本当の気持ちは何でしょうか。

ご相談文を読ませていただいて、私が感じたことを書かせていただきますね。

二葉さんは、子供の頃、そのアニメを毎回とても楽しく見ておられたんですね。
そして、大人になってからネットで配信されていることを知っても、
また「TVで見たい」と思われたんですね。

そのアニメが好きだったら、TVで見ることに拘らず、見たのではないか？
そのアニメを、自分は好きじゃなかったんじゃないか？
と、自分を問い詰めて、苦しくなられたのですね。

そして、いろんな感情が混ざって、よくわからなくなってしまわれたのですね。

二葉さんが、楽になっていただけるよう、一緒に考えていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

二葉さんが子供の頃、そのアニメを見ておられたのは、お一人で見ておられたのですか？
または、どなたかと一緒に見ておられたのですか？

どなたかと一緒に見ておられて、それがとても楽しくて、
大切な思い出であったからこそ、そのアニメを好きだと感じていたのかもしれませんね。

そうだとしたら、大人になった今、自分一人でそのアニメを見て、大切な思い出と共に、
その人を思い出し寂しくなってしまうかもしれませんね。
その寂しさを感じないために、見ないという選択を無意識にしていたのかもしれませんね。

また、お一人でそのアニメを見られていて、楽しくて好きだったとしたら、
アニメを見ている時は、嫌なことを忘れられ、その世界に浸れていたのかもしれませんね。

人によっては、子供の頃の記憶をほとんど覚えていらっしゃらない方もいらっしゃいます。
人は、辛い記憶などは、忘れていたり、思い出せなくなっていたりします。

実際は、脳にはすべて記憶されていて、何かのきっかけで、思い出すことがあります。
あまりにも辛い記憶は、思い出さないように、無意識に防いでいたりするんですね。

ですので、そのアニメを見ないことで、
子供の頃の何かを思い出すのを無意識で防いでいるのかもしれませんね。

または、
・子供の頃はとても楽しかった。それに比べて今は、とても辛い。
・子供の頃のように、なんにも気にしなくてよかったころに戻りたい。
けれど、それは叶わない。
ということも、考えられるかもしれませんね。

・TVで、子供の頃好きだったアニメを見てみたい。
・そうしたらあの頃の楽しかった感覚が、思い出せるかもしれない。
そのためには、ネットではなく、TVで見るという形に拘りたいのかもしれませんね。

私たちは、あまりにも現実が辛いと、
そこから逃げ出したいという衝動に駆られることがあります。
それは、子供時代でも、大人になってからでも、あることだと思うんですね。

子供の頃、現実がとても辛かったりすると、空想の世界に逃げたりする事もあります。

これらのうち、どれかになんとなくあてはまるものはありますか？

なんとなく、そうかもしれないと感じることがあれば、
それをお話いただくことで、
今の感情が混ざってよくわからない状況やお気持ちの整理ができ、
楽になっていかれるのではないでしょうか？

子供の頃、好きだったアニメを、好きだったかどうかもわからなくなってしまうなんて、
なんだかとっても悲しいことですよね。

今のお辛い状況から、アニメを楽しんでいた頃のお気持ちに戻っていかれるよう、
お手伝いさせていただければ、嬉しいです。

カウンセリングサービスでは、電話でのカウンセリングも行っております。
初回は無料でご利用いただけます。

よろしかったら、お話しお聞かせくださいね。

ご相談ありがとうございました。

岡田郁美