近所に住む彼と別れて・・・

相談者名
まみ。
こんにちは。よろしくお願いします。

数ヶ月前に別れた彼は近所に住む同級生です。
同窓会で再開し、みんなで飲みに行ったり遊びに行ったりしているうちに付き合うようになったのですが、お互いの価値観や考え方の違いでうまくいかず、さよならを言われたかと思うと、でもやっぱり会いたいを繰り返され、はじめは私も何か変わるかもしれないと頑張っていましたが、遊ばれてるような気持ちになり次第に疲れてきていました。

もうはっきりさせたくて、彼もそう思っていた時に、私は結婚したい気持ちがあり、彼の家に入ってもいい事を伝えると、そこまで考えてくれる人はなかなかいないからと、年内には結婚しようという返事でした。お互い32歳同士です。
うれしい反面、今までの事を考えるとどうしても彼の気持ちを信じる事ができませんでした。私が好きだから結婚しようじゃなくて、家に入ってくれるから私と結婚するのかなという気持ちでいっぱいでしたし、彼の態度も冷たく、いつも試されているような思いでした。責任感の強い私は、1度自分が言ったからには何とかしていい関係を作ろうと必死でした。いつも不安でしたが、彼が頑張ろうと言ってくれてるのにしっかりしなきゃ、彼を信じてあげなくちゃという思いと、壊れる事が怖くて私の中の不安やわだかまりをぶつける事ができませんでした。毎日辛かったですし、精神的にも不安定な日々が続きました。こんな状態なので一緒にいても楽しくないし、心が落ち着くことはありませんでした。

でも、一人で抱えていてもいつまでも分かりあえない事に気付き、勇気を出して今までの気持ちを全て話しました。私も限界だったし、本当に彼が好きなのかわからなくなっていましたが、真剣に向き合ってくれるならもう少し頑張ってみようという気持ちでした。

彼の態度は、TVを見ながら背を向けて寝転がり、話は一応聞いてるという状態でした。彼には、私を受け止めて向き合っていく意思がないと悟り、もう無理だと思いました。思ったとおり翌日、さよならのメールが来て、辛かったですがしっかり受け止めました。なのにその夜、今更私のここがイヤとか、こういう性格がイヤとか言ってきたので、私も逆ギレ状態でした。だから何?って感じで。その時ばかりは私も言いたい事言ってやりました。今思うと、皮肉にも初めてお互いに本心をぶつけ合った気がします。さんざん言い合った挙句、彼はそういうさっぱりした私がいいと..もう一度頑張ろうと言われましたが、もう絶対無理!と押し切りました。

それからの私は必死でした。毎日こちらのHPを拝見し、とても励みになりました。おかげ様で、今は何事にもやる気満々で毎日が楽しく、明るく元気で前向きな私になりつつあります。一人になって寂しい事もありますが、とても楽になりました。その後の彼は、何かにかこつけて私に電話をしてくるようになりました。はっきり言って見え見えです。私も期待をもたせないように用件が済んだら切ったり、きっぱり断ったりしながらも少し嬉しい気持ちがあるのも、戻りたいと思うのも事実です。

でも彼と一緒にいた時の辛い気持ちを思い出すと、元気な私が一変して息苦しくなって涙が出てきてしまうんです。彼を想って胸がキュンとなる反面、どうしても無理という矛盾で、どの気持ちが本当なのかわかりません。

近所に住む同級生でたびたび集まります。彼もその一員なので、たびたび顔をあわせます。お互いに戻りたい気持ちがどこかにあるので、探りあいをしているようで疲れます。
みんなや彼に会えて嬉しい反面、辛い気持ちがよみがえります。

こんなに近い存在の彼をうまく手放していく事はできるのでしょうか?それとも傷ついた気持ちを癒しながら彼とやり直す事は可能なのでしょうか?

長々とすみませんでした。どうぞよろしくお願いします。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
まみさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。

とても大好きだった彼がすぐ近くにいるとすると、ついその息遣いまで感じてしまうようで、
なかなか辛い思いを振り切ることは特に1人では限界があるのかもしれませんね。
お話を読ませていただくと、今もまだ交錯している色んな感情があるようですね。
彼を思う気持ちの強さと同じくらいに痛んだ心、葛藤。
そんな中を必死に前を向いて突き進んできたこの数ヶ月だったのではないかと思います。
本当に頑張られたんじゃないでしょうか。
なかなかそこまでできる方はいらっしゃらないですよ。
そんな頑張り、強さはまみさんの大きな価値の一つだと思います。

だからからなのか、僕はちょうどまみさんが次のステージへ向かう扉の前に立っていらっしゃる
ような気がしました。
その扉を開けて飛び出せば、きっと世界が違って見えるところ。
でも、ふと振り向けば彼の存在が後ろ髪を引いているような感じですね。

僕には今のまみさんに必要なのは目標ではないかと思ってます。
扉の向こう側にどんな世界を作りたいのでしょう?
それが扉を開ける勇気となり、力となってくれるでしょう。

> いつも不安でしたが、彼が頑張ろうと言ってくれてるのにしっかりしなきゃ、彼を信じてあげなくちゃという思いと、壊れる事が怖くて私の中の不安やわだかまりをぶつける事ができませんでした。毎日辛かったですし、精神的にも不安定な日々が続きました。こんな状態なので一緒にいても楽しくないし、心が落ち着くことはありませんでした。

それは本当に辛い時代でしたね。
今振り返っても、もう二度とあんな思いはしたくない、ということがたくさんあるのではないでしょうか。

でも、まみさん、とても素直な方ですね。
情熱的で、温かいハートの持ち主のように感じますよ。

壊れてしまいそうな恐れ、常にそこにある不安、でも、それを乗り越えなければ、と思う強い意志。
本当に葛藤されていたんですね。

そして、今も形こそ違えど、そんな強い葛藤がまみさんを苦しめているような気がします。

もしかしたら、この葛藤してしまうところがまみさんのパターンなのかもしれませんね。
相反するものが存在し、その狭間で苦悶するような経験、他にもありませんか。

もしたくさん思いつくようでしたら、きっと葛藤を作り出してしまう心の仕組みがあるのかもしれません。
もし、あんまりピンと来なかったら僕の深読みです。

> 彼の態度は、TVを見ながら背を向けて寝転がり、話は一応聞いてるという状態でした。

これはほんとに失礼ですね・・・。
よくお話を続けることができましたね。
それくらい強い気持ちだったんじゃないかな・・・。

そこかしこに彼がまみさんを粗末に扱ってらっしゃる姿が見え隠れします。
もちろん、まみさんが好きになる人だから魅力もたくさんあるでしょう。
でも、それにしても、ちょっと彼の態度は紳士ではないなって感じてしまいますし、
まみさんのそれまでの苦労も伺えるような気がします。

> 今思うと、皮肉にも初めてお互いに本心をぶつけ合った気がします。

恋人でいる間はお互いを気にしすぎていたのかもしれませんね。
気を使い、遠慮しすぎてたのかな・・・。
それもまみさんや彼のストレスになっていたかもしれません。

それが別れが決まった途端、ダムが決壊するかのように不満や文句が溢れ出したのかもしれません。
特に彼にはその抑圧がきつかったみたいですね。

> それからの私は必死でした。毎日こちらのHPを拝見し、とても励みになりました。おかげ様で、今は何事にもやる気満々で毎日が楽しく、明るく元気で前向きな私になりつつあります。

それは素晴らしいです。
お役に立てて嬉しいです。
ありがとうございます。

> でも彼と一緒にいた時の辛い気持ちを思い出すと、元気な私が一変して息苦しくなって涙が出てきてしまうんです。彼を想って胸がキュンとなる反面、どうしても無理という矛盾で、どの気持ちが本当なのかわかりません。

僕たちの心は矛盾に満ちていますね。
それゆえ、苦しいことがたくさん起きてしまいます。

でも、きっと今のまみさんには、元気なまみさんと悲しみで一杯のまみさんがいらっしゃるような気がします。
彼を忘れているときは元気なまみさんが主役、でも、彼を思い出すと悲しみのまみさんに主役が
取って代わってしまうのかもしれません。

でも、そのどちらもまみさんですね。
悲しいけど、楽しい。
寂しいけれど、喜びもある。
そんな相反する感情を受け入れていく事、どちらも自分のものだと受け入れていく事が今は一番ですね。

そうして今の自分を受け入れながら、目標を見つけていくことが大切ですね。

しばらく時間がかかっても構いませんから、まみさんが本当に欲しいものを探してみましょう。
彼との幸せが欲しいのか?
それとも、幸せな家庭を作りたくて相手は誰でも構わないのか?
あるいは、日常の中で、どんな幸せが一番欲しいのでしょう?

> こんなに近い存在の彼をうまく手放していく事はできるのでしょうか?それとも傷ついた気持ちを癒しながら彼とやり直す事は可能なのでしょうか?

どちらも可能だと思いますよ。
でも、条件が一つだけあります。
それはまみさんがもう一歩成長することです。

今決められなければ、それは保留しておきましょう。
そして、その答えが自然と得られるまで自分を成長させていくことを目標としてみませんか。
小学校のときにうんうん唸って解けなかった問題も、中学生になればすらすら解けるように
僕たちの心の葛藤も、今の自分を成長させていくことで解決することができます。

自分に聞いてみて下さい。
どんな女性になりたいのか?
本当に欲しいものってなんだろうか?

もしその解決や成長に僕たちがお手伝いさせていただけるなら、喜んで知恵と力をお貸ししましょう。

頑張って下さいね。
そして、新しい扉を開けて、本物の幸せをゲットしてください。
応援しています。

それでは。

この記事を書いたカウンセラー

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