ゆかさん、はじめまして。 勇気を出してのご相談ありがとうございます。 お返事を担当させていただく成井です。 よろしくお願いします。「死にたい・・・」「人間辞めたい・・・」 その言葉を出す方も確かにとても辛いのですが、それを近くで聞くゆか さん自身もだんだんとしんどくなってきますよね? それは自分の好きな人だったらなお更です。 私達は誰でも、自分の好きな人の幸せそうな笑顔が見たかったり、元気 が姿が見たいですから・・・。 > こういう事を言われると、 > 私も悲しくなるし、辛いんです。どういう風に対応したらいいか分か りません。 そづですよね・・・。 どうしたらいいか分からなくなりますよね。 その人がゆかさんの前で「死にたい」と何度も言っているのを聞くと、 その人自身が苦しみから抜け出れないだけではなく、まるでゆかさんが その人のことを助けてあげられないような、そんな無力な感じってしま せんか? 「なんて自分には力がないんだろう。 どうして好きな人の心を一瞬でも軽くしてあげられることが出来ないん だろう・・・。」 こんな風に自分を責めてしまうことはないでしょうか? 好きな人が苦しんでいるのを見ると、相手の心の中に私が入る隙間なん てないのかな?と居場所の無いような、ゆかさん自身も1にんぼっちな 感覚って出てきませんか? 「死にたい・・・」と口癖のように言うあの人。 もしかしたら社会の中に自分の居場所が無いように感じているのかもし れません。 「会社辞めたい。人間辞めたい」というあの人。 もしかしたら、自分は世の中に何の役にも立っていないように感じてい るのかもしれません。 自分が居ても居なくても、世の中は無いも変わらないと感じるほど、自 分の価値をちっぽけに感じているのかもしれません。 ・・・でも、この感覚はゆかさんがその人の口から「死にたい」という 言葉が出てきたときに感じている感情と似ていませんか? 私達の感情は、実は”共鳴”しあうものなんです。 ゆかさんがその人と一緒にいるときに感じている感情。 それはまさしく、その人自身が感じている感情と同じなんです。 だから、この”感情レベル”では、ゆかさんは誰よりもあの人のことを 「理解してあげる」という事に関して成功しているんですよ。 「死にたい」って聞くたびに、ゆかさんがしんどくなることがあったと したら、その人に「ほんまにしんどいな~・・・」って伝えてあげてく ださい。 「辛いよね・・・」「苦しいよね・・・」って伝えてあげてください。 きっとその人の人生には、「死にたい・・・」という言葉を何度も聴い て居たたまれなくて周りから去っていった人は居るかもしれませんが、 このレベルで理解してくれる人はあまり居なかったのかもしれません。 「そんなことばかり言わずに、しっかりしろよ!」と励ましてくれり人 はいたかもしれないけれど、そのままのその人を受け止めてくれた人は あまり居なかったかもしれません。 だからいつも「自信満々!」の虚勢を張らないと、その人は自分自身を 守れないように感じるほど、いつも自分の居場所がなかったんですよ ね。 でもその自信過剰の仮面の下で、いつもおびえているあの人が居たんで す。 まずは、その人の感情に共鳴してしんどくなっているゆかさん自身の気 持ちをケアしていきませんか? 共鳴しているということは、ゆかさん自身も持っている感覚なんですよ ね。 でも、一緒にいて辛くなったり、居たたまれなくなってしまうほど、ゆ かさん自身も、普段自分のこの部分の気持ちが出てきたときには抑圧し てしまうことが多いようです。 ゆかさんが自分のこのしんどい気持ちをケアして楽になる分だけ、相手 のことももっと楽にサポートして上げれるゆかさんになりますよ! ゆかさん自身の今のいっぱいいっぱいの気持ちを吐き出せる場所を作っ て見てくださいね。 私達でよければ、ぜひお話を聞かせてください。 いつでもお待ちしています。 |