自分が情けなくて辛いです。

最近では、自分のことを考えるたびに自分が嫌いになり、
自分のことが憎くて仕方がなくなってしまっています。
もともとネガティブで、自分のことをあまり好きになれない性格でしたが、最近はますますひどくなってしまっています。
毎日泣いてばかりで、何にも変わりません。
どうにかしなくてはと思うのですが、どうすればいいのか分からない状態になってしまっています。
分からないといい続けて、甘えてばかりで、逃げ続けている自分がとても嫌いです。

誰かに相談したいと強く思っているのですが、
周りの人はみんな仕事や学校で忙しいのに、自分なんかの相談なんて出来ない、してはいけないと思ってしまいます。
話しても、面倒くさいと思われるだけで、他人に迷惑をかけるだけで終わってしまうに違いないと思ってしまいます。
誰にも相談できず一人でずっと考えて、自己否定ばかりしてしまい泣いてばかりで、
毎日が辛くて辛くて、何をしたわけでもないのにとても疲れてしまいます。
そんな自分が情けなくて、ますます嫌いになります。
自分にうんざりしてしまいます。

最近は引きこもってばかりで、外出しなくてはと思うのですが、
外に出ると、人の目を気にしすぎてしまい、怖くなるのです。
他人は自分のことなんて何も考えていないって、言い聞かせているのに、怖くて怖くてたまらないです。
こんな恥ずかしい自分をさらけ出していると思うと、いてもたってもいられなくなります。

私は、どうすればいいのでしょうか。
どこからはじめればいいのでしょうか。

漠然とした相談で本当に申し訳ありません。
でも、どうしたらよいか何度も考えましたが、混乱してばかりなんです。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

もちさんがとても辛くて焦る気持ち、とてもよく分かります。
そして、よく勇気を持って相談してくださいました！
全然漠然としていませんし、とても混乱している状態が伝わってきましたよ。

さて、私も社会人になってから10年間で3回ほど
引きこもりをやったことがあります。
「NEETは毎日が夏休みだ」と揶揄する人もいますが、
実際は毎日が「宿題に全く手をつけていない8月31日」で
焦るし無理だし、どうしようもなくて
泣くしか出来ないんですよね。
突発的で全く計画性のない自分が本当に嫌で、
「明日、世界が滅亡していないかな」なんて馬鹿なことを考えては
さらにそんな自分が嫌いになっていましたよ。

でも、大丈夫です。
そんな私でも今勤め人として過ごしておりますし、
自分の事を嫌いじゃないです。
むしろ、自分の事が好きですし、
毎日何か面白い事を発見したりしています。
だからもちさん、どうぞ希望を捨てないでくださいね。

ではでは、今もちさんの目の前に積まれているであろう
宿題を片付けていきましょうね。

まず、最初に申し上げたとおり、
もちさんは恥ずかしい気持ちを押して、
勇気を持ってメールを送ってくださいました。
どうぞその自分に拍手を送ってあげてください。
もちさんのように、「自分の悩み事は恥ずかしいことだ」と
黙って独りで抱えてしまう人は沢山います。
でも、こうやってもちさんが
「私、こんな事で辛くて悩んでいるんです！！」と声を上げることで
同じような事で悩んでいる人を独りぼっちにさせないんです。

凄くすご～く恥ずかしかったと思います。
送るんじゃなかった！と後悔もしたのでは？
でも、そうやって一人手を挙げることで
他の人に勇気を与えられるんです。
情けないことではなくて、とても素晴らしいことですよ。
どうぞこの言葉を受け取ってくださいね。

…いやいやそんな！私なんて！って気持ちが出てきたら、
「とりあえず」でもらっておいてくださいね。

そして、どうやらもちさんは
向上心があって全て完璧にやり遂げようとする方の様ですね。
そしてとても謙虚で人の気持ちを最優先させる方です。
繊細なので、相手の期待がわかってしまい、
そのプレッシャーに四苦八苦しているのではないでしょうか。

決めなくては！外出しなければ！何かはじめなければ！と考えるのは
向上心の表れなんですね。
でも、人の気持ちがくみ取れる優しさのために、
今まで「自分の気持ち」を後回しにしてきたのではないでしょうか？
外に出ようとする気持ちと、それを抑えつけようとする気持ち。
相反する気持ちが喧嘩をしていれば、
それは何もしていなくても身体が疲れるというものです。

私の体験談で申し訳ないのですが、
私はこの3回に渡る引きこもり生活は
決して無駄ではなかったと思っています。
引きこもっていた時間は、自分が本当は何がしたいのか、
何が出来るのか、ゆっくり自分について考える貴重な時間でした。

「勇気ある撤退」という言葉もあります。
どうぞ「何もしたくない自分」を大切にしてあげてくださいね。
もちさんにとっては「我が儘で扱いづらい私」かもしれませんが、
それだけ怖がって逃げ回っているのには
何か理由があるはずなんですよね。

もしかしたら長い間、周りの人に「お前は駄目だ」と
自信を根こそぎ奪われるような言葉を
かけられていたのかもしれません。
「外の世界は危険だ」と
暗示をかけられていたのかもしれません。
緊張感のある環境にさらされ、
「いい子」で居続けなければ
生き延びる術がなかったのかもしれません。

メールの文章のみでは推測になってしまい、
的確にお伝え出来なくて残念ですが、
傷ついて怖がっているもちさんがいるのは事実です。
そのもちさんをそっと抱きしめてあげてくださいね。

大丈夫ですよ～～～。
もう、積まれた宿題はなくなっていますよ。

そして、少し落ち着いたら、顔を上げて
もちさんが信頼している方に相談してみてください。
そんな人はいない、もしくはいてもやはり怖さが先に立つ場合は、
私たちカウンセラーにお任せください。
お待ちしておりますね☆

ありがとうございます。