どうしたいのか、どうしたらいいのかわからない…

相談者名
ひつじ
初めまして。
私は、今年の3月末にバイトを辞めて今は、プチ引きこもりのような生活をしてます。バイトを辞めた理由は、体調を崩してしまって体重が半年で10キロ近く落ちてしまったのと、持病の腰痛を悪化させてしまったからです。でも、なかなか辞めさせてもらえず…やっと3月末に辞める事が出来ました。でも、辞めたくて辞めたのではなかったので、体調が戻れば戻ろうと思ってましたが、色々聞くと嫌になって戻る事も辞めました。それからは、部屋に引きこもった状態がずっと続いています。外に出るのは、病院と母を買い物に連れて行く位で、後は部屋にずっといて何もしてません。
後は、好きになった人がいたのですが、彼には彼女がいて…それを承知で告白したんです。自分の気持ちを彼に伝えたかったんです。ただそれだけで…でも、彼は『ありがとう』と言ってくれたんです。で、そのまま関係を持ってしまいました。その後もズルズルと…で、彼から『このままだと良くないからやめよう!俺には彼女がいるし、君を幸せにはしてあげれないから…仲良しの友達でいようと…』メールが来ました。私は過去に2人の人と関係を持ったのですが、2人共、妻子のいる人で…彼は、自分は気持ちは違うけど、はたから見たらしてる事は同じだから、君の気持ちをもてあそびたくないから…と。それに、私もその関係がいいとは思ってなかったし、彼女を傷つける事はわかってたので、友達でいようと思ったのです。でも、その後も彼と会う度に関係を持ってしまってて…私は『何で?』と思いながら関係を持ってしまって、帰りには罪悪感でいっぱいで苦しくて辛くて…でも、彼と一緒にいる時間はとても幸せに思えてて…でも、彼女の事を考えると…
で、今日が彼と彼女の結婚式なんです。2人が幸せになってくれる事を願っているのですが、吹っ切れない自分がいて…情けなくて…どうしたらいいのかわからなくて、彼とは友達でいたいけど、無理だと思うし…
彼の結婚式が終わったら、死のうと思ってたんです…
神経科でもらってる、安定剤1ヶ月分とお酒を飲んで…そしたら何も悩まず楽になれると思って…
カウンセラー
木村祥典
ひつじさん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

ひつじさんはとても疲れているようですね。
体調不良で3月末にバイトを辞めて、それからは部屋にいるということですが
、ゆっくり休めていますか? 腰の具合はいかがですか?

好きになった人との辛い恋で、ひつじさんの心は、ますます疲れてしまってい
るようですね。

いろいろなことが一度にやってきて、どうしていいかわからない状態で、ひつ
じさんの心は「死ぬことでしか今の状態を抜け出すことができない」と感じて
いるようですね。

もし、死ななくても今の状態から抜け出せることができるとしたら、ひつじさ
んは生きることを選んでくれますか?

ひつじさんがそれを選んでくれることを信じて、お手伝いをさせていただきた
いと思います。

まず、ひつじさんに必要だと思われるのは、休息です。

忙しすぎて、疲れすぎて、傷つきすぎてしまっている心を休める時間を作って
みませんか?

今のひつじさんは、好きな彼と過ごす時間が心の休息の時間になっているよう
ですが、同時に、心を忙しくさせて傷つけてしまう時間にもなってしまってい
ますよね。

彼と過ごしたり、彼のことを考えること以外に、ひつじさんの心が安まるのは
、どんな時でしょうか?何をしている時でしょうか?

それを探してみましょう。

次に、いろんなことが一度にやってきてしまっているために、どこから手をつ
けていいのかわからない部分に目を向けてみましょう。

体調を回復させること、楽に外に出られるようになること、好きな彼と、友人
としていい関係を築くこと… 他にもあるかもしれません。

それらを一度に解決しようとすると、とても大変になってしまったりするので
、一つずつ取り組んでみることをお勧めします。

いろいろな問題がありますが、その中から一番ハードルの低そうな問題を選ぶ
としたら、どれになるでしょうか?

まずは、その一番ハードルの低い問題から取り組んでみませんか?

不思議なもので、いろいろある問題は、それぞれ別個の問題なのですが、どこ
かでつながっていたりします。
だから、一つの問題の状況がよくなると、自然と別の問題の状況もよくなって
いたりするんですよ。

それともう一つ大事なことは、「誰かの力を借りる」ということです。

1人では持ちきれない重い荷物を、他の誰かに一緒に持ってもらえると楽です
よね。

だけど、持ちきれないほどの重い荷物を誰かに持ってもらうのは、気が引けた
り勇気がいることだったりするかもしれません。
「そんなことできない」と思うかもしれませんが、そんなひつじさんの持って
いる荷物を「一緒に持ちたい」と思う人、「持たせてください」とお願いした
い人というのがいたりするんですよ。

本当にそんな人がいるのかどうか?どこにいるのか?誰なのか? 一緒に探し
てみませんか?

ひつじさんのご相談内容を拝見して、「ひつじさんの中にはたくさんの『禁止
』があるな」と感じました。

「休息」「自由」「自分自身を表現すること」「誰かに頼ること」「幸せ」…

こういったことを禁止してしまっていませんか?

これらの禁止の一つ一つを解いて、それを自分に許していくことができた分だ
け、状況は良くなっていくでしょう。

そのためには、まずは「どうしてそれらのものを自分に許せないのか?」「い
つから許せなくなったんだろうか?」「もう一度許すことはできるのだろうか
?」というところに興味を持ってみましょう。

ひょっとしたら、今は一歩踏み出すのもできないくらい疲れ過ぎているのかも
しれませんね。
今すぐでなくてもいいですから、無理をする必要はありませんから、まずは、
休息の時間を持つところから始めてみませんか?

最後に、休息についてですが、今の気持ちをお話することで、ネガティブな感
情を吐き出すというのも、心の休息のひとつです。

初回無料カウンセリングやボランティアカウンセリングなど、お気軽に使って
いただけるものがありますので、よかったら使ってみてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。