ストレスなのか食べ物が食べられない

相談者名
郁子
はじめまして。
ご相談したいことがあります。
私は1人暮らしを4年間したのですが、
1人暮らしを始めて少し経った頃から、体が弱くなったように思います。

風邪を引きやすくなった、貧血、低血糖、低血圧、
盲腸(疑いだけで手術はしませんでした)、不安神経症、
過敏性大腸で胃腸も弱くなり、しょっちゅうお腹を壊します。

食べなければ吐き気もあまり起きないので、食事もあまり食べられなくなり、
20キロ近く痩せました。
(生ものや油っぽいもの、コーヒーなどの刺激物は食べられません。)
もちろん、体力も落ちてしまいました。
低血糖や貧血には、食べないことが悪影響だと分かっているのですが、
吐き気が何より怖いのです。

1人でいると、体調が悪いととても心細く、
人に気を使ってしまうため、家族以外の人に買い物や看病も頼みにくく感じます。
(以前嫌な顔をされたこともあったので、余計にそうなってきたのだと思います。)

熱を出して一人で誕生日を迎えたり、
夜中に自分で車を運転して救急病院に行ったり、
吐き気や腹痛で泣きたくなったり。。。

1人暮らしをしている間、何度も実家から母親に看病に来てもらっていました。

今は実家にいるので、割と何でも食べれますし、体調もいいのですが、
4月から仕事を始めることになり、家を出てまた1人暮らしをすることになりました。
家を出たいわけではないのですが、したい仕事ができる場所が実家から遠いのです。
あと、遠距離恋愛をしている彼の近くにも行きたくて。。。

体力勝負と言ってもいい仕事なので、かなり不安です。
引っ越したらまず病院を探さないと、と思っています。

きちんと食事を摂ることが大事だと思っても、どうしても吐き気が怖くて。。。
特に外出先ではほとんど何も食べられません。。。

医療的な問題で、こちらにご相談するのはご迷惑かと思ったのですが、
ストレスの影響があるのではないかと思い、ご相談させて頂きました。

また、こんなに吐き気が怖いのも、
心理的に何か私を押さえつけるようなものがあるのでは。。。と思います。

服薬で症状を緩和しても、精神的な問題であれば服薬で治ることはないと思うのです。
精神を治す→癒す、ということかと思い、検索していてこちらにたどり着きました。

自分で思い当たるストレスは、
・1人で何でもしなければという気持ち
・何でも効率的に、無駄がないようにやりたいと思う気持ち
・1人で体調を崩すことへの怖れ
・吐き気への怖れ
などです。

この辛い状況から早く抜け出して、また普通に生活がしたいと思っています。

何が自分を苦しめているのか、どうすれば治るのか、
1人では分からなくなってしまったので、お力を貸してください。

どうぞ宜しくお願い致します。

カウンセラー
源河はるみ
こんにちは、郁子さん。
はじめまして、源河といいます。> 私は1人暮らしを4年間したのですが、
> 1人暮らしを始めて少し経った頃から、体が弱くなったように思います。

とても心細い経験をされたんですね。
誰も頼れる人がいない・・・
そう思うだけで、不安になってしまう、そんな感じを強く受けます。

> 低血糖や貧血には、食べないことが悪影響だと分かっているのですが、
> 吐き気が何より怖いのです。

ポイントは、この「吐き気」が怖い、というところにあるようです。
ストレスももちろん、あるかとは思いますが、
そのストレスを溜めないように、私たちはなにかしら自分のペースというものを、
無意識的につかんでいきます。
ですが、そのストレスのはけ口や発散の方法が、
あまりピンとくるものにめぐり合えていないとしたら、
それは、溜めてはおけないので、心はなんとかしようと、
あらゆる手を尽くすものなんですね。

それが、郁子さんの場合は、体調を崩したり、お腹を壊したり、
といったことに表れているような気がします。

> 1人でいると、体調が悪いととても心細く、
> 人に気を使ってしまうため、家族以外の人に買い物や看病も頼みにくく感じます。
> (以前嫌な顔をされたこともあったので、余計にそうなってきたのだと思います。)

郁子さんは、なにも病気にならなくても、
人に気をよく遣う方ではないでしょうか?

多く、気を遣う方は、自分の思っていることを人には言えなかったり、
会話はするんだけど、なかなか”素”の部分を出しにくかったりするんですね。
そして、そこに遠慮が絡んで、さらには体調が悪いとなると、
そのストレスは、ピークに達してしまうでしょう。
そういうことが重なって、普段の何気ない気遣いが、実は心にとっては、
負担になっていることが、浮き彫りになってしまうんだと思うんですね。

> 1人暮らしをしている間、何度も実家から母親に看病に来てもらっていました。

> 今は実家にいるので、割と何でも食べれますし、体調もいいのですが、
> 4月から仕事を始めることになり、家を出てまた1人暮らしをすることになりました。
> 家を出たいわけではないのですが、したい仕事ができる場所が実家から遠いのです。
> あと、遠距離恋愛をしている彼の近くにも行きたくて。。。

郁子さんにとって、お母様やご家族のいるお家というのは、
気を遣わなくてもいい場所なのかもしれませんね。
ひとり立ちするときに感じる、不安や恐れ、そういった感じを、
一人暮らしをすることで、前もって経験されたんですね。
そして、いざ家を出ようというときに、その不安感がよみがえってくるような気持ちなる・・・

> 体力勝負と言ってもいい仕事なので、かなり不安です。
> 引っ越したらまず病院を探さないと、と思っています。

でも、気付いて頂きたいのは、
そのお仕事も、彼のそばに行きたいという気持ちも、
郁子さんは、ご自分で選らんだんですよね。
そこに目を向けると、ずいぶんと変わってきますよ。

> きちんと食事を摂ることが大事だと思っても、どうしても吐き気が怖くて。。。
> 特に外出先ではほとんど何も食べられません。。。

吐き気が、私たちに訴えようとするもの。
それは、「言いたいこと」や「伝えたいこと」が、あるんだよ、
という心からのサインでもあるんです。

> 医療的な問題で、こちらにご相談するのはご迷惑かと思ったのですが、
> ストレスの影響があるのではないかと思い、ご相談させて頂きました。

ストレスは、心の中に未処理になっている物事が、溜まってくる時に、
感じるものでもあるんです。
消化不良をおこしている状態なんですね。
それがなんなのか、よ~く見つめる必要があるかもしれません。

> また、こんなに吐き気が怖いのも、
> 心理的に何か私を押さえつけるようなものがあるのでは。。。と思います。

もしも、郁子さんを押さえつけているものがあるとしたら、
それは、一体どんなものなんでしょう?
我慢をすることに関してはエキスパートですか?
それとも、人のことがとても気になって、自分のことを後回しにしてしまうような、
そんな遠慮があるんでしょうか。
何が、郁子さんを押さえつけていると思われますか?

> 自分で思い当たるストレスは、
>  ・1人で何でもしなければという気持ち
>  ・何でも効率的に、無駄がないようにやりたいと思う気持ち
>  ・1人で体調を崩すことへの怖れ
>  ・吐き気への怖れ
> などです。

「あせり」や「孤独感」があるんですね。
そして、ひとりで頑張ろうとすればするほど、空回りしてしまっているような感じも受けます。

> この辛い状況から早く抜け出して、また普通に生活がしたいと思っています。

今は、ひとりで頑張ろうとするときに誰もが持つ、
不安や恐れをよく見つめるのに、いい時かもしれません。
そこには、”何も言わなくてもわかってくれる”家族から巣立って、
”コミュニケーションを通してわかりあっていく”大人へのワンステップです。
ずっと言えなくて、心にしまったままの気持ち、
郁子さんの中には、ありませんか?

自分が、一体なにを望んでいるのか、がわかれば、その不安は、
乗り越えていくことができますよ。
そして、そのことをコミュニケーションしていこうという気持ちを持つと、
吐き気も解消していくでしょう。

それでは、お返事お待ちしていますね。

相談者名
郁子
源河さん、こんにちは。
相談に乗って頂いてありがとうございました。
> とても心細い経験をされたんですね。
> 誰も頼れる人がいない・・・
> そう思うだけで、不安になってしまう、そんな感じを強く受けます。
そうなんです。
誰も頼れない、って思うだけで、追い詰められるような感じがするんです。
私は弱いんだなぁと思います。

> ポイントは、この「吐き気」が怖い、というところにあるようです。
> ストレスももちろん、あるかとは思いますが、
> そのストレスを溜めないように、私たちはなにかしら自分のペースというものを、
> 無意識的につかんでいきます。
> ですが、そのストレスのはけ口や発散の方法が、
> あまりピンとくるものにめぐり合えていないとしたら、
> それは、溜めてはおけないので、心はなんとかしようと、
> あらゆる手を尽くすものなんですね。
>
> それが、郁子さんの場合は、体調を崩したり、お腹を壊したり、
> といったことに表れているような気がします。
自分でも気付いていたのですが、自分なりのストレス解消法が分からないのです。
何かをして、“あ~、すっきり”って思うことがあっても、
毎回同じものでは同じ効果がないというか、同じ方法ではダメなときがあります。

買い物が大好きで、これで気持ちが良くなることは分かっているのですが、
でも、お金にそんなに余裕があるわけではないし、
買い物でストレス解消をしてしまうのは、そこから抜けられなくなりそうで怖いです。

実感できないストレスがずーっと続いてるような気がします。
それを解消できずに、積もり積もっているような。。。

> 郁子さんは、なにも病気にならなくても、
> 人に気をよく遣う方ではないでしょうか?
人に気を使うほうだというのは、そうだと思います。
でも、相手を思って気を使っているというよりは、自分のために気を使っているのだと思います。
相手の反応が怖かったりして。。。

> 多く、気を遣う方は、自分の思っていることを人には言えなかったり、
> 会話はするんだけど、なかなか”素”の部分を出しにくかったりするんですね。
> そして、そこに遠慮が絡んで、さらには体調が悪いとなると、
> そのストレスは、ピークに達してしまうでしょう。
> そういうことが重なって、普段の何気ない気遣いが、実は心にとっては、
> 負担になっていることが、浮き彫りになってしまうんだと思うんですね。
思っていることを言える人と言えない人がいて、
その相手は言っても平気な人かどうか、人間関係作りの最初に図ってしまいます。
大丈夫!と思うと、すごく気楽に接することができるのですが、
逆の場合は、ずっとその人の好みに合わせた自分をやってしまうんです。
「演じている」つもりはないのですが、やはり疲れます。

その反動が出るのか、家族や彼氏にはひどい対応をしてしまったりします。
めちゃくちゃなわがまま(理屈の通らないような)を言ったりします。
それも毎回反省するんだけれども、何か精神的に余裕のないときにまたやってしまいます。

> 郁子さんにとって、お母様やご家族のいるお家というのは、
> 気を遣わなくてもいい場所なのかもしれませんね。
> ひとり立ちするときに感じる、不安や恐れ、そういった感じを、
> 一人暮らしをすることで、前もって経験されたんですね。
> そして、いざ家を出ようというときに、その不安感がよみがえってくるような気持ちなる・・・
実家にいると、何もかも安心で、素の自分でいられる気がします。
でも、1人で生活しているときは、常に気を張っているという感じです。
普通は、外で気を張っていても、部屋に帰ればホッとできるのだと思うのですが、
私の場合は、外よりはホッとできていても、
“ひとりだ、頼る人はいない”ということで、外とは違う気を張っているような。。。

> でも、気付いて頂きたいのは、
> そのお仕事も、彼のそばに行きたいという気持ちも、
> 郁子さんは、ご自分で選らんだんですよね。
> そこに目を向けると、ずいぶんと変わってきますよ。
いつまでも、子供のまま実家にいるわけにはいかない(できることならそうしたいけど)という気持ちです。

仕事のことは、やりたいことではあるけど、不安も多いです。
私がその仕事をする意味、みたいなものが早く見つかればいいのにと思います。

彼のことは、ある意味“側にいないと心配”なんです。
彼は誰にでも優しくて、すぐに女の人に勘違いさせてしまうんです。
(今もある女の人が彼を彼氏だと思い込んでいます。)
彼は「傷付けたくない」と言って、なかなかはっきりさせてくれなくて。。。
私への気持ちは本当に信じられるのですが、彼が彼を好きでいないことが心配になります。
(同じことを繰り返して、私に罪悪感を持って、自分を責めているから。)

> 吐き気が、私たちに訴えようとするもの。
> それは、「言いたいこと」や「伝えたいこと」が、あるんだよ、
> という心からのサインでもあるんです。
春から仕事を始めるために、いろいろと試験を受けたりしていたのですが、
最後に残っていた最終条件みたいなものをクリアできたようなのです。
(まだ正式な結果は聞いていませんが。)
そのためか、最近は少し吐き気の方も落ち着いています。

私が誰かに伝えたいことって、自分でもなんだろう?という気持ちです。
吐き気になるくらいだから、きっとマイナスな感情ですよね。
好きにはなれない人や、不本意な結果のままの人間関係があるのですが、
それはもう手をつけるのも嫌(嫌と言うよりは面倒かな)です。
その人たちとももう関わらなくて良くなるし、もうどうにもならないだろうという気持ちで、
ほったらかしでいいと思っているのですが、やはり残したままではダメなのでしょうか。。。
---でも、引っ掛かってはいても手を出す気にもなれません。。。

> ストレスは、心の中に未処理になっている物事が、溜まってくる時に、
> 感じるものでもあるんです。
> 消化不良をおこしている状態なんですね。
> それがなんなのか、よ~く見つめる必要があるかもしれません。
なんだか、私にとっては嫌な作業ですがやってみなくてはいけませんね。
本当に弱いなと思います。
こういう精神的な弱さが、体を弱くしてきたのでしょうか。。。
悪循環でこうなっていると言うか。。。

> もしも、郁子さんを押さえつけているものがあるとしたら、
> それは、一体どんなものなんでしょう?
> 我慢をすることに関してはエキスパートですか?
> それとも、人のことがとても気になって、自分のことを後回しにしてしまうような、
> そんな遠慮があるんでしょうか。
> 何が、郁子さんを押さえつけていると思われますか?
たぶん、波みたいなものに乗り遅れたくないという気持ちだと思います。
学生の頃も、体調が悪くても休めませんでした。遅れるのが怖くて。。。
遅れるのが怖いだけではなくて、遅れを取り戻す作業が嫌いなんです。焦ってしまって。
それで無理をしすぎるのではないかと思いますが、性格の問題かと思っていました。
だから、変えることは無理だろう、私はこれでやっていくしかない、と。。。

> ずっと言えなくて、心にしまったままの気持ち、
> 郁子さんの中には、ありませんか?
考え始めると、とてもたくさんあるような気がしてきます。
口に出しても出しても終わりのないような、それも口に出しても仕方のないこと。。。

言ってしまった方がいいのだと思うので思い切って書いてしまいますが、
中学校のとき、友達面はしていてもいざと言うとき助けてくれなかった人たちのこと、
同じ頃、私を見下していた人たちのこと。。。

上の二つの人たちのことは、もうどうでもいいけど大嫌いです。
もうどうでもいいと言うのは、今更どうにもならないからというだけで、
許しているわけではないと思うのです。

また、何かあるとすぐに八つ当たりして気を使わせてきた両親のこと、
本当のところで私の気持ちを分かろうとしてくれているのか、イマイチ分からない彼のこと、
グループ内だけで連絡を取り合って、自分たちだけ良ければいいような人たちのこと、
彼を彼氏だと思い込んでいる女性の態度、
全部私任せで、楽しいことには乗っかろうとする友達のこと。。。

---私は、感謝が足りないんだと思うんです。
上に書いたようなことを言ってる間に、人に感謝して、
そう思ってしまう自分のことを治さないといけないんだと思います。

> 自分が、一体なにを望んでいるのか、がわかれば、その不安は、
> 乗り越えていくことができますよ。
> そして、そのことをコミュニケーションしていこうという気持ちを持つと、
> 吐き気も解消していくでしょう。
気持ちは吐き出せても、私が何を望んでいるのかは分かりません。
上に書いたようなことは、生活していく中で良くあることで、きりがないから、
私が望むようなカタチにするというのは、到底無理なことだと思うのです。

私がめちゃくちゃなことを言うと、両親や彼に良く言われるのですが、
私は本当に周囲に感謝が足りていないのだと思います。
決して恵まれていないわけではないのに、次から次へと要求が湧いてくるんです。

自分が感じてしまう不満などのマイナス感情を、
感じてしまうものは仕方ないだろうと捉えた後で、
周囲に感謝もし、考えを前向きに転換できるようになりたいと思うのですが、望みすぎでしょうか?
また、そうするためには相当の努力が必要な気がして、
それが自分にできるのか、できれば楽をしたいような、気持ちがいろいろとぐちゃぐちゃしています。
それに、それが私の本当に望んでいることではないような気もするんです。
自分のことなのに良く分からなくて。。。 すみません。

うまく書けませんでした。すみません。

カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、郁子さん。
お返事ありがとうございました。> 誰も頼れない、って思うだけで、追い詰められるような感じがするんです。
> 私は弱いんだなぁと思います。

ということは、「頼りたい」という気持ちが心のどこかにあるんですね。

> 自分でも気付いていたのですが、自分なりのストレス解消法が分からないのです。
> 何かをして、“あ~、すっきり”って思うことがあっても、
> 毎回同じものでは同じ効果がないというか、同じ方法ではダメなときがあります。
>
> 買い物が大好きで、これで気持ちが良くなることは分かっているのですが、
> でも、お金にそんなに余裕があるわけではないし、
> 買い物でストレス解消をしてしまうのは、そこから抜けられなくなりそうで怖いです。

自分の欲求が止まらなくなりそうで怖い・・・そんな感じでしょうか。
ストレスというのは、ほとんどの場合外的な要因で溜まってしまうように、
私たちは思ってしまうものですが、
「欲求不満」もれっきとしたストレスなんですね。

この”欲求”、実はとっても自然なことで、それを満たそうとすること、
満たされる事を望むことも、自然なことなんです。
でも、この欲求を「自分では満たすことができない」ものとして扱ってしまうと、
そこには期待や過剰に他を求めてしまうことになって、
「これじゃ、いけない」と思う事で、ストレスになります。

> 実感できないストレスがずーっと続いてるような気がします。
> それを解消できずに、積もり積もっているような。。。

買い物で解消できるストレス、でも歯止めがきかなくなるような恐れ・・・
これは、心の中に誰かに満たしてほしくて、でも満たされていない欲求があることを教えてくれています。
それは、空虚感だったり孤独感だったり・・・するのかもしれませんね。
そこで、「頼りたい」という気持ちが生まれるわけです。

> 人に気を使うほうだというのは、そうだと思います。
> でも、相手を思って気を使っているというよりは、自分のために気を使っているのだと思います。
> 相手の反応が怖かったりして。。。

「頼りたい」という気持ちを我慢しなくてはならないもの、
として自分の中で扱っていると、私たちは心を閉じてしまいがちになります。
そして、心のドアを誰に対しても開いていない時、
それは、自分を「守っている」ということでもあるんですね。

> 思っていることを言える人と言えない人がいて、
> その相手は言っても平気な人かどうか、人間関係作りの最初に図ってしまいます。
> 大丈夫!と思うと、すごく気楽に接することができるのですが、
> 逆の場合は、ずっとその人の好みに合わせた自分をやってしまうんです。
> 「演じている」つもりはないのですが、やはり疲れます。

私たちは、心を閉じて自分を守っているときというのは、
まわりの人たちを「敵」として見ているときでもあるんです。
そうなると、警戒心が働いて「仮面」をつけて人と接してしまいます。
これは、誰でもそうなんです。
でも、そのことで疲れてしまう、ということは、
心が「もう、仮面を外してもいいんじゃない?」というメッセージを送っているからだという気がします。

> その反動が出るのか、家族や彼氏にはひどい対応をしてしまったりします。
> めちゃくちゃなわがまま(理屈の通らないような)を言ったりします。
> それも毎回反省するんだけれども、何か精神的に余裕のないときにまたやってしまいます。

「どれぐらい、恐かったのか、わかってよ~!!」
という気持ちが溢れてしまうんですね。

でも、一番の原因は、心を閉じてしまっていることが、
望んでいることや欲求、しいては郁子さんのいいところまで、
見えなくさせてしまっていることなんです。
「頼りたい」と思うのに、「頼れない」自分になってしまっている・・・
これでは、疲れてしまっても不思議ではありません。

ここでは、心をオープンにしていこう!という気持ちを持つ事が、
カギになってきます。

> 普通は、外で気を張っていても、部屋に帰ればホッとできるのだと思うのですが、
> 私の場合は、外よりはホッとできていても、
> “ひとりだ、頼る人はいない”ということで、外とは違う気を張っているような。。。

まずは、「寂しいよ~」と感じている自分を認めてあげましょう。
頼る人がいなくて気が張ってしまうのは、その気持ちを我慢しなくちゃいけないような気がして、
心の緊張の糸を緩められないからですよね。
でも、自分が寂しさや「頼りたい」という気持ちを感じているんだ、
と認めてあげると、その次のステップに進む事ができます。

> いつまでも、子供のまま実家にいるわけにはいかない(できることならそうしたいけど)という気持ちです。
>
> 仕事のことは、やりたいことではあるけど、不安も多いです。
> 私がその仕事をする意味、みたいなものが早く見つかればいいのにと思います。

心のドアが閉じていて、でも成長は止まることなく、どんどん大きくなってくると、
なんだか狭くなって窮屈になってきます。
郁子さんの心が、大人の女性として大きくなろうとしているんですね。

子供の頃にお気に入りだった服を、あまりに気に入っていたので、
背丈が伸びても「まだ、着ていたいよ~」と言っても、ちょっと無理がありますよね。
そんなときに必要なのは、「あ~あ、もう着れないよ~」と嘆くのではなく、
「これからは、どんな服を着ようかな~」と、その先にそれを見つけようとする意欲です。

> 彼のことは、ある意味“側にいないと心配”なんです。
> 彼は誰にでも優しくて、すぐに女の人に勘違いさせてしまうんです。
> (今もある女の人が彼を彼氏だと思い込んでいます。)
> 彼は「傷付けたくない」と言って、なかなかはっきりさせてくれなくて。。。
> 私への気持ちは本当に信じられるのですが、彼が彼を好きでいないことが心配になります。
> (同じことを繰り返して、私に罪悪感を持って、自分を責めているから。)

郁子さんが、自分のことを好きになって、
「ほら、こんなに楽しめるんだよ」と教えてあげること、できますよ。
実は、心配しているときというのは、私たちはその相手のことを本当には愛していません。

> 春から仕事を始めるために、いろいろと試験を受けたりしていたのですが、
> 最後に残っていた最終条件みたいなものをクリアできたようなのです。
> (まだ正式な結果は聞いていませんが。)
> そのためか、最近は少し吐き気の方も落ち着いています。

よかったですね。
ひとつのことを乗り越えると、それをする前とは違った自分を発見できるでしょう?
そんな風に、郁子さんがその気になりさえすれば、乗り越えられないことはないんです。

> その人たちとももう関わらなくて良くなるし、もうどうにもならないだろうという気持ちで、
> ほったらかしでいいと思っているのですが、やはり残したままではダメなのでしょうか。。。
> ---でも、引っ掛かってはいても手を出す気にもなれません。。。

大切なのは、そうしているときに、自分が、
「楽しいのか、楽しくないのか」なんです。
直接その人たちに関わろうとしなくても、
”どんな自分になったら、楽しくなれるのかな?”というところに目を向けることで、
その気分は変えていくことができるんです。

> なんだか、私にとっては嫌な作業ですがやってみなくてはいけませんね。
> 本当に弱いなと思います。
> こういう精神的な弱さが、体を弱くしてきたのでしょうか。。。
> 悪循環でこうなっていると言うか。。。

「自分は弱い」という思いが、あるんですね。
だからこそ、「頼りたい」という気持ちも出てくるんですね。
でも、郁子さんの中には”強さ”もありますよ。

> 遅れるのが怖いだけではなくて、遅れを取り戻す作業が嫌いなんです。焦ってしまって。
> それで無理をしすぎるのではないかと思いますが、性格の問題かと思っていました。
> だから、変えることは無理だろう、私はこれでやっていくしかない、と。。。

この思いが、弱さをつくっているのかもしれませんね。
でも、性格は変えていけるんですよ。

> 上の二つの人たちのことは、もうどうでもいいけど大嫌いです。
> もうどうでもいいと言うのは、今更どうにもならないからというだけで、
> 許しているわけではないと思うのです。

「許しは人のためならず、自分のため」なんです。
その人たちを嫌っている自分のこと、好きになれないでしょう?
怒りが、あるんですね。

> また、何かあるとすぐに八つ当たりして気を使わせてきた両親のこと、
> 本当のところで私の気持ちを分かろうとしてくれているのか、イマイチ分からない彼のこと、
> グループ内だけで連絡を取り合って、自分たちだけ良ければいいような人たちのこと、
> 彼を彼氏だと思い込んでいる女性の態度、
> 全部私任せで、楽しいことには乗っかろうとする友達のこと。。。

この人たちに、どんなことを感じていて、どんな気持ちを伝えたいんでしょう。
なんだか、どの人に対しても怒っているような感じ、しませんか?

心のドアが閉じているとき、そのドアが開かないように抑えているのは、
こういった「怒り」なんです。
これがあると、自分が何を望んでいるのか、なにを求めているのかが、
わからなくなってしまうんです。

> ---私は、感謝が足りないんだと思うんです。
> 上に書いたようなことを言ってる間に、人に感謝して、
> そう思ってしまう自分のことを治さないといけないんだと思います。

望んでいることも、求めていることも、心の中にあるのに、
そしてそれが閉じ込められていて、満たされていないのに、
感謝しようとしても、難しくなりますよね。

> 気持ちは吐き出せても、私が何を望んでいるのかは分かりません。
> 上に書いたようなことは、生活していく中で良くあることで、きりがないから、
> 私が望むようなカタチにするというのは、到底無理なことだと思うのです。

人に求めているときにはね。

> 私がめちゃくちゃなことを言うと、両親や彼に良く言われるのですが、
> 私は本当に周囲に感謝が足りていないのだと思います。
> 決して恵まれていないわけではないのに、次から次へと要求が湧いてくるんです。

こう思いませんか?なにをかは、その時々違うけれど、
「わかってほしい・・・」って。
やさしさを求めたり、理解を求めることは、全然悪い事ではありません。
でも、いつからかそれを望むことを我慢してきたような感じがするんですね。

実は、私たちはみんなそうなんです。
大人になる過程で、我慢することをたくさん覚えましたよね。
でも、本当に大人になることは、昔我慢するしかなかった望みを、
「自分で手に入れていく事ができるんだ」と認識することです。

> 自分が感じてしまう不満などのマイナス感情を、
> 感じてしまうものは仕方ないだろうと捉えた後で、
> 周囲に感謝もし、考えを前向きに転換できるようになりたいと思うのですが、望みすぎでしょうか?

望みすぎではありませんよ。
これは誰しもが思う事です。

> また、そうするためには相当の努力が必要な気がして、
> それが自分にできるのか、できれば楽をしたいような、気持ちがいろいろとぐちゃぐちゃしています。
> それに、それが私の本当に望んでいることではないような気もするんです。
> 自分のことなのに良く分からなくて。。。 すみません。

「受け入れられたい、愛されたい」
こう望んでいるのではありませんか?
でも、子供の頃のようにただ求めるだけではうまくいかないんですよね。

彼も含めた、まわりの人たちを「理解したい」という気持ちを持ってみましょう。
人からされてうれしいことを、勇気をもって、してみるんです。
そうすることで、それを自分に対してしてくれなかった人たちの気持ちや、
どうして、してくれなかったのかがわかります。
すると、心は本当に望んでいるものを手に入れるには、
どうすればいいんだろう?という方向にシフトするんですね。

夢を見つけましょう。彼とのより良い関係を望みましょう。
応援していますよ。

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