みきさん、こんにちは。 今回のご相談を担当します、井上真由美と申します。 よろしくお願いします。みきさん、こんにちは。 今回のご相談を担当します、井上真由美と申します。 よろしくお願いします。 > 私は自分の見た目が気になって仕方ないんです。 > 私はコンプレックスだらけです。 > 小中学生のころ友達に散々からかわれて、 > 初恋の男の子には顔が無理と言われてフラれました。 > 父親からもずっとお前は可愛くないと言われ続けてきました。 > とても辛かったです。 それは、本当に辛かったですね。自分の見た目を否定されたり、批判されるって、自分の存在そのものを軽く扱われたり、否定されたような傷みを感じるのではないでしょうか。 まして、好きな人や肉親から言われるなんて、心を大きく傷つけられますよね。 でも。 > その後成長するにつれてメイクや美容法を覚えて、 > 少しでもキレイになろうと努力してきました。 > 実はプチ整形のようなこともしました。 と書かれている、みきさん。 私は、コンプレックスを克服しようと努力してきたみきさんは、自分をより成長させようとする素晴らしい姿勢をもった女性だなと思いましたよ。 > 今では周りから可愛いと言われますが、嬉しくないんです。 > 男の人は口では中身が好きだと言っても結局見た目で私を > 選んでいるんだと思い、信用できなくて恋愛ができません。 周りの評価が変わったとしても、みきさん自身が、『見た目』というものに複雑な気持ちを抱かれているのですね。 ただ、その気持ち、なんとなくですがわかるような気がします。 見た目を褒められらば褒められるほど、中身を見られていないような気がして、虚しくなってしまうのって、女性なら多くの人が感じたことのある気持ちだと思います。 それに、みきさんの場合、コンプレックスの部分を努力で改善したんだけど、それは、本当の自分を隠す為の努力のような気がしていませんか? 自分を隠す為の努力って、やってる事も間違っていないし、周りからも評価してもらっているのに、自分はどこかで、ばれなくて良かったって、ホッとしてしまうだけで、ますます自分を隠さなきゃいけないように感じてしまったりすることもあります。 そうすると、大変生きづらく感じてしまいますよね。 どうぞ、努力したご自分のことを「よくがんばった」とねぎらってあげてください。 そしてその結果、周りが「可愛い」と言ってくれたのは、できれば素直に受け取ってみてくださいね。 そして、 > 私は見た目は重要だと思います。 > そんなことないと思いたいのですが、太っている人や > あまり綺麗な顔立ちとは言えない人を見ると誰でも > 一瞬うわっと思ってしまうのではないですか? > 少なくとも自分はそうです。 > そんな自分が大嫌いなのですが… みきさんが書かれている、見た目を重要だと思っている自分なんて大嫌い・・・。 これは、ご自分が昔、見た目で周りから傷つけられた経験から、見た目で相手を評価してはいけない、昔自分を傷つけた人と一緒にはなりたくない、といったような気持ちからなのかもしれません。 だとしたら、みきさんは、自分が傷ついたように人を傷つけたくない、という優しい心の持ち主でしょう。 見た目に捕らわれている自分を責めるばかりではなく、ご自分の優しさや頑張り屋さんなところも認めてあげてくださいね。 それから、見た目にこだわりすぎると、今までの傷ついた経験も相まって、周りもきっと見た目が重要だと思っている、という思い込みを作りやすいし、また強固になりやすいかもしれませんね。 そうすると、まさに、先ほど書かれていた > 男の人は口では中身が好きだと言っても結局見た目で私を > 選んでいるんだと思い、信用できなくて恋愛ができません。 というように、男性に対して疑心暗鬼になりがちになってしまうのではないか、と思います。 「男はみんな、結局は見た目なんでしょ」というのは、あくまで自分の思い込みかもしれない。 そんな男ばっかりじゃないかもしれない、というのも(無理はしなくていいですから)、頭の片隅に置いておいてみてください。 > 外に出れば自分よりスタイルのいい人、 > 綺麗な人がたくさんいます。 > そういう人たちを見ると自分と比べてしまい悲しくなります。 > なのでどうしても活動的になれません。 > 友達とも会おうと思えず、今は完全に一人ぼっちです。 > > 自分はとにかく見た目に縛られすぎていると思います。 > 馬鹿みたいです。ものすごくカッコ悪いと思います。 > この先もずっとこんな思いをし続けなければ > ならないのかと思うと怖くて不安でたまりません。 > 私はもっと活動的になりたいし、やりたいことや夢がたくさんあります。 > こんなことで自分をこれ以上駄目にしたくないんです。 今回のご相談内容を拝見していると、外見に対するコンプレックスに苦しむと同時に、みきさんは、活動的になりたいのに!!という強い思いを訴えていらっしゃいますね。 私は、その思いをどうか大事にしてほしいと思います。 見た目に縛られている自分→活動的になれない というこの流れに、一体どんなみきさんの気持ちがつまっているのでしょうか。 ここをぜひもっと深くお聴きしたいなと思いました。 活動的になれない、ということですから、『怖れ』というものがあるのかもしれませんね。 私の憶測になってしまいますが、もしその怖れが、自分なんて価値がないんじゃないか、そのままの自分では愛されないのではないか、というようなものだとすれば、まずは、そんな自分を受け入れてあげてください。 昔、いきなり自分の『見た目』について否定されて、そのままでは周りに受け入れてもらえないのかと、深く傷ついたのではないでしょうか。 周りからの心無い言葉に傷ついた小さいころの自分に、今のみきさんが愛のある言葉をかけてみてあげてください。 そして、よかったら一度、愛されるのを待つのではなくて、自分が愛する、ということに意識を向けてみてください。 自分に向いている意識を少しずつ、周りにも向けてみる。 自分がどう見られているか、ではなく、自分が相手をどう見てあげるのか。 そうすると、案外『見た目』以外の人の持つ『個性』に着目できたり、やりたいことや夢に情熱を向けられたりします。 そうなったとき、世の男性は、みきさんを放ってはおきませんよ♪ その中から、昔みきさんを傷つけたような思いやりのない男子ではなく、みきさんにふさわしい男性を選んでください。 自分の持つ『幸せになる力』を信じてくださいね。 『見た目』の劣等感を努力で克服しようとしたみきさん、そして『見た目』に捕らわれていることなんかで、自分を駄目にしたくない!と思えるみきさんならば、きっと幸せへの一歩一歩を踏み出していけます。 一人では、踏み出す一歩が重く感じるならば、ぜひカウンセリングもご利用ください。 ご相談、ありがとうございました。 |