ねねこさん、こんにちは。高橋 大と申します。 ご相談ありがとうございます。> タイトルどおり、私は嘔吐恐怖症に苦しんでいます。 > 自分はおろか人のも絶対ダメです。 > お世話もしてあげられないし、片付けられてもしばらくはその場所も人も触れ >られません。とても歯がゆい思いをします。(4年間保育士をしていた間は子供 >に限り平気で世話ができました。) > そして、自分は自分でちょっとしたことが「吐くかも」という思考へつながっ >ていきます。食べ過ぎないよう気を使い、食事の時間にも気を使い、病気にも >過敏になっています。 とても、苦しい思いをされていらっしゃるんですね。 文章からでさえ、その辛さが伝わってきます。 ねねこさんの状況を好転させることのできるキッカケを差し上げられたら 嬉しく思います。 嘔吐に対して怖くなる原因や経緯は人それぞれだと思います。 身近によく吐く人がいたために、あるいは自分も、と思われる方もいますし、 汚物を見るのが死ぬほど嫌で怖いぐらいだ、という人もいらっしゃいます。 あるいはかつてねねこさんがとても苦しい吐き方をされたのかもしれません。 あと、自分の近くにいる人に吐かれて嫌な思いをされた、というのもあります。 原因には必ず結果があり、ねねこさんは今、嘔吐恐怖症という結果に苦しんで いらっしゃいますよね。どんな原因や経緯がねねこさんにあったのでしょうか? 正確な原因がわからないと的確なご助言ができませんが、あくまで一般論として お聞きくださいね。 嘔吐恐怖症の根本を占める感情は嫌悪感にあると思います。 人は体質によって吐きやすい人と吐きにくい人がいるのですが、後者の場合、 あまり経験をしていないので具体的にイメージできず、想像の中で嫌悪感が増幅 された結果、ものすごく怖くなるようなことがあります。 また、「吐く人」というものに対しての嫌悪感も強い要因になりえます。 そんな人に自分はなりたくない、とか、よく吐く人を嫌っていたとか・・・。 これは憶測に過ぎないのですが、子供の世話はできたということから、 「吐く大人」に対しての嫌悪感、それと同じ自分になりたくないという嫌悪感が ねねこさんの中におありなのかもしれませんね。 > 幸い親や彼氏も理解を示してくれ、かかりつけの胃腸科の先生もとても信頼で >きる方なので「大丈夫」な時間は増えています。自分でもアロマテラピーなど >リラックスした時間を持てるよう努力もしています。でも時々は自分ではどう >しようもない体のバイオリズムなどで気分の悪さを感じたりすると、震えたり >過呼吸を起こしたりで、大切な人に迷惑をかけてしまう。ほんとにつらいです。 > > どうしたらこの恐怖心をぬぐいされるのでしょう。 > 毎日気を張りながら生活していくのはもう嫌です。 > ゆくゆくは子供も生み育てたいですし・・・ > どうかアドバイスをよろしくお願いします。 緊張する時間が多くを占める日々の生活はとてもお辛いことでしょう。 そんな中、ねねこさんは周りの人々に恵まれていらっしゃるみたいですね。 文章を読んでいて、ねねこさんに対してとても知的な印象を受けました。 すごく、精神的な意味でも大人でいらっしゃるようなイメージです。 生活を築いていく上で自制することはとても大切なことですよね。 ただ、自分を律し続けるとリズムを崩した時に大変かもしれません。 時には自分に、そして周りの人に甘えることも必要だと思います。 もしもねねこさんが吐いてしまって周りの人たちに迷惑をかけてしまっても、 そんなねねこさんを周りの人たちは温かく受け入れてくれると思いますよ。 ねねこさんの周りにいる人たちは信頼できる人たちでしょう? その部分のコミュニケーションを、特にご両親や彼氏とされてみてはいかがで しょうか。 わからない部分の理解や解決のキッカケに、電話・面談カウンセリングを ぜひとも使ってみてくださいね。 ご相談ありがとうございました。 |