃなくて、ほっとけないからこうなってしまいました。せっかく頼ってくれるのだから、と睡眠時間が2時間でも、学校の課題があっても、「話を聞いて欲しい」と言われればとんでいきました。大切な友達だから、何よりも優先したかったんです。 なぜ、そんなに彼らのことを大切に思っていたのでしょうか。 どうして、そんなに頑張ることができたのでしょうか。 話を聞いてあげたとき、あるいは、相談に答えてあげたとき、彼らはどんな顔をして、どんな目でなつみさんを見てくれていたのでしょうか。 それを今、思い出すことってできますか? きっとあなたが飛んできてくれたとき、彼らは本当に嬉しかったんじゃないかと思います。 だってそんな人ってほとんどいませんもの。 でも、そこであなたに感謝を伝えてくれた人はあまりいないかもしれません。 でも、なつみさんに感謝していない人もあまりいないのではないでしょうか。 ただ、なつみさんは自分を粗末に扱いすぎたのかもしれませんね。 人のことには一生懸命やってこれたけれど、自分自身のことはつい放っておいてしまったのかもしれません。 そうすると、彼らにとって都合がいい友達のように感じられたり、感謝の気持ちが受け取れなくなったり、自分がしてきたことの意味や価値を見失ってしまったりします。 そして、やがては燃え尽きて、無気力になり、ただ、無意味な感じや深い疲労感ばかり感じるようになってしまいます。 それを“犠牲”っていいます。 > でも皆は違いました。私が頼りたい時、「明日朝早いから」「疲れてるから」「課題があるから」とあっさり断られました。 それは辛いですね。 今まで私は何をしてきたんだろう?って感じてしまうんじゃないかな・・・。 もちろん、助けてもらうために助けてあげていたわけではないんだけど・・・。 > 私は皆の前ではしっかりして、強い子でなくちゃいけないんです。男の子の前でも。誰にも頼っちゃいけなくて、ただ皆につくしてあげなきゃいけないんです。 まるで自分が奴隷のような感じはしていませんか? なつみさんが話を聞いて、助けてきた人たちにとれば、なつみさんの存在ってある意味ではかけがえのない存在です。 でも、自分の悩みを自分で解決できずになつみさんに頼ってしまった、と感じている彼らにとって、なつみさんの相談相手になることはとても難しいことになってしまうのかもしれません。 彼らがどれくらい自分のことをちっぽけに扱っているのか、ということをなつみさんはよくご存知なのではないでしょうか。 また、そんななつみさんには、自分ほど深刻な悩みがあるとは感じられないのかもしれませんね。 強くなければ、と思えば思うほど、人には弱さを見せられなくなります。 そうすると人からはますますなつみさんに弱いところがあるとは認められなくなるし、また、もっと助けてもらおう、もっと甘えさせてもらおうと思ってしまうのかもしれません。 大きな悪循環がありますね。 でも、これは変えて行くことも出来ますよ。 > 何もかもうまくいかなくて、でも人を責めてもしょうがないから、全部自分のせいにしてきました。そしたら、いつまでたっても抜け出せなくて、蓄積した何かは一向に消えなくて。。。 たくさん重たい荷物を背負ってしまったような感じではないでしょうか。 誰かのせいにせずに自分ばかりを責めていたとしたら、今の自分はもう随分と傷つき、ぼろぼろになってしまっているのではないかな。 もしそうだとしたら、今は何よりも自分を癒そうと思ってみてください。 どうしたらいいかというと、ここでなつみさんがやっていただいたように、ただ話を聞かせて下さい。 僕たちはそういう方のために存在しているんですよ。 頼ってくれてありがとう。 なつみさんのやってこられたこと、誰かのために一生懸命になれること、これは本当に素晴らしいものだと思います。 また、それくらい人に頼られる人だとしたら、人を救う才能がたくさんあるんだとも思います。 (今はこんな話を聞くことも気が重たいことだろうと思いますが) でも、ある状況では、そんな才能は両刃の剣になってしまいます。 それは自分自身を見失ったときではないかと思うんです。 元気ななつみさんでいてこそ、人の話を聞くことができるでしょう。 そのためには、なつみさん自身がしんどいときには、自分自身を癒すことを優先させてみましょう。 もし、それに抵抗があるとすれば、何か人を助けようとすることで自分の存在意義を見出そうとされているのかもしれません。 だとしたら、なつみさんの中には大きな孤独感があるのかもしれません。 何よりも自分を今は大切にしてくださいね。 疲れたら心を休ませる勇気を持ってください。 自分のためにね。 ありがとうございました。 |